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山本耕史、市川染五郎、尾上菊之丞、新納慎也、夢咲ねね出演で万葉集 meets ミュージカル『令和にそよぐ風 ~若き歌詠みの物語~』

東京国際フォーラム J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣
万葉集 meets ミュージカル
『令和にそよぐ風 ~若き歌詠みの物語~』

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【出 演】左から  新納慎也  夢咲ねね  山本耕史  市川染五郎  尾上菊之丞

2020年1月2日(木)~3日(金)東京国際フォーラム ホールB7にて『令和にそよぐ風 ~若き歌詠みの物語~』を上演する。
本公演は、東京国際フォーラム開館20周年事業として2017年に初開催した日本文化を紹介・体験するイベント「J-CULTURE FEST」のプログラムの一環で、2018年『源氏物語音楽絵巻』、2019年『すめらみことの物語』に続き、2020年令和初の新春は「令和」の出典となり注⽬が⾼まる『万葉集』を題材に、昔と今を結ぶ、 ⽇本⼈の原点が詰まった「こころのうた」に着⽬。⽇本特有のリズム・韻と、多様なメッセージが込められた物語を、⾳楽・舞踊・芝居、そして奈良・天平⽂化ならではの豪華にして⾊鮮やかな衣裳を融合させ、多層的に構成します。伝統芸能や宝塚、ミュージカルなど、気鋭の出演者を配した、JCF ならではの良質な和製ミュージカルショーを展開する。
山本耕史、市川染五郎、尾上菊之丞、新納慎也、夢咲ねねと、各界で活躍している豪華出演者によるお正月にふさわしい清々しい本作品にご期待ください。つきましては、御媒体にてお取り上げをご検討いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

<コメント>
山本耕史
万葉集を題材にした音楽劇で、脚本戸部和久さん、演出尾上菊之丞さんと歌舞伎界の方の作品なのですが、
ミュージカルの要素を融合すると伺い、どんな作品になるか興味があって出演させて頂くこととなりました。正直まだ
全くわからないのですが、市川染五郎君を僕が万葉集の世界に導く、人知を超えた存在という役なので、自分の
これまでの舞台経験そのものが求められていると思っています。
また、衣裳が当時の技法をできるだけ再現した本物の装束衣裳なので、それもお客様には楽しんでもらえるの
ではないでしょうか。
邦楽と洋楽、ミュージカルナンバーも予定していますし、歌も芝居も日本舞踊も歌舞伎もあり、気軽に楽しめる
2日間だけの特別な公演なので、ぜひ令和初のお正月は東京国際フォーラムにお越し下さい。

市川染五郎
和歌の歌詠みを志す青年を演じさせて頂きます。万葉集の世界に迷い込むという幻想的な設定ですが、あまり
古代を意識せず、歌に詠まれた人々の喜怒哀楽を現代に通じるものとして演じたいと思います。
山本耕史さん、新納慎也さん、夢咲ねねさんと、普段ご一緒することがないミュージカル界で活躍する先輩方との共演で、少し緊張しているのですが、演出の尾上菊之丞先生に全てお任せし、令和最初のお正月の公演が、
明るく清々しい舞台になればいいな、と思っています。

尾上菊之丞
令和の御代が幕を明けて初めて迎えるお正月に、新たな音楽劇を創造するチャンスを与えられたことに感謝と喜び
を感じます。ストレートプレイからミュージカル、歌舞伎と日本舞踊という彩り豊かな出演者の皆さんと共に、万葉集
の世界に挑みます。歌に語り、舞踊などの身体表現、邦楽に洋楽と伝統的な装束を合わせ、万葉のこころ、
日本の美しさを皆様にお伝えしたいと思っています。それぞれの世界でトップランナーとして活躍する皆が結集して、
どのような化学反応が起きるのか、楽しみでなりません。

<公演概要>
【公演名】万葉集meetsミュージカル『令和にそよぐ風 ~若き歌詠みの物語~』
【演出・振付】尾上菊之丞
【脚本】戸部和久
【音楽・ピアノ】大貫祐一郎
【邦楽アドバイザー】藤舎貴生
【装束衣装】井筒企画
【出 演】山本耕史、市川染五郎、尾上菊之丞、新納慎也、夢咲ねね
【日本舞踊】花柳喜衛文華、藤間京之助
【演奏】大貫祐一郎、吉井盛悟 他

【公演日程】2020年1月2日(木) 16:00開演  1月3日(金) 13:00開演/17:00開演
【会場】東京国際フォーラムホールB7
【チケット発売日】10月12日(土) 各プレイガイドにて取り扱い
【料金】6,000円(税込・全席指定)※未就学児入場不可
【チケットに関するお問い合わせ】キョードー東京 TEL0570-550-799
【J-CULTURE FESTオフィシャルサイト】 https://j-cf.jp
【主催】東京国際フォーラム
【後援】外務省、東京都、東京商工会議所、千代田区、公益財団法人東京観光財団
【企画制作】NHKエンタープライズ
【制作】井筒企画/井筒東京/オズエンタテイメント

<ストーリー>
初春。歌よみを志す青年がいた。
青年は、ありのままの心や、ありのままの美しさを詠んだ万葉の歌よみに心を寄せる。
青年の目には大宰府にほころぶ梅が浮かんだ。その梅が風に吹かれて舞うと、
どこからともなく老人が現れ、青年は誘われるままに万葉の世界へと旅に出る。
歌に詠まれた津々浦々、四季折々の万葉集の世界を巡りつつ、時に額田王のような王朝人に、
時には中大兄皇子に、柿本人麻呂に、そして防人など様々な歌人に出会い、万葉集の世界に触れて行く。
そこには私たちの心の源流があり、その流れは今を生きる若き歌よみの中に受け継がれている。