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新作歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」石川真澄によるビジュアル完成

大ヒット映画、有名ロックバンドなどの浮世絵で大反響を呼んだ気鋭の画家石川真澄が手がけた赤坂大歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』のビジュアルが完成した。

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2008年9月、十八代目中村勘三郎の“芸能の街・赤坂で歌舞伎を!”という一言から始まった「赤坂大歌舞伎」。今回、約3年ぶりに上演されるのは、歌舞伎台本とは違う『怪談 牡丹燈籠』。中村獅童、中村勘九郎、中村七之助という豪華な出演者で2020年5月に赤坂ACTシアターで上演される。

ビジュアルを手掛けるのは、2015年映画『STAR WARS』浮世絵「星間大戦絵巻」で世間の大反響を呼んだ気鋭の画家、石川真澄。
約3ヵ月の製作期間を経て「怪談 牡丹燈籠」の浮世絵が完成した。

石川真澄

画家:石川真澄コメント
日本三大幽霊の一人、お露で有名な「怪談 牡丹燈籠」。タイトルに「怪談」とついていますが、その要素は全体の一部の描写にすぎず、物語本来のテーマは、やはり「人間の業」でしょう。

今回のビジュアルは、象徴としてのお露に、人間のもつ業の深さ、怖さを込めて制作しました。手に持つ団扇の柄は、美しいお露の霊を牡丹に見立てているのと同時に、美しい花に引き寄せられる蝿も、惑わす方の牡丹もまた業である、という意味合いも含めています。

「幽霊より、人間の方が恐ろしい」・・・一見、幽霊として描かれたお露の絵から、そんなイメージを感じて取っていただけたら幸いです。

【公演概要】
赤坂大歌舞伎 怪談 牡丹燈籠
日程:2020年5月5日(火・祝)~5月24日(日)
会場:TBS赤坂ACTシアター

CAST
中村獅童、中村勘九郎、中村七之助、山口馬木也、木場勝己 ほか

STAFF
原作:三遊亭圓朝
脚本・演出:源孝志

料金:S席13,500円 A席8,000円 B席4,000円 (全席指定・税込)
お問合せ: サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12時~18時)
公式HP: https://www.tbs.co.jp/act/event/ookabuki2020/
主催:TBS/松竹株式会社/BS-TBS /TBSラジオ 企画協力:ファーンウッド/ファーンウッド21
製作:松竹株式会社

【これまでの赤坂歌舞伎★舞台映像】