新橋演舞場『滝沢歌舞伎 ZERO 2021』が、4月8日に初日を迎えるにあたり、前日7日に舞台稽古を公開。出演するSnow Man 岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が揃って初日前会見をおこなった。 (公演は5月16日まで)
佐久間大介 深澤辰哉 阿部亮平 宮舘涼太
向井康二 ラウール 岩本照、目黒蓮 渡辺翔太
2006 年に誕生した『滝沢演舞城』が、2019 年に『滝沢歌舞伎 ZERO』の名で Snow Man に受け継がれた人気公演。昨年は映画「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」にもなり、興行収入 20 億円を超す大ヒットを記録。今回が2 年ぶりの劇場公演となる。
【公開稽古】
主演は、Snow Man 岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、 宮舘涼太、佐久間大介。
演出を手がけるのは、昨年映画監督にも初挑戦した滝沢秀明。そして、五関晃一(A.B.C-Z)が振付を担当するとともに、岩本照が振付に初挑戦している。
一幕はレビューのように華やかなオープング「ひらりと桜」。これまでのピンクではなく青の衣装になったのは「今、最前線で闘っていらっしゃる医療従事者の皆様への感謝とエールを込めて、「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」からの変更」だ。
フライイングやアクロバットを交えた歌と踊り、腹筋太鼓と、勇ましく圧倒的なエネルギーを放つステージを連続で。「滝沢歌舞伎」として披露したのは、「桜の舞」「五右衛門ZERO」。歌舞伎ならではの雅やかさと雄々しさを存分にみせる。そして、噴水や雨降る舞台で舞う9人の姿を焼き付けて、30分の休憩へ。
二幕は和の芝居をじっくり見せる鼠小僧の物語「満月に散る鼠小僧~残した夢は『笑いあり、涙なし』~」を披露。
ゴージャスな歌とダンス、光の芸術的なエンディングへ。IMPACTors 佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我が出演し、見ごたえ十分のステージを披露した。(公演時間は一幕約70分、二幕約50分)
【初日前会見】
青い衣装で笑顔いっぱいで登場した9人。
まず岩本から「このような状況ではありますが、無事に初日を迎えられることを楽しみにしています。客席にお客さんが入ったら、今の想像をはるかに超えることになるんじゃないか」と期待あふれる挨拶。
和の芝居では、目黒が「女形を演じた二人(阿部、佐久間)が、すごく綺麗」と発言。ラウールからの「どっちがタイプ?」という突っ込みには「阿部ちゃんです」と踊りの相方を即答。「きれいな顔しているな」という目黒の感想に、阿部は恥ずかしそうな表情を見せていた。
腹筋太鼓では、深沢だけが腹筋ではなく股が痛くなっていたそうで、深澤は「岩本さんに昨日、コツを教えていただいた。これまで間違ってやっていたよう…」と話すと、向井から「何年やっとんねん!」渡辺から「深澤くんの腹筋初演です!」と声があがり、会場は大きな笑いに包まれた。
岩本が「デビューさせていただいてから1発目の舞台が、この『滝沢歌舞伎ZERO』で本当にありがたいなと思います。舞台はお客さんがいて始まるということをみんなで感じられると思うので、一公演一公演大切に、こんなご時世ですが、皆さん楽しみに、お気を付けて劇場まで足を運んでいただけたら」と感謝を込めた挨拶で会見を終えた。
『滝沢歌舞伎ZERO 2021』
4月8日(木)~5月16日(日) 新橋演舞場
6月2日(水)~27日(日) 御園座
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/takizawakabuki-zero-2021_enbujo/
Eternal Producer:ジャニー喜多川
演出:滝沢秀明
出演:Snow man
岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介
IMPACTors
佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我