アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公“アムロ・レイ”の物まね芸人でおなじみの若井おさむが座長を務める“劇団アニメ座”。彼らがDISH//の矢部昌暉をはじめとする人気俳優とタッグを組んだ本格派芝居公演の第三弾となる『劇団アニメ座ハイブリッド~舞台の鼓動は愛~』の公演が7月24日からスタート。 初日に先立ちゲネプロが行われた。
24日のゲネプロに出演したのは、若井おさむ、天津 向、桜 稲垣早希、R藤本、こりゃめでてーな伊藤、石井ことみ、ガーリィレコード。さらに、矢部昌暉(DISH//)、長江峻行、田中稔彦、寿里。
そのほか公演には、コロコロチキチキペッパーズ、ひょっこりはん、アイデンティティ、トレンディエンジェル、ジョイマン、しゅんしゅんクリニックPが日替わりで出演する。
今作の脚本と演出は若井おさむが、演出補として寿里が担当。まさに出演者一丸となって舞台が制作された。舞台は、今から1万年後の西暦12019年。歴史が繰り返され200年以上続く幕府の統治に反乱軍が、危険な秘密兵器を持っていると耳にした竹虎丸(矢部昌輝)は、仲間とともに反乱軍のアジトへと向かう。その最中、竹虎丸は自分の父親を殺した菊之丞(寿里)と出会ってしまう。激しい怒りを覚える竹虎丸と、そこで見つけた秘密兵器を使い、菊之丞との闘いに終止符を打とうとするが、次に目が覚めたときは、アニメキャラクターが次々と出現する世界だったのだ。
しかし、芸人とのコラボレーションでそのまま物語が進むはずがなく、アニメキャラクターと俳優陣との“そのアニメキャラクターが言わなそうなひと言”大喜利が始まったり、芸人が俳優陣にむちゃぶりを行い、田中稔彦がちびまる子ちゃんの花輪くんのモノマネを全力でさせられたりとその展開は奇想天外。それぞれがアニメのキャラクターになりきり演じる姿はオリジナリティに溢れている。かと思えば、シリアスな展開となり、俳優陣の圧倒される殺陣が繰り広げられ、会場の空気は一転。ただ笑わせるだけでなく、最後には感動さえ覚える物語は、さすがのひと言だ。
ゲネの後に開かれた会見で、向井は「殺陣をやったあとに、どや顔をしないように気をつけたい」と話し、矢部は「芝居とお笑いが混ざった、まさにハイブリットという舞台が出来上がったと思います。僕らが作り上げたお芝居の上で、芸人さんに暴れてもらいたい」と意気込みを話し、若井は「最高のメンバーでできたこの舞台は、みんなに見せ場があるのでそこを楽しんでもらいたいと思います」と締めた。
公演ごとに出演者が異なるからこそ、何度見ても新鮮に笑えて泣ける舞台になりそうだ。
『劇団アニメ座ハイブリッド 舞台の鼓動は愛』の公演は、7月24日から28日まで、CBGKシブゲキ.にて5日間、8公演上
演される。
【公演概要】
◆タイトル:劇団アニメ座ハイブリッド~舞台の鼓動は愛~
◆日程:2019年7月24日(水)~28日(日)
◆会場:CBGKシブゲキ!!(東京・渋谷)
◆出演者:
【俳優】:矢部昌暉(DISH//)・長江崚行・田中稔彦・寿里
【芸人】:若井おさむ、天津・向、桜 稲垣早希(①、④.⑧出演)、R藤本、こりゃめでてーな・伊藤広大(①②③⑧出演)、
石川ことみ(②③出演)、セブンbyセブン玉城(④.⑦出演)、ガーリィレコード
【日替わりゲスト】:コロコロチキチキペッパーズ、ひょっこりはん、アイデンティティ、トレンディエンジェル、ジョイマン、しゅんしゅんクリニック
P
◆料金:
ハイブリッドシート¥8,800-(税込) ※1列目・2列目確定+特典付き
全席指定一般 ¥6,000-(税込)
※当日券は500円増し。残席がある席種のみ販売予定。