松崎祐介(ふぉ～ゆ～)主演、寺西拓人出演舞台「流星セブン」取材会

in Report(STAGE/MUSICAL), STAGE/MUSICAL · 2021/05/27

5月27日の東京公演の初日に先駆け、松崎祐介(ふぉ～ゆ～)主演、寺西拓人らが出演する舞台「流星セブン～暁の操り人～」フォトコール・取材会が26日に行われた。

寺西拓人　松崎祐介

新感覚の時代劇・舞台「流星セブン～暁の操り人～」では、本屋を営む男の、裏の顔は悪を憎み、人の心を操る人形師という主人公・蔦屋重三郎を、ふぉ～ゆ～の松崎祐介が演じ、彼を訪ねて来る歌舞伎の大スター・大谷鬼次をジャニーズJr.を卒業したばかりの寺西拓人が演じる。

プレスコールでは、蔦屋演じる松崎が語り手として登場。

自らの仲間たちを紹介。操り人形を操るように、彼らは人を操つり、困った人たちを助けていた。

その仲間とは…

「おやじ」と呼ばれる平賀源内（なだぎ武）

絵で人を魅了する喜多川歌麿（大海将一郎）

人形を使い戦う武闘派、通称「ごんべえ」の唐犬権兵衛（橋本全一）

蔦屋を人形師に誘った浅見凛（壱城あずさ）

ある日、歌舞伎の大スター、大谷鬼次（寺西拓人）が蔦屋を訪ねてきた。彼は、なんと「俺を殺してくれないか」となんとも物騒な依頼をした。さて、鬼次にはどんな事情があるのやら…。蔦屋たちはそれをどう解決するのか…。

【取材会】登壇したのは、松崎祐介と寺西拓人。

残念ながら大阪公演が中止となり、東京公演のみ上演となってしまった本公演。ふたりは登場すると、まずその無念さと、東京公演ができる感謝を口に。続いて、作品についての話へ…。

時代劇に初挑戦することについては、松崎が「立ち振る舞いや、普段使わない言葉がいっぱい出てくるので、蔦屋という役を通して僕自身も成長できたらいいなと思っています」
さらに「僕はこれまで刀を持つ殺陣が多かったのですが、今回は素手や蹴ったりするのが多くて、相葉雅紀くんとキックボクシングに行っていたこともあったので」と手ごたえを話すと、寺西が「相葉くんの話も出たし、ここは使ってもらえるね」と突っ込みを入れた。

寺西は「僕も時代劇は初めてなのですが、またちょっと違う時代劇というか、エンタメ要素が強い時代劇です。劇中劇があって、そこでちょっと女形的な部分があって衣装も変わります。初めての経験で、歌舞伎の女形の動画を見て勉強しました。服装だけでメイクなどはできないのですが、せっかくやるならとことんやってみたいなという気持ちが強まりました」。この作品では踊りもあるのだが「現代でいえばダンサーのような。ショーアップされたところもあり、時代劇だからという概念を捨てて見てもらいたい」見せ場も多い芝居となりそうだ。

ジャニーズJr.を卒業したことについて、寺西は「僕が何をしているのか、あまり知らない地元の友達から（ニュースを聞いて）辞めたの？と心配してメールをくれたので、そういう風に思われない活躍をみせたいと思いました」と率直に話し「素敵な先輩方がたくさんいて、デビューしてない先輩、ふぉ～ゆ～もそうですし、そういういろんな人たちが集まることの素晴らしさがあると思うので、後輩ながら、みんなが集まって、ジャニーズ公演ではないですが、お芝居に特化した何かができたらいいな」と夢も語った。

最後はファンへ向けて、松崎は「辛い時代ですが、それを笑いに変えたい。なにも考えず楽しんで頂けたら幸いです。メッセージ性もあるので、そこもくみ取って頂いて、仕事頑張ろうという勇気になって頂ければ表現者として最高です。劇場でお待ちしています」。
寺西は「劇場に来るのも難しい時代なので、劇場に来て下さったお客様が後悔しないような作品にしたいと思っています。元気を与えられるような舞台にしたい。そして、僕はこんなに髪の毛が長いんです。これが見られるのは今だけ。ランガ―寺西が劇場でお待ちしております」と笑顔で締めくくった。

舞台「流星セブン～暁の操り人～」

【スタッフ】
脚本：米山和仁
演出：伊勢直弘
原案・監修・総合プロデュース：黒谷通生
【キャスト】
出演：
蔦屋重三郎役松崎祐介(ふぉ～ゆ～)
大谷鬼次役寺西拓人
平賀源内役なだぎ武
山城長明役株元英彰
唐犬権兵衛役橋本全一
喜多川歌麿役大海将一郎
・
浅見凛役壱城あずさ
・
平手造酒役吉田メタル

大岡忠相役石坂勇

―ツメ人形衆ー
田沼ジョージ林宏樹長田健一石倉和樹須貝汐梨篠原孝文

【公演日程】
★大阪公演 2021年5月21日(金)～22日(土)　クールジャパンパーク大阪 WW ホール（公演中止）
★東京公演 2021年5月27日(木)～30日(日)　渋谷区文化総合センター大和田さくらホール
チケット料金 9,500円（全席指定・税込）※未就学児入場不可。