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「映画を観たら舞台を観たくなり、舞台を観たら映画を観たくなる」東映ムビ×ステ 舞台『GOZEN-狂乱の剣-』上演中!!

2019年9月12日(木)東京・サンシャイン劇場にて、東映ムビ×ステ 舞台『GOZEN -狂乱の剣-』が開幕。初日に先駆けて囲み取材とゲネプロが行われた。
本作は、映画と舞台を完全連動させる東映の新プロジェクト【東映ムビ×ステ】の第1弾作品として、今年7月に公開された映画『GOZEN -純恋の剣-』からつながる舞台作品。
脚本・演出の毛利亘宏(少年社中)が、シェイクスピア「ハムレット」をモチーフに、人間描写を大切にしたリアルと舞台ならではのエンターテイメントを創りあげた。
公演は9月23日(金)までサンシャイン劇場にて、27日(金)~29日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。

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【囲み取材】

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望月八弥斗(もちづき・はやと)役 矢崎広
「東映ムビ×ステ」という新プロジェクトの第1弾ということで、お話をいただいた時点から僕自身とてもワクワク楽しみにしていました。7月に映画が公開し、いよいよ舞台が初日を迎えるということで「ついに来たな」という気持ちでいっぱいです。緊張もありますけれども、どんな風にお客様に観ていただけるのだろうという気持ちの方が大きいです。毛利さんからの台本を開いた時に「僕は最後まで駆け抜けられるだろうか?」と思うところもありましたし(笑)、ハードな稽古でしたが、ここにいるキャストの皆様始め、素敵なカンパニーに支えられながらここまでやってこれました。
映画を観たら舞台を観たくなり、舞台を観たら映画を観たくなる、そんな作品になったのではないかと思います。映画と舞台の連動企画は色々あると思いますが、『GOZEN』はまさに“ムビステ”というジャンルを確立したひとつの作品として、皆様にお届けできるものになったのではと思います。たくさんの方のお力を借りながら、たくさんの方に観ていただき、これからもどんどん進化していきたいと思っています。頑張っていきます!
映画が「純愛ストーリー」だとしたら、舞台は「超大作」になったと思います。僕は主軸を走らせてもらっていますが、いろんな関係性の軸があるので、僕が演じる望月八弥斗はそれぞれに全力でぶつかっていきます。どの関係性も見逃さずに観ていただけたら『GOZEN』の世界にどっぷり浸かれるのではないかと思います。
「令和」という時代の始まりにふさわしい作品になったのではないかと思います。僕らは汗をほとばしらせながら全力でメッセージをぶつけていきたいと思っています。大阪での大千穐楽まで駆け抜けていくので、応援の程、よろしくお願い致します。

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流狂四郎(ながれ・きょうしろう)役 元木聖也
この“ムビステ”は映画から始まり、去年の12月の寒い時期に映画の撮影が京都で始まり、かなり長い期間関わっている作品になります。映画の方では深く描かれていなかった人物が舞台の方ではより濃く、「この人はこんな風にしゃべるんだ」「こんな風に動くんだ」と分かる部分がたくさん描かれています。毛利さんの台本を読んだ時に、僕は「こんなに大きなスケールの舞台になったんだ!」というのが正直な感想でした。世界観がすごくて、そこにどんどん引き込まれていくようでした。殺陣のレベルも高く、皆さんがあっと驚くような展開もたくさんあるので、そこは期待して頂きたいです。個人的に、東映さんとは去年の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』からずっと関わらせていただいていますので、ルパパトのメンバーにも「ぜひとも観に来て、宣伝もお願いします!」と言ってあります。たぶん来てくれると思います(笑)。この作品に携われて本当に最高です。千穐楽まで怪我なきよう頑張っていきます!
一番の見どころは殺陣かなと思っています。激しい乱戦がたくさんありますし、一度だけでは目が足りないくらいに舞台上を駆け回っています。殺陣の熱量は映画では伝えられない部分が有ると思いますが、間近で感じ取れるのは舞台ならではの刀がぶつかる音や足音などをぜひとも聞いて欲しいです。映画では明かされなかったこともみどころになるので、是非、劇場に確認しに来てください。

