2022年3月上演のミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』出演の柿澤勇人、ウエンