ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』が、大阪・梅田芸術劇場にて本日9月13日(月)12時30分の回に幕を開けた。
カーテンコールでは、堂本光一、井上芳雄、音月桂、上白石萌音がお客様へ挨拶。スタンディングオベーションが止まない初日となった。
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9月7日(火)からの開幕が予定されていたが、舞台スタッフに新型コロナ陽性者が出たため、この日、13日が初日となった本公演。
待望の初日のカーテンコールで、堂本光一が「初日という日が今日ということになってしまいましたけれど、こうして無事に幕があけられたことを、まず皆さんに感謝したいと思います。もちろん、初日から中止になってしまった公演、その期間を楽しみにしていらっしゃった方々がいらっしゃると思います。お見せできなかった方々には本当に残念ですけれども、こうして今僕らがステージに立っていること、ジョン・ケアード、芳雄くんをはじめとして素晴らしいキャストとステージに立てることを嬉しく思っています」と挨拶をはじめた。
ここで井上芳雄のヘッドマイクが音を拾わないために、光一がまるでキスをねだるような姿勢で自分の左頬にあるヘッドマイクを井上に貸したので、会場は大爆笑。
井上が光一のヘッドマイクのある側に立ち位置を移し、光一の背に手をまわして光一のヘッドマイクを借りて「ありがとうございます、皆さん。別にイチャイチャしたかったわけではありません」と話し始めると、また爆笑に。
汗でマイクが使えなくなってしまったと言い訳をする二人の様子に沸く客席に、井上が「近寄りたいとか、そういうのではないんで」と言えば、光一も「そういうのではないんで」。
気を取り直して井上が「本番はなんて楽しいんだろうと。そしてオープニングも感動しました」と話しだすも「でもこの体勢で何を言っても…」と話す声もかき消されてしまうほどの拍手が起こる。そんな中でも井上は「たくさんの方に感謝します。思うように公演ができないカンパニーもたくさんありますけれど、今日一日、無事に過ごすことだけを考えて積み重ねていければいいと思っているよね、光一くんもね」と言うと、光一も「思っています」と答え、公演できる喜びと感謝をあふれさせた。
音月桂は「こうして劇場に立って、皆様と同じ時間を共有するのはこんな幸せなことだったんだと、今日、改めて感じました。客席、客席に来ることが叶わなくてもそれぞれの場所から熱いエールを寄せてくださる皆さま全員、そして、先日萌音も言っておりましたが、元祖脱力系騎士の光一さんと芳雄さんみんなで、大好きなこのカンパニーと一緒にこの瞬間を迎えられて本当に幸せでした。私たちが表現できる場所をこれからも全力で守って行きたいと思います」と感謝を伝えた。
上白石萌音が「昨日初めて全員がマスクを外して通し稽古をして、全員の顔が全部見られるのはこんなに嬉しいんだと改めて思いました」と挨拶を始めると、光一が「稽古でマスクすると誰かわからなくて、舞台稽古でメイクして稽古すると、また余計誰だかわからなくなる。メイクを完璧にしてマスク外すと、また誰だかわからなくなる」と言って、またまた大爆笑となった。
上白石は「今日、拍手の音ってこんなに幸せな音だったのだと思いました。まだ大変な時期ですが、こういうことがあったから気付けたこともあって、悪いことばかりじゃないとおもったりもしています。みんなで一回一回、大切にお届けできるようにがんばります」と挨拶。
最後は光一が「皆さんの協力があって、こうして幕が開けられていると感じております。私たちからも皆さんに拍手をお送りしたいと思います。この先は規制退場となります。(笑)本当にどうもありがとうございました」と初日の幕を閉じた。
公演は、梅田芸術劇場メインホールにて2021/9/30(木)まで。その後、10/6(水)~11/7(日)に帝国劇場、その後11/13(土)~29(月)博多座にて公演を予定している。