5月に帝劇にて開幕を控えるミュージカル『レ・ミゼラブル』の新プリンシパルキャストの扮装写真が完成。コメントと共に紹介する。
前回、前々回にコゼット役として出演していた生田絵梨花は、今回はエポニーヌ役と役替わりでの出演。「いろんな方々からイメージがわかなくて、すごく驚いたと言われた」と明かし、「コゼットだったことは忘れてもらうくらいにエポニーヌとして地に足を踏みしめることができたらと思っています」と意欲も新たに。
「マリウス役が念願だった」と語る竹内將人。「大先輩方に囲まれて演じることにプレッシャーを感じながらも、興奮が上回っております」と思わず笑顔に。衣装を身につけて「観も心も引き締まっております。衣装に着られないように、稽古に励んでいきたいと思います」
コゼット役の加藤梨里香は「あこがれの、目標としていた『レ・ミゼラブル』という作品にコゼット役で出演させて頂けることが本当に幸せで嬉しく思います。お稽古は刺激と学びと発見にあふれていて、お稽古をすればするほど、作品への愛が高まるのを実感しております」
敷村珠夕(コゼット役)は「歴史ある偉大な作品にコゼット役として挑戦できること、本当に光栄に思っております。コゼットとしての責任を果たせますよう、精一杯つとめて参ります」
六角精児はテナルディエ役。「ミュージカルで本格的に舞台に立って歌うのは初体験。『レ・ミゼラブル』にも初参加です。まだ稽古中で、乗り越えなければならない壁や山が、まだたくさんそびえ立っています。それを乗り越えて、自分がどういう風なところにいくのか。自分自身に対して楽しみがあります」と心の内を明かす。稽古場の様子を「皆さん、本当に真剣に、これほどまでに気を抜くことなく臨んでいる舞台の稽古は初めてです。ですから、面白くないはずがありません!」と稽古場で作品の素晴らしさを実感しているようだ。
「いつかは『レ・ミゼラブル』の舞台に立ちたいと自分だけで言っていたら、とうとうチャンスが巡ってきました」とにこやかに語ったマダム・テナルディエ役の樹里咲穂。衣装を着て「寄せて上げている」と笑いつつ、「動きのイメージが自然に出てきて、面白い。稽古に活かせます。気分がさらに高まりました」と手ごたえを感じているようだ。「底辺に生きる人間の強さと貪欲さをお見せできたら」とベテランらしい意気込みを聞かせてくれた。
アンジョルラス役の木内健人は「お稽古場から自分のできることを全部出し切っていきたい」と意欲溢れるコメントをくれた。
公演はプレビュー公演2021年5月21日(金)~5月24日(月)を経て、5月25日(火)に本初日を迎える。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』
■原作:ヴィクトル・ユゴー
■作:アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク
■作詞:ハーバート・クレッツマー
■オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
■演出:ローレンス・コナー、ジェームズ・パウエル
■翻訳:酒井洋子
■訳詞:岩谷時子
■キャスト
ジャン・バルジャン:福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀
ジャベール:川口竜也、上原理生、伊礼彼方
ファンテーヌ:知念里奈、濱田めぐみ、二宮愛、和音美桜
エポニーヌ:唯月ふうか、屋比久知奈、生田絵梨花★
マリウス:内藤大希、三浦宏規、竹内將人★
コゼット:熊谷彩春、加藤梨里香★、敷村珠夕★
テナルディエ:駒田一、橋本じゅん、斎藤 司、六角精児
マダム・テナルディエ:森公美子、谷口ゆうな、樹里咲穂★
アンジョルラス:相葉裕樹、小野田龍之介、木内健人★
★…初出演 (生田絵梨花は2017年2019年のコゼット役からの役替わり)
アンサンブルキャストを含めた詳細は https://www.tohostage.com/lesmiserables/
■公演日程
東京・帝国劇場2021年5月25日(火)本初日~7月26日(月)千秋楽
*プレビュー公演2021年5月21日(金)~5月24日(月)
*全国ツター公演2021年8月~10月 福岡・大阪・松本
公式HP: https://www.tohostage.com/lesmiserables/