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亀梨和也が5年ぶりの舞台出演『迷子の時間』-「語る室」2020-

PARCO劇場オープニング・シリーズとして上演が予定されていた前川知大の作品が 『迷子の時間』-「語る室」2020- に決まり、その主演に、5年ぶりの舞台出演となる亀梨和也が決定した。
唯一無二とも言える世界観を持つ劇作家・演出家の前川知大と蜷川幸雄演出の『靑い種子は太陽の中ある』以来の舞台となる亀梨和也が、新生PARCO劇場のオープニング・シリーズで、全く新しい世界を拓くこととなる。

迷子の時間_亀梨和也さん撮りおろし写真

読売演劇大賞、芸術選奨新人賞、鶴屋南北賞をはじめ、演劇界の各賞を受賞し、近年では「太陽」や「散歩する侵略者」などの作品が次々と映画化されるなど、まさに日本を代表するクリエイターの前川知大と、15年の蜷川幸雄演出の音楽劇『靑い種子は太陽のなかにある』以来、5年ぶりの舞台出演となる亀梨和也がタッグを組む。

作品は、2015年に前川自身が主宰する劇団イキウメで上演された「語る室」をベースに、深遠さを増した独自のSF 的な世界観から、今を生きる意味を私たちに問いかけてくるSFミステリー。亀梨は失踪した子供の叔父で、奇妙な幻覚に悩む警察官を演じる。

【前川知大 コメント】
この公演の幕が開く11月に、社会がどういう状況になっているかは、誰にも分かりません。いま上演発表はすべきなのか、迷いました。PARCO劇場、亀梨さんと相談し、だったら迷ったまま発表してしまおうと決めました。迷ったまま、私たちは準備を進めています。迷っているからこそ、日々変わる状況に臨機応変に対応できることがあると信じます。

舞台は、神隠しにあった子供をめぐる SF ミステリー「語る室」(2015年)を、亀梨さんと一緒に「迷子の時間」として 語りなおそうと思います。ある田舎町の交番前で、なぜかバーベキューの準備をしているとぼけた警察官がいます。 神隠し事件の関係者が集まって語り合ううちに、いつの間にか異界が口を開けている…。

その警察官を亀梨さんにお願いしました。どう変わっていくのか楽しみです。

【亀梨和也 コメント】
蜷川さんとご一緒させて頂いて以来の5年ぶりの舞台で、初めてのPARCO劇場。また、オープニングの一年に参加させて頂けること、本当にありがたく感じています。
そして、初めてのストレートプレイ。昨年、このお話を頂いた時、嬉しさと同時に、初めてだらけの環境に正直不安もありました。日々、世の中の状況が変化していく中、みんなで話し合いを重ね、今という時間を柔軟にとらえ、さまざまな   決断、出来る準備を進めていきたいと思います。
今だから、今しかできない時間を、前川さんをはじめ、キャスト、スタッフのみんなでしっかり積み上げていきたいです。
みなさんにお知らせをさせて頂くタイミングを日々話し合ってきました。本当に難しい世の中ですが、気持ちが繋がれるもの、今共有させて頂けるものを。その想いで発表させて頂きました。

【公演概要】
公演名称  : 『迷子の時間』 -「語る室」2020-
作・演出  : 前川知大
出 演  : 亀梨和也 ほか

企画・製作 : パルコ

【東京公演】

公演期間  : 11月公演予定
会 場  : PARCO劇場

お問い合わせ : パルコステージ 03-3477-5858
公式サイト : https://stage.parco.jp/

ほか大阪公演の予定あり