世界的ダンスパフォーマンスグループ【s**t kingz(シットキングス)】(通称シッキン)が、全世界同時配信の無観客ライブストリーミングダンスショーを、6月13日(土)に開催。日本をはじめ、オーストラリア、中国、スペイン、アメリカなど、全12か国・地域で視聴された。
コロナ禍による外出自粛期間中、自身のYouTubeチャンネルにて継続的にダンスを通して“おうち時間”を楽しめる企画を発信し続けてきたs**t kingz。
このライブストリーミングショーで、久々に4人がそろい、喜び溢れる、エモーショナルな振付と演出を披露。オンラインであることを忘れるほどの臨場感と感動を届けた。
【ライブレポート】
メンバーの日本語と英語によるオープニングMCから、Oguriの画面越しに行われたコールアンドレスポンスの後、「START!」という掛け声で扉が開き、60分一発勝負のライブストリーミングダンスショーがスタートした。
Oguriが向かった先は、自宅を再現した部屋の一部。ドリンクを片手に音楽に合わせて踊る様子は、まさにプライベート空間に一緒にいるかのように思わせるソロパフォーマンスをたっぷり披露。突然電話が鳴り、話を終えたOguriはダンス動画を撮影しメールで送信した。そのメールを受け取ったshojiは、同じく部屋を再現したステージの一角でキレのあるダンスを踊る。この自粛期間中にメンバーがそれぞれの自宅でリモート会議を重ねながら、ダンスの映像制作をしていた様子を再現したパフォーマンスとなる。会場の四隅でメンバーの自宅を模した空間が現れ、さらに 4つに分割された画面のようなセットと演出で、メンバー4人があたかもZoomでミーティングをしているというシーン。メンバーがそれぞれの振付のことを喧々諤々と話していて、手話ならぬダンスランゲージでの息ぴったりのパフォーマンスを披露。そのうちに「え?自粛が終わったの?」というきっかけから、4人が集まって踊る様子は、自粛から解き放たれ、4人そろって踊れることがとても楽しそうな姿が見れ、なんとも胸が熱くなった。ムービングのカメラワークはもちろん、定点カメラを活用した映像ならではの演出とそのストーリー展開に、リアルタイムで観ているファンから「さすが!」「生とは思えない!」「映像でこれを表現するとは!」の声など、コメント欄は大盛り上がり。
その後 “オラオラダンス”をふんだんに散りばめられたshoji、鏡を使った妖艶なkazukiによるソロパフォーマンスの後、雰囲気もガラリと一変、先日シッキンのオフィシャルYouTubeチャンネルにて、浅はかなドラマ“浅ドラ”として5日間連続配信された「僕らのYeah!!」の登場人物である、シッキンが扮する「セガ家」が現れた。リアクションが薄めの父(Oguri)、何かとやりすぎてしまう母(shoji)、2人の子供とは思えない程の背の高さを誇る小4の息子(NOPPO)、ほぼ人間の犬(kazuki)が、軽快に繰り広げるダンス×芝居のパートへ。
息子の宿題で「ソーシャルディスタンスって何?」を説明すべく、母がコミカルなダンスを披露。s**t kingzならではの、日本語と英語で表現したユーモアセンスが存分に発揮されたダンスコントパートとなった。
視聴者がツイッターのハッシュタグ「#NAMAHOSHOW」投稿で参加する企画も展開していた。「YouTube上で人気がある2つのパフォーマンスのどちらを踊ってほしい?」と、その場で投票してもらうというものだ。その結果、2018年の舞台「The Library」のBlu-rayの特典映像として収録されている、1時間で振付を作って踊れるか?という、無茶ぶりサプライズ企画で課題曲となった「どんぐりころころ」のオリジナルRemixを披露。課題曲なだけあり、難易度の高いテンポ、EDMやお祭り曲調など目まぐるしく変わる曲構成などにキレキレのダンスを振り付けたファンにも人気のナンバーが選ばれた。
ラストスパートは、このショーのために作られた、メンバーそれぞれのオリジナリティが溢れる“ダンス祭り”へ。NOPPOのポータブルオーディオプレイヤーをつかった軽快なソロ、NOPPOとOguriによる椅子を使ったメロウなナンバー、shojiとkazukiによる視聴者を自然と躍らせるようなダンス、そして最後は4人そろっての「ANOTOBI」と2018年の公演「The Library」からテーマソングの「3s」が披露された。
フィナーレは、「今この世界ではたくさんの事が起きていて、苦しい状況を生きている方もたくさんいると思います。それでも、皆さんや、僕たちが開ける扉のその先に、明るい未来が待っている事を僕らは信じています。」というメッセージと共に、彼らのオリジナル絵本「あの扉、気になるけど」の中に収録されている、「beautiful」という、希望を感じさせるポジティブなパフォーマンスで、ラストを迎えた。
前後左右ぐるりと360度、さらに上から下までくるっと360度と、縦横無人に映し出された“720度映像”での配信は、生のライブでは見る事のできない“目線”を体験でき、彼らの表現力と相まって、未知なる世界に誘われたパフォーマンスであった。
尚、本ダンスショーは、6/16(火)20時までアーカイブ映像が有料で視聴可能。リアルタイムで視聴出来た方はもちろん、生配信を見逃した方もこの72時間の間であればいつでも購入できるので、何度でもシットキングスのパフォーマンスを楽しむ事が出来る。
また、ライブ最後には、次回のライブストリーミングダンスショーが8月29日(土)に開催されることも発表された。次回はどんなダンスで全世界の視聴者を楽しませてくれるのか、常にダンスエンターテイメントの可能性に挑戦し続けている4人の戦いに期待が高まる。
s**t kingzコメント
s**t kingz初の生配信ダンスショーが終了しました!
カメラの先にいるお客様を想像したら、舞台とはまた違う高揚感を感じ、新しい感覚でパフォーマンスをすることができました。
次回のダンスショーに向けて、更にワクワクする作品を作っていきたいと思います!
この苦しい時代を少しでも明るくする存在になれるよう、s**t kingzはこれからも全力でダンスを通して世界にエンターテインメントを発信していきたいと思います。
『s**t kingz presents NAMA! HO! SHOW! -Live streaming dance show-“ 』
【日時】6月13日(土)20:00~21:00 ライブストリーミング配信
【出演/演出/振付/構成】s**t kingz(シットキングス)
【チケット情報】 https://shitkingz.zaiko.io/e/namahoshow
・アーカイブ購入期限:ライブ配信終了〜6/16(火) 20:00まで 「ZAIKO」にて販売中
(ライブ配信チケットをご購入の方も6/16(火) 20:00 までアーカイブをご視聴頂けます。)
・料金:2000円(税込)
【主催】株式会社アミューズ/株式会社 S KAKERU
【問い合わせ】info@skakeru.co.jp ※受付時間:平日10:00〜18:00
【イベント情報掲載ページ】https://shitkingz.jp/shows/namahoshow/
次回ライブストリーミングダンスショーの開催概要
【タイトル】Live Streaming Dance Show vol.2(仮)
【出演者】 s**t kingz(シットキングス)
【日時】 2020年8月29日(土)
※チケット発売などの、詳細は公式HP、SNSにて随時公開予定。