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明日開幕!ナイスコンプレックス『12人の怒れる男』東京公演

役者達がセリフでバトルする白熱の法廷劇、劇団ナイスコンプレックス プロデュース公演 第6弾『12人の怒れる男』が、大阪公演を終えて、8月12日(木)から東京公演の幕が開く。
東京公演初日に先立ち、11日(水)にゲネプロが公開された。(舞台写真はAチーム。撮影:鏡田伸幸)

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テレビドラマとして生まれ、映画・舞台となったサスペンス作品で、密室劇の金字塔として高く評価され、誕生から70年近く経つ現在でも上演されつづけている名作舞台。
劇団ナイスコンプレックス(ナイコン)では2018年から毎年上演され、今年で4シーズン目となった。

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ある殺人事件の陪審員の12名が、それぞれの人生も浮き彫りにしながら、熱い激論が交わして判決結果にたどり着くまでの物語。

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ある少年による殺人事件の陪審員として集められた12人の男たち。判決には全員の同意が必要で、証拠は圧倒的に少年の有罪を示しており、すぐにも判決が出ると思われたのだが、陪審員の一人の男が異議を唱えたことから、議論が白熱していく。

誰かが発言する度に、証拠がひとつ検証される度に、12人の心は動き、心証は揺らぐ。12人の育った環境や価値観、偏見がどんどん明らかになり、それがまた証拠の検証に役立っていく。

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そして、事件は次第に別の様相を呈してくる…。

推理もののスリリングさと、コロナ禍の今となってはなつかしさも感じる論争の面白さ、素晴らしさ…何度見ても面白い演劇の真髄を堪能して欲しい。

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【キャストを代表して、東京初日コメント】

【陪審員10号役◆足立英昭】
東公演を迎え、色んな感情があります。ですがやっぱり「嬉しい」が一番に来てしまいますね。
大阪公演では劇団、共演者、お客様、沢山の方にご迷惑とご心配をおかけしました。
それでもこうして東京公演に立たせて頂ける事は本当に光栄で、感謝の気持ちでいっぱいです。

個人的にナイコン12人は4年連続4回目の出演です。なんか甲子園みたいですね笑
ですが、それほど僕にとって、当たり前ではない、目指すべき場所の一つに成りつつあります。
去年に引き続きのこの状況。色んな方の色んな注目の仕方があると思います。
その中で、それぞれの形で、毎年最高を更新し続けるナイスコンプレックスでの12人の怒れる男を応援して頂ければと思います。

【陪審員11号◆和泉宗兵】
大阪公演を無事終えこうして東京公演初日を迎えられたことに喜びを感じてます。
そして喜びだけではない様々な感情も芽生えています。

僕たちの仕事は演劇作品をお客様にお届けし楽しんでもらうこと。
その為に出来得る限りの努力を重ね本日を迎えました。

陪審員室で起きるワンシチュエーション密室劇。
物語の始まりと終わりではまるで別の景色のように感じると思います。

演出キムラさんの演劇愛を感じていただきたい。
ナイスコンプレックス2021年版『12人の怒れる男』を沢山の方に観ていただきたい。

感染症対策の為の客席半減でチケットの手配が厳しい回もございますが、公演の配信もございます。
是非、何とぞ、よろしくお願い致します。

【陪審員12号◆畑中智行】
無事に東京公演初日を迎えられたこと、本当に嬉しく思っています。
今回初めて参加させていただいたのですが、とても気持ちの良い現場です。
常々、俳優に必要なことは「演技力以上に人間力」だと思っているのですが、今公演のメンバーは、みんな人間力の塊です(笑)。
個性豊かなキャストが、今回の「12人の怒れる男」の魅力につながっていると思います。
強い手ごたえを感じた大阪公演からチームも一新し、また面白い2チームの組み合わせが出来上がりました。
「12人の怒れる男」は、一つの事件を通して12人の陪審員の人間性が露呈し、変化していきます。
僕も、高校生の時に見た一つ演劇作品に衝撃を受け、人生が大きく変わりました。
一つの演劇作品が、観客に大きな変化を与えることがあります。
この作品を通して、皆様の生活に潤いと、良い変化をもたらせたらと思います。

【主宰・演出/守衛役◆キムラ真】
他にあまり類を見ない「本番終わってまた稽古して再び本番」。
それをナイコン12人は毎回行なっております。
先週大阪での公演を終えて、チームをMIXさせて再び稽古をしていよいよ東京公演です。

「お客様に観て頂く本番」と「稽古」では、その効果は全然違います。
稽古10回でも得られない発見が本番にはあります。
あと、よく本番終わってから「あーしとけば良かったなー」とか言う人もいますよね?
何を言いたいかと言うと、
【ナイコン12人の東京公演は物凄い到達点になる】という事です。

昨年で実証済み。今年はその効果をより良く。

今、コロナ禍が一番数字的に見て末期になっているのかもしれません。ですが、昨年ほどパニックになっていません。決して慣れた訳じゃない。舐めてもいない。
「僕らは経験してきた」
誰を信じていいか、何が真実なのか、どれが効果的なのか、何もかもが分からなかった昨年。
それでも必死に対応対策して、この1年演劇を上演し続けてきました。

この1年は絶対忘れません。

ナイスコンプレックスが今「芝居が大好きな」みなさんを楽しませる事が出来る1番の演目が始まります。
コロナ禍だからこそこの贅沢すぎるキャスト陣が揃ったのかもしれません。僕は忘れません。日本一を目指します。

ライバルは、先週大阪で上演していた自分たちです。

芝居がご飯より好きなすべての人へ

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【公演概要】
劇団ナイスコンプレックス プロデュース #6 舞台『12人の怒れる男』
大阪:2021年7月30日(金)〜8月1日(日)大阪市立芸術創造館  ※終了
東京:2021年8月12日(木)〜8月15日(日)赤坂RED/THEATER
【キャスト】

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Aチーム
東拓海、篠原麟太郎、上杉祥三、藤原祐規、山本誠大、松本寛也、桑野晃輔、濱仲太、赤眞秀輝、室たつき、
和泉宗兵、畑中智行、キムラ真

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Bチーム
菊地浩輔、登野城佑真、上杉祥三、横井翔二郎、堀田怜央、片山浩憲、糠信泰州、池下重大、ジジ・ぶぅ、
足立英昭、竹下健人、ナカヤマムブ、篠原麟太郎
【公式サイト】 http://naikon.jp/next.html
【スタッフ】
原作:レジナルド・ローズ
脚色・演出:キムラ真、音楽作曲:橋本啓一
主催・企画制作:ナイスコンプレックス
【チケット】
★Nシート(前方指定席/特典付き)料金:10,000円  ★一般指定席料金: 6,500円
東京大阪共通。 税込・前売当日共通