舞台『魔法使いの嫁 老いた竜と猫の国』開幕！

ヤマザキコレによる大人気コミックス『魔法使いの嫁』の舞台化第2弾『魔法使いの嫁 老いた竜と猫の国』が１０月１７日（土）に紀伊國屋ホール（東京・新宿）で幕を開けた。前日１６日に行われた記者発表とゲネプロの模様をお伝えする。
東京公演は10月25日（日）まで、大阪公演は11月7日（土）~8日（日）。10月24日（土）には生配信（アーカイブあり）が予定されている。

2014年の連載スタートと同時に話題となり、 2015年には数々の漫画賞を受賞。 2017年のテレビアニメーション化でその人気を不動のものとしたヤマザキコレによる異類婚姻幻想譚『魔法使いの嫁』。 アニメ『魔法使いの嫁』で脚本を手掛けた高羽彩の脚本・演出により、 2019年10月にあうるすぽっとにて初の舞台化が実現、大好評を得た。
今作では原作コミックスの冒頭から「猫の国」編までにあたる物語を、 演劇として丁寧に紡ぐ。

前作に続き、本作でも同じ 高羽彩の脚本・演出、 羽鳥チセ役に工藤遥、 エリアス・エインズワース役で神農直隆、シルキー役で広川碧、 ミハイル・レンフレッド役で結城洋平が出演する。新たにアリス・スウェーン役で齋藤明里、 カルタフィルス役で櫻井圭登、リンデル役で三上俊、 アンジェリカ・バーレイ役で西丸優子。 そしてマシュー役を伊藤裕一、 ミナ役を元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の愛原実花が演じる。

【記者発表】

高羽彩 （脚本・演出）愛原実花　工藤遥　 神農直隆　伊藤裕一

工藤遥　：有難いことに昨年の作品をたくさんの方がご覧になっていただき評価してくださったお陰で今回の上演があると思います。そんな大事な瞬間にたちあえること、チセを演じられることもまず有難い、光栄だという気持ちなので、プレッシャーは稽古を重ねるにつれ徐々に沸いてきたかなと思います。（エリアスの顔が変わったことで）見えやすくなり、昨年から共演しているので私たち自身の距離も近くなったので、逆に知り過ぎてはいけないとわざと壁を作ってやっています。

神農直隆：昨年との違いは、僕の目線からはあまり変わらないのですが、客観的に昨年とは顔が変わりました。高羽さんと話し合い、人間の表情がどこまで見えていいのか、僕の中の顔が頭骨のような感じでいいのか、エリアスの中の心の動きを表現したらいいのか、稽古場で毎日考え試行錯誤してきました。

愛原実花：原作やアニメがあり、ファンがいらっしゃるので、原作の世界観を大事に意識してやってきました。初演も大成功だと聞いていたのでプレッシャーもありましたが、この時期でもあり、今までないようなスタッフ・キャストの団結力のようなものを感じて、なんとか頑張ることができました。千秋楽まで走り続けていけたらと思っています。
初演を観に来た原作ファンの弟は、エリアスのクォリティの高さをとても喜んでいました。再演については、サブタイトルに「老いた竜と猫の国」とついたので、ファンの方もそうだと思いますが、「この場面を再現するかな？」というワクワクが膨らんでいたようで質問をたくさんされました。きっと観てくれると思います。

伊藤雄一：猫好きで飼っています。本作に出てくる猫の国があったら移住したいと思うくらいで。今作の見どころはたくさんありますが、やはり工藤さん神農さんのふたりの話です。工藤さんは目の芝居が、神農さんは声がすごく魅力的です。相手役の愛原さんと稽古場でいろいろ相談しながら作りましたので、僕たちのシーンも注目して頂けたらと思っています。

高羽彩：原作はただただ綺麗で夢のある世界観ではなく、この世界の残酷さ、自然の厳しさなども同等の価値観の中に描かれていると思っています。なので、舞台上に美しいもの、人を傷つけないものだけをあげるのではなく、良い面悪い面を合わせ持ってこの世界なのだと、あえて美しくし過ぎない優しくしすぎずに脚本演出をまとめました。

【ゲネプロ】

帰る場所のない羽鳥チセ（工藤遥）を エリアス（神農直隆）が競売で高値で落札。

チセを弟子にし、将来は嫁にすると宣言して自宅へと連れて帰った。

そこで出会う人たちと関わるうちに、チセはエリアスを少しずつ知っていく。

そしてふたりは旅にでる。

訪ねたのは竜の国。

そして猫の国へ。

チセはどう困難に立ち向かい、解決していくのか。
舞台という限られて空間に、原作の世界観描く細やかな工夫にも注目してほしい。

舞台「魔法使いの嫁～老いた竜と猫の国～」
■原作　ヤマザキコレ『魔法使いの嫁』（ブレイドコミックス刊）
■脚本・演出　高羽彩
■出演
工藤遥　神農直隆
広川碧　結城洋平　齋藤明里　櫻井圭登　五十嵐愛　大上のの　七瀬彰斗
／三上俊　西丸優子／伊藤裕一　愛原実花

■東京公演：紀伊國屋ホール　10月17日（土）~25日（日）
■大阪公演：サンケイホールブリーゼ　11月7日（土）～8日（日）

通常：8,800円（税込）、 特典付きチケット：12,000円（税込）、 U-20チケット：4,400円（税込）
特典付き生配信チケット：3,800円（税込）
*来場者全員にポストカードプレゼント（10種、 ランダム）

■生配信
10月24日（土）18時30分の回
チケット発売開始：10月１日（木）10時
チケット販売：特典映像付き　3,800円（税込）
生配信チケット特典：出演者による座談会の映像、 キャストからの見所など盛りだくさん！！
配信チケット販売サイト： https://eplus.jp/mahoyome/st/

■公式HP： https://mahoyome-stage.jp　　　■公式Twitter：‎@mahoyome_stage
■制作：WIT STUDIO、 MMJ　　■主催：舞台「魔法使いの嫁」製作委員会

配信チケットに関するお問い合わせ：エニー
配信/視聴方法に関するお問いせ：イープラスサポートサイト　　 https://eplus.jp/streamingplus-userguide/
公演に関するお問い合わせ ：メディアミックス・ジャパン 03-6804-5456(平日12時～18時)