Open Close

「まちがいなく抱腹絶倒のコメディ」宇宙Six 江田剛・山本亮太・原嘉孝出演舞台「トムとディックとハリー」取材会及び公開ゲネプロ

ジャニーズJr.内のユニット宇宙Sixの江田剛、山本亮太、原嘉孝が出演する舞台「トムとディックとハリー」が、7月11日(土)に東京・サンシャイン劇場にて幕を開けた。
10日(金)には初日を控えた3人の取材会と公開ゲネプロが行われた。
東京公演は7月19日まで、サンシャイン劇場にて。8月5日には大阪・サンケイホールブリーゼ。

【トムとディックとハリー】取材会_撮影:御堂義乗

舞台「トムとディックとハリー」は、イギリスの笑劇(ファルス)王、レイ・クーニーと、息子のマイケル・クーニーが初めて共作して生み出した戯曲。

話の舞台となるのは、養子を迎えるための面接を控えたトム(江田剛)とリンダ(能條愛未)夫妻の自宅。
そこにトムの弟のディック(山本亮太)と末の弟のハリー(原嘉孝)がやってきて、次から次へと騒動が巻き起こる。

膨大なセリフをタイミングを逃さず放つ江田は、役柄のトム同様に物語の展開を取り仕切る。だがちょい悪だけど優しい心根のディック、良かれと思ってやればやるほど迷惑をかけてしまうおとぼけハリーに、観客もトム同様に振り回されて、ユーモラスでスリリング!ハラハラ・ドキドキ、時間を忘れる2時間弱となった。

【トムとディックとハリー】取材会_撮影:御堂義乗★CCBB4106

【取材会】
―今のお気持ちは?
原:こうやってステージに立つのは何か月ぶり?去年が有難いことに舞台続きだったので、緊張はしますけれど、良い緊張だったのですが、これだけ期間が空くとなんだか恐怖というか…
江田:なんだかドキドキ…
原:セリフをとばしたらどうしようとか、夢とかみるよね。
山本:昨日、ほんとに見たよ!
原:そんな状況で今日、やらせていただきます。(笑)

―セリフは大丈夫ですか?
原:セリフ量でいうと、今回は江田ちゃんが…
山本:江田ちゃんが1分しか(舞台から)はけてないんです。
原:普段はそんなにしゃべるキャラじゃないんで…
江田:今回はたくさんおしゃべりさせていただいています。緊張してないというと嘘になりますが、楽しんでいただけたらと思っています。
山本:僕は正直、ダメだと思っています。本当に久しぶりすぎて、僕たち、こう見えてもフワフワしているんです。
江田:ミスしても周りがカバーしあえるかなと。
原:今回、宇宙Sixがすごく仲良くなったので、いい機会を与えてもらったと思います。

-今日、松本くんは?
原:今日は見に来ます。でもメンバーとはいえ部外者なので、楽屋には来させません。(笑)
山本:僕たちはめちゃめちゃ(仲が)いいからね、と言ってるんで、見てもらえればと思います。

―それを聞いて、松本くんは何と?
原:彼は結構サバサバしていますね。
江田:「そうなんだ、ふ~ん」みたいな。
山本:でも見てもらえれば、うらやましいなと思ってもらえると思います。

―抱腹絶倒のコメディとのことですが…
山本:間違いないです!
原:稽古中から言っていたのですが、観客が江田ちゃん目線でこの物語を見ていきますから、江田ちゃんによって見え方が変わるので、「ちゃんと頑張らないとね」とプレッシャーを与えています。(笑)

―テンポも速いですか?
三人:めちゃめちゃ早いです。
江田:テンポも大事にしつつ、聞かせるとこはしっかり聞かせて、緩急ある面白い作品に仕上がっています!
原:面白い先輩の俳優さんもたくさんいらっしゃいます。やっぱり上手くて。一言で笑わせる力がある。
山本:助けられています。
江田:原ちゃんが今回は一番意外なキャラかもしれません。こんなに可愛い原ちゃんは見たことがない…という。
原:ほんと?
江田:年下感がちゃんと出ていて、ちゃんと作ってきたよね。

―意気込みをお願いします。
原:久しぶりに舞台に立たせていただける喜びを感じています。カーテンコールのリハを先ほどしていて、こみ上げてくるものを感じました。何か月も舞台に立たないとこんなになるんですね。ファンの方が来てくださったときには、感動が何倍にもなるんじゃないかと今からワクワクしています。がんばります。
山本:これを機会に、ジャニーズ事務所の宇宙Sixはコメディをやらせたら宇宙一面白いんだと思わせられるような作品の第一歩になるような気がしています。三人でできるのが嬉しくて幸せです。最後までかけぬけられるかは、自分たち次第ですが、がんばります。
江田:こういう時期ですが、愛情にあふれて幸せたっぷりなキャラクターたちがいっぱいでてくるので、この舞台を観ているひと時だけでも楽しいなと笑顔になってもらえる作品になっています。カンパニー一同全力で突っ走っていきます。

舞台「トムとディックとハリー」
2020年7月11日(土)~19日(日)東京都 サンシャイン劇場
2020年8月5日(水)大阪府 サンケイホールブリーゼ
作:レイ&マイケル・クーニー
演出:中屋敷法仁
翻訳:小田島恒志
出演:江田剛、山本亮太、原嘉孝 / 能條愛未、市川しんぺー、福本伸一、坂口理恵、筒井俊作、原田樹里
公式HP :https://stage.parco.jp/program/tomdickharry