3月29日(月)より東京グローブ座で幕を開ける森新太郎演出、道枝駿佑単独初主演舞台『Romeo and juliet-ロミオとジュリエット-』のフォトコール&取材会が、3月28日に行われた。
ロミオ役の道枝駿佑にとっては単独初主演舞台、ジュリエット役の茅島みずきは初舞台という10代の二人。
フォトコールでは、数場面の公開ながら、フレッシュな二人を、多彩な演技派俳優陣が囲み、森新太郎のシンプルな舞台デザインが想像力を刺激する熱いステージを見せた。
茅島みずき インタビュー
【フォトコール】フォトコールでしっかり披露されたのは、有名なバルコニーの場面。
下にロミオ(道枝)が居ることを知らずに、ロミオへの恋心を独白してしまうジュリエット(茅島)。
さわやかさはいっぱいなのに、よく通る声が印象的。
ジュリエットからは恋に堕ちた衝撃とトキメキ、ロミオの「本当の恋とはこうだったのか!」という驚きと熱が、まっすぐに伝わってきた。やはり名場面!!
でも、その先にあるのは、悲劇。
登場人物たちと一緒に、心を大きく揺さぶられそうです。
ところが、お芝居が終わった後は、楽しいカーテンコールが待っていました。
全キャストが踊ります。目が幾つあっても足りないほど、楽しい場面です。
【取材会】
フォトセッションに登場した 茅島みずき 道枝駿佑 演出の森新太郎
茅島はなにわ男子主演ドラマ『メンズ校』にも出演し、道枝とは旧知の仲。
道枝が本作での茅島との再会について「本読みで久しぶりに会った時には、ドラマで共演した時よりとは大人っぽくなっていて、雰囲気ががらっと変わっていた。でも変わらず抜けていらして、天然」と、茅島の意外な一面を暴くと、森からも茅島からも「天然なのはそちら」と声が上がった。
こちらもフォトセッションからの1枚
「僕は天然じゃなく、ポンコツなだけで」と、道枝。
道枝は「稽古は毎日、緊張した。森さんには厳しくされた」とも語ったが、その森は「最近はちゃんと話せるようになりましたが、最初は宇宙人と話しているのかと(笑)。どんなに厳しく言っても(ワントーン高い声で)「ありがとうございます!」と言うんです。最近は慣れましたけど」と、最初は戸惑ったことを明かした。
さらに、道枝は「森さんからは細すぎるから筋トレをするように言われて、今もしています、 小瀧くんから一日五食食べて、筋トレをするようにアドバイスをもらってやったら、最初の日に、胃がびっくりしちゃって(食べたものを)戻したので、自分のスタイルでゆっくりやることにしました」。現在も努力中とのことで体重も2-3キロはふえたそうだ。
台詞の多い本作への出演について、メンバーで心配してくれたのは、(西畑)大吾君だとも明かし「心配を覆せるように頑張りたい」と意気込みも見せた。
茅島は「森さんが稽古をたくさんしてくださって、声もでるようになり、感情も込められるようになってきたので、この調子で千秋楽までがんばっていきたい」「森さんには一を聞いて十を教えてもらった」とも。
森も「二人とも10代で、最初は緊張し、壊れ物扱うように大事にやらねばと思っていたが、初日から怒鳴り声でいつものようにやりました。でも二人とも根性あるので。よくここまでついてきたなと思います」と若い才能をほめていた。
公演は4月18日まで東京グローブ座。その後大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて4月21日(水)~25日(日)に上演。
『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』
演出:森新太郎
出演:道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.) 茅島みずき
宮崎秋人 森田甘路 小柳 心 坂本慶介
栗原英雄 太田緑ロランス 高橋克明 鈴木崇乃
冨永 竜 久留飛雄己 天野勝仁 和田慶史朗
平田敦子 花王おさむ 斉藤 暁
東京公演:3月29日(月)~4月18日(日) 東京グローブ座
料 金 :S席:9,000円 A席:8,000円 B席:6,000円(全席指定・税込)
お問い合わせ :東京グローブ座 03-3366-4020
大阪公演:4月21日(水)~4月25日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
料 金 :9,000円(全席指定・税込)
チケット発売日 :2021年3月14日(日)
お問い合わせ :キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00 ※日祝休業)
公式サイト :https://www.romeoandjuliet2021.jp