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結城蔵人(ゆうき・くらんど)役 前山剛久
映画の撮影からだいぶ経ちましたが「もう初日なのか」と、あっという間に時間が過ぎたように感じています。台本を読んだ時は、僕も「えっ?!蔵人ってこんな感じなんだ!?」とビックリしました。他の役もそうですが、映画では考えられなかった台詞や立ち振る舞いがあるので、映画をご覧になった方は驚かれるかと思います。そして毛利さんの演出の元、すごく華やかになっているので、観る方が視覚も聴覚も満足できる作品だと思うので、そこを楽しんでいただけたら幸いです。
今は仮面を付けていませんが、舞台上では仮面をつけるので、呼吸困難に陥らないかと自分でも心配しています。(笑)そのくらい激しく出る度に戦っています! 最初の台詞が衝撃的です。「お」から始まる卑猥な言葉です。楽しみにしてもらえたら嬉しいです(笑)。

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小松原蓮十郎(こまつばら・れんじゅうろう)役 松村龍之介
映画から参加して、ここまでが本当にあっという間で、充実した日々でした。そう思えたのも共演者の皆様、スタッフの方々、そうそうたるメンバーが集まって、毎日刺激のある稽古を経て、自信を持って初日を迎えられていることを本当に嬉しく思います。個人的なところでは、僕が演じる蓮十郎の父と妹が舞台に出ますので、映画ではそこまで深く語られていなかった僕の家族に対する想いや、八弥斗との関係も舞台で紐解かれていくので、そこも映画とあわせて、それぞれのキャラクターの深いところを楽しんでいただけたらと思います。
衣裳が映画とは少し違う方もいらっしゃいますし、もしかしたら劇中に変わる人もいらっしゃるかもしれないので、ご注目いただければと思います。

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小松原奈奈(こまつばら・なな)役 若月佑美
私だけはこの場にいる中では唯一、映画には出演しない舞台だけのキャラクターを演じています。映画は儚くて切なくて、少し脆いところが素敵なヒロイン。舞台はちょっと強めというか、芯がしっかりある女性と、ヒロインといっても1つのキャラクターではない、映画と舞台それぞれのヒロインの違いを楽しんでいただければと思います。男性キャストの皆さんがたくさん戦っている中で、女性がどのように立ち回って、この作品に彩を添えていけるかが勝負だと思います。頑張ります!
ヒロインといえばキャラクターのぶれがなく真っ直ぐで正統なキャラクターが多い中、奈奈は様々な表情と色をお見せできるので、そこはがんばりたいと思います。世の中には色々な愛がありますが、この物語にも家族愛や恋愛、友情の愛などたくさんの愛がちりばめられています。その愛にみんなが狂っていく姿がとても美しいなと思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思っています。

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望月甲斐正(もちづき・かいのしょう)役 波岡一喜
私事ですが…と言っても子供ができたとか東映を買収するという話などではありません。(笑)先ほど毛利さんとも話していたのですが、我々ふたりがこういう豪勢なところでご一緒させてもらうということはとても嬉しいことだなと。というのは、もう21年前くらいの話になりますが、僕は早稲田大学演劇研究会、通称「劇研」の出身でして、僕が1年で入った時に4年先輩が毛利さんで「少年社中」という劇団が立ち上がる瞬間だったんです。その第一回公演の時に、僕は今回も出演されている井俣平良さんにピンスポット(ライト)を当てていました。その時代を思い出して、21年越しに毛利さんとこういう形でお仕事させていただけるのは「我々も出世したな」という気持ちです(笑)。「頑張ってきたらこういう風になれた」ということと「自分がこれだけ成長しました」ということで昔の先輩に恩返しできたらいいなと思って、今回は臨みたいと思います。
いろんな愛の形という話がでましたが、映画はBL的な匂いがあったりするのですが、この舞台では僕が演じる甲斐正は前山くんの演じる蔵人を事ある毎に呼んでいます。きっとこの話の中には、僕と蔵人の恋物語があるのではないかと…。ちゃんと見てもらえたら伝わると思います! 今回のテーマは僕と蔵人との“GOZENずラブ”です!

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脚本・演出 毛利亘宏
エンターテインメントを作っている東映さんが新たなジャンルに踏み出すところに、僕を選んでいただいて本当に光栄に思っています。映画は『平成仮面ライダー』シリーズの巨匠の石田監督。僕も脚本家として何度もご一緒させて頂いており、石田監督に胸を借りながら「舞台はここにありという」…言っちゃいけないのに…「映画に勝ちたい」…言っちゃった…という想いです!……というのは冗談で(笑)、映画と舞台、ふたつの作品が連動してより大きな大作になるというのは、クリエイター冥利に尽きますし、このダイナミズムをお客様に楽しんでいただけると非常に嬉しいなと思っています。両方観るとより面白い作品になっていますし、映画を観たお客様はビックリするような展開が待っていますし、この舞台を観てから現在配信中の映画を観ても楽しいと思います。ご期待くださいませ!
僕が演出家としてエンターテイメントとしてお客様を楽しませるすべてを投入しました。そして僕が矢崎と長く一緒にやってきて、矢崎の良さのすべてを八弥斗というキャラクターにいれようという思いもあります。これが僕が今できる集大成だろうなと思ってこのステージを作っています。

【ゲネプロ】

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府月藩・藩主の嫡男・望月八弥斗が修行の旅から戻ると父は急病で亡くなっていた。

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そして叔父の望月甲斐正が藩主となり、母(ALANE LIV)がその妻になっていた。

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ショックを受けた八弥斗を支えたのは、恋人の小松原奈奈だけだった。

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奈奈は兄・蓮十郎の反対にも関わらず八弥斗に寄り添ってくれた。

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場内に亡霊が出るという噂が失意の八弥斗の耳にはいる。
その亡霊が父であり、望月甲斐正に殺されたと聞いた八弥斗は復讐を誓う。

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だが甲斐正には【光と影】と呼ばれる最強の護衛がついていた。光は奈奈の兄・蓮十郎、

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影は異形侍・結城蔵人。

甲斐正は藩内の反対派・幕府の密偵などをあぶり出し抹殺するために御前試合を開催する。この機に乗じて八弥斗をも殺そうと狙っていたのだ。

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郷田半左衛門(井澤勇貴)など剣豪たちの“死合い”が始まった。

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八弥斗は不思議な剣士・流狂四郎と出会い、御前試合は思わぬ展開となっていく。
八弥斗は復讐を遂げることができるのか? その運命は如何に⁈

ハードな物語の中に、迫力ある殺陣とコメディ要素を盛り込んでスケールの大きな世界観を具現化。魅力あふれるキャラクターも見どころ。
公演は9月23日(金)までサンシャイン劇場にて、27日(金)~29日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。

東映ムビ×ステ
舞台「GOZEN -狂乱の剣-」
脚本・演出 毛利亘宏(少年社中)
出演 矢崎 広 元木聖也 前山剛久 松村龍之介 / 若月佑美
井澤勇貴 松本寛也 井俣太良 廿浦裕介 梅津瑞樹 上遠野太洸
AKANE LIV 山本 亨 波岡一喜

夛田将秀 星 賢太 堀 直人 宮尾 颯

ナレーション:立木文彦

会場・日程
東京:サンシャイン劇場
2019年9月12日(木)~9月23日(月・祝)
大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2019年9月27日(金)~9月29日(日)
チケット 全席指定 8,900円(税込)   ※未就学児入場不可
公演特設HP https://toei-movie-st.com/

【東映ムビ×ステ 舞台「GOZEN -狂乱の剣-」 Blu-ray/DVD発売決定!】
発売日:2020年2月5日(水)
Blu-ray 8,800円+税/・DVD 7,800円+税
https://www.toei-video.co.jp/special/toei-movie-st/
公演会場(9/12~23 サンシャイン劇場、9/27~29 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ)または東映ビデオオンラインショップにて受付期間中(9/12~10/31)、ご予約頂いたお客様へに限定特典として、スペシャルDVD1枚付き【DVD・Blu-ray共通】

【映画「GOZEN –純恋の剣-」特別先行配信中】
9/1日より映画「GOZEN -純恋の剣-」各配信サイトにての映像配信中
https://toei-movie-st.com/movie/vod.html
価格:1,600円(税込)
期間:9月1日~12月31日