『ヘンリー八世』で金子大地が舞台初挑戦

in News(STAGE/MUSICAL), STAGE/MUSICAL · 2019/07/22

Tags: 吉田鋼太郎, 宮本裕, 山谷花純, 彩の国シェイクスピア・シリーズ第３５弾『ヘンリー八世』, 河内大和, 谷田歩, 金子大地, 阿部寛

2020年2月上演彩の国シェイクスピア・シリーズ第３５弾『ヘンリー八世』に、ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」で主演・安藤純役を演じるなど、注目の若手俳優・金子大地がクランマー役として出演することがわかった。金子大地は舞台初挑戦。
演出はドラマ「おっさんずラブ」でも金子と共演した吉田鋼太郎。

1998年のスタート以来、芸術監督蜷川幸雄のもとで、国内外に次々と話題作を発表してきたシェイクスピア全３７戯曲の完全上演を目指す彩の国シェイクスピア･シリーズは、2017年12月、シリーズ２代目芸術監督に俳優・吉田鋼太郎が就任。「アテネのタイモン」でシリーズが再開され、吉田演出の3作目となるシリーズ第35弾がこの歴史劇『ヘンリー八世』。

歴史劇には珍しく戦争の描写がなく、ヘンリー八世をめぐる英国王家のスキャンダルと、その裏に交錯する欲望と謀略、熾烈な地位争いを中心に、舞踏会や戴冠行列、エリザベス女王洗礼の祝賀など、ヘンリー八世時代の華やかな一面が物語に反映される。
人気作品と言われるが上演は少ないとされている。

今回は阿部寛が主演し、吉田鋼太郎、金子大地、宮本裕子、山谷花純、谷田歩、河内大和という実力派キャストが揃う。吉田鋼太郎演出の中、舞台初挑戦となる金子大地の演技に注目したい。

吉田鋼太郎コメント
金子大地とは「おっさんずラブ」というテレビドラマと、同じくその映画で一緒に仕事をしました。
沢山の手練れの競演者を相手に、まだ色々な意味で若くそして真っ直ぐな大地が孤軍奮闘する様子がとても瑞々しく、これから沢山の経験をして芸能、芸術のセンターに立つようになるのだろうな、と思いながら見ていました。
で、いよいよ初舞台という事で。しかもシェイクスピアという事で。
きっと多大なるプレッシャーと戦っているでしょう。
勿論大地の初舞台を演出する僕も多大な重責を感じています。
でも、おっさんずラブで戦っていた大地を僕は知っています。
必ず素晴らしい初舞台になると確信しています。
一緒に高い山に登りましょう。
来年、新しい舞台役者、シェイクスピア役者金子大地が誕生します。
乞うご期待です。

金子大地コメント
今作への出演が決まり、初舞台の扉を鋼太郎さんに開けていただけるということがすごく光栄で嬉しかったです。
今まで舞台を経験したことがなかったので、自分でもいつか舞台に立ちたいと思っていた中、「おっさんずラブ」でずっとご一緒してきた鋼太郎さんに演出していただけることが本当に嬉しいです。
鋼太郎さんに、「大地がこの役を演じてくれて良かった」と言っていただけるよう頑張ります。
阿部寛さん、吉田鋼太郎さんをはじめとする豪華なキャストの皆さんと共に素晴らしい作品にするべく精一杯全力で頑張りたいと思います。