彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールにて、天才作曲家ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームスと彼らを愛し、支えたクララ・シューマンの物語を本格的な演奏と朗読で構成するストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』が再演される。クララ役は、初演にも出演した水夏希と、初出演となる伊波杏樹。シューマンとブラームスの2役を演じるのは、佐賀龍彦と渡辺大輔。
この作品は世界的に有名なドイツの2人の天才作曲家ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームスと彼らを愛し、支えたクララ・シューマンの物語を、読売日本交響楽団のチェリスト渡部玄一が、優れた俳優による朗読と日本トップクラスの演奏者による演奏とで構成した、かつてないスタイルの公演。
初演の昨年12月の東京公演での大きな反響と高い評価を得て、再演が決定。今回は人気と実力を兼ね備えたキャスト陣2組による上演となる。
クララ役には初演に引き続き、再度クララ役に挑戦する元宝塚男役トップスターの水夏希、声優としての活躍をはじめ、数々のミュージカル、舞台において瑞々しい存在感を放つ伊波杏樹。
またシューマンとブラームスの2役を演じますのは、ヴォーカルグループ LE VELVETS のメンバーとして、またミュージカル等で実力を発揮している佐賀龍彦と、と数々の舞台・映像と幅広い活躍をみせる渡辺大輔。
出演者コメント
<水夏希>
クララ・シューマンの物語に再び出会います。素晴らしい生演奏と共に新しいパートナーと新鮮な気持
ちで取り組みたいと思います。初演の時とは全く違う世の中ではありますが、変わらない物は何一つ
ありません。全ては時と共に生まれ変わっていく。変わらない過去の出来事、歴史に残された素晴ら
しい音楽。その解釈さえも時代と共に変わっていく物だと思いますので、新たな発見と共に、今 live で
上演できる瞬間を大切に、物語を紡いでいきたいと思います。お楽しみに。
<佐賀龍彦>
シューマンとブラームスを演じます。同じ時代、同じ時間を多く過ごした2人の作曲家は、全くといって
いいほどに違う曲調の作品を残しました。そしてその2人に深く関わったのが天才ピアノ奏者クララ。3
人の、音楽と恋慕と苦悩の物語。今回の朗読と音楽の融合は、互いがより輪郭を持って皆さんに届く
のではないかと思います。新しい彩りに心を染めに、是非おいでください。
<伊波杏樹>
本作、『クララ-愛の物語-』 にてクララ役で出演させて頂きます、伊波杏樹です。演奏者の皆様、そし
てキャスト 2 名で紡がれていく音楽朗読劇ということで、魅了する素晴らしい演奏に気持ちを委ね、愛
を信じ、歩き続けた彼女と、彼との生い立ちを、しっかりと演じ、届けたいと感じています。その場所へ
響き渡る〝音〟と〝言葉〟たち、立体感のある素敵な作品に仕上げていきたいと思いますので皆様
是非よろしくお願い致します!
<渡辺大輔>
この素敵な作品に携わる事ができ、なおかつ実在した人物を演じられる事に幸せを感じています。
素敵な物語に加え、ソプラノ、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ 4 名の奏者によって奏でられるシューマンと
ブラームスの数々の名曲との融合で、どのような化学反応が起きるのか心の底から楽しみです。いま
世の中が大変な時期ではありますが、皆様の貴重な時間をお借りして素晴らしい時を過ごせればと
思っております。
ストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』
【作・演出】
渡部玄一(読売日本交響楽団)
【出演】
◇出演
水夏希/佐賀龍彦(LE VELVETS)
伊波杏樹/渡辺大輔
◇演奏
岡田愛(ソプラノ)
枝並千花(ヴァイオリン)
渡部玄一(チェロ)
島田彩乃(ピアノ)
【会場】
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
7月14日(水) 14:00開演(A チーム)/18:00開演(A チーム)
7月15日(木) 14:00開演(B チーム)/18:00開演(B チーム)
*A チーム(クララ役:伊波杏樹/シューマン・ブラームス役:渡辺大輔)
*B チーム(クララ役:水夏希/シューマン・ブラームス役:佐賀龍彦)
【HP】 http://www.tokyo-eg.com/ (東京アンサンブルギルド HP)
【一般発売】 2021年6月26日(土)AM10:00
【チケット料金】 S 席7,500円(税込)/ A 席5,500円(税込)