世界中で大ヒット上演中の話題の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』(ソニア・フリードマン&コリン・カレンダー&ハリー・ポッター・シアター・プロダクションによる製作)が2022年夏、 日本人キャストで上演される。
ロンドン、 ニューヨークなどでロングラン中の本公演が、 アジア圏で上演されるのは初めて。 英語以外での上演は、 今年3月にドイツで開幕するドイツ語版に次ぐ2つ目となる。
TBS開局70周年を記念して上演される本舞台は、 『ビリー・エリオット』、 『メリー・ポピンズ』の日本語版を手掛けてきたホリプロが制作を担当し、 TBS赤坂ACTシアター(東京、 赤坂)で2022年夏より上演される。
これに先立ちTBS赤坂ACTシアターは、 2021年より大規模な改修を開始し、 ハリー・ポッター専用劇場として生まれ変わる。 上演期間は無制限のロングラン形式となる。
イギリスの作家J.K.ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ(全7巻)は、 今もなお世界中の大人から子供まで、 幅広い年齢層に愛される大ベストセラー。 今回の舞台版は、 J.K.ローリング、 ジャック・ソーン、 ジョン・ティファニーの3人が考案し、 ジャック・ソーンが戯曲を書き上げたもの。 演出を手掛けるのはミュージカル『ワンス』でトニー賞の最優秀演出家賞に輝いたジョン・ティファニー。 本作は、 これまでにイギリス国内において24の名だたる演劇賞を総ナメにし、 最高峰であるローレンス・オリヴィエ賞では史上最多の9部門を獲得。 アメリカでも25の演劇賞を獲得、 最高の名誉であるトニー賞では、 最優秀作品賞と最優秀演出家賞を含む6部門を獲得した。
舞台版は、 小説の最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』の19年後を描いた物語で、 『ハリー・ポッター』関連のコンテンツとして初の舞台作品となる。 この「ハリー・ポッター 8番目の物語」は『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』として出版されており、 書店で購入が可能だ。 本作は、 一つの物語を一部と二部に分けて上演。 同日の昼と夜で観ることも、 連続した2日間で分けて観ることも可能だ。
日本人キャスト版は、 ロンドン、 ニューヨーク、 メルボルン、 サンフランシスコ、 ハンブルク(2020年春開幕)、 トロント(2020年秋開幕)に次ぐ、 世界で7番目の上演となる。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のクリエイティブスタッフは、 振付&ステージングにスティーヴン・ホゲット、 装置にクリスティーン・ジョーンズ、 衣裳にカトリーナ・リンゼイ、 音楽&編曲にイモジェン・ヒープ、 照明にニール・オースティン、 音響にギャレス・フライ、 イリュージョン&マジックにジェイミー・ハリソン、 音楽監督&編曲にマーティン・ローが名前を連ねる。
<あらすじ>
魔法界の英雄ハリー・ポッターも、 今や3人の子を持つ父親になり、 魔法省の役人として働き詰めの生活を送っている。 ハリーが今もなお自分の過去の呪縛と日々格闘する一方で、 次男のアルバスは、 “ハリー・ポッターの息子”であることの重圧に押しつぶされそうになっている。 現在と過去の時制が不気味に交錯するなか、 暗黒の世界はいまだ存在するという受け入れがたい事実を、 父と子は知ることとなる…。
【公演概要】
TBS&HORIPRO present
J.K. Rowling’s
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
<クリエイティブスタッフ>
ステージング:スティーヴン・ホジェット
装置:クリスティン・ジョーンズ
衣装:カトリーナ・リンゼイ
音楽&編曲:イモジェン・ヒープ
照明:ニール・オースティン
音響:ギャレス・フライ
イリュージョン:ジェーミー・ハリソン
音楽監督&編曲:マーティン・ロー
<東京公演>
期間:2022年夏
会場:TBS赤坂ACTシアター
▼公演詳細
公式HP: https://www.harrypottertheplay.com/
ホリプロステージ: https://horipro-stage.jp/stage/harrypotter/