エリザベート 』『 モーツァルト! 』と日本でも絶大な人気を誇るウィーン発のミュージカルを生んだミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を担当、『 ストリート・オブ・ファイヤー 』の作曲者ジム・スタイマンが音楽を担当するヴァンパイア・ミュージカルの傑作『 ダンス オブ ヴァンパイア 』。
2006年帝国劇場初演以来、再演を重ねるヒット・ミュージカルが、4年ぶりに帝国劇場に登場。11月5日に幕を開けた。
セットも照明も一新し、いっそうスタイリッシュでセクシーでエネルギッシュになったヴァンパイアたちが、血湧き立たせるリズムと美しいメロディにのって、大迫力で迫り来る。帝国劇場も帝国劇城となって、あちこちにヴァンパイアの居城らしい飾り付けがされている。魅惑的なヴァンパイア体験は、11月27日まで。その後、名古屋・福岡・大阪にて上演。
【囲み会見】
東啓介 桜井玲香 石川禅 山口祐一郎 神田沙也加 相葉裕樹
山口:ずっと皆さんに愛され楽しんで頂いてきた作品だと思いますが、今回のキャストは今まで以上にエネルギッシュでチャーミングです。是非、劇場に足をお運び下さい。
神田:前回の4年前に続き出演します。出演前から大好きな作品で、前回もこの作品に出演するのが念願だったとお話ししたと思います。この4年の間に勉強させて頂いて、またこの大好きなヴァンパイアの世界に戻って来ることができて、音楽にも発見があったり、スタッフに再会できたり、時間を感じながらもやらせて頂けることを光栄に思っています。秋にぴったりの作品なので、お客さまにも楽しんで頂けるだろうと思っているので、楽しみです。
桜井:ついに明日から始まるので、ワクワクしています。今回が5度目の再演ということで、再演を待ちわびていらしたお客様もたくさんいらっしゃると思うので、一緒に楽しめたらいいなと思っています。
相葉:愛され続けている作品に、今回初めてアルフレート役で出演させて頂きます。明日どのようになるのか、体験していいないので、ワクワク・ドキドキしています。先輩方に支えて頂いて、大真面目にバカをやって、お客様と一緒に楽しめたらいいなと思っています。
東:僕はこの作品に初めて参加します。このアルフレート役に、このデカい身長の僕でいいのか?!と最初、思いました。そのギャップを活かして、このアルフレートという役を、1か月半位、稽古に励み、みなさんと作ってきました。今回は新しい試みがいくつか行われているので、そこも楽しみにして頂きたいですし、歌の力でこの世界観がまた改めて感じて頂いて、より愛されるように精進していきます。
石川:愛されてきました。2006年から愛されてきました。長いですね。今回、舞台装置が一新しました。重厚感のある芸術作品かな。素晴らしい装置に変わりました。一度、ご覧になられた方も新たな感動を味わえると思います。私も大変です!体力的には相当なアップダウンがあります。それは、見てのお楽しみです。
山口:このキャストのパワーとエネルギーと真摯な態度…見かけによりませんけれど(笑)…本当にまじめで、どうしてそんなにマジメにお稽古するんだろうと思うくらいに…本当にみかけによりませんけれど(笑)…本当に魅力的なチャーミングな作品になるんじゃないかと思っています。
石川:島村抱月さんが「芸術性と大衆性の両方を持ち合わせていると名作になります」という意味の言葉をおっしゃっています。この「ダンス オヴ ヴァンパイア」は芸術性と大衆性の両方をしっかりと持ち合わせた名作だと思います。
【ゲネプロ】
ヴァンパイアを研究するアヴロンシウス教授と助手のアルフレートが、ヴァンパイアの故郷として知られるトランシルヴァニアの宿にやって来た。
アルフレートは宿屋の娘サラに一目惚れ。
だが、アルフレートの他にもサラを求める存在があった。
それは、クロロック伯爵。
アヴロンシウス教授は伯爵に立ち向かう。さぁ、勝つのはどちらだ?!
『 ダンス オブ ヴァンパイア 』
http://www.tohostage.com/vampire/
東京公演:帝国劇場
2019年11月5日(火)~11月27日(水)
名古屋・御園座
2019年12月15日(日)~12月21日(土)
福岡・博多座
2020年1月1日(水)~1月7日(金)
大阪公演:梅田芸術劇場 メインホール
2020年1月13日(月)~1月20日(月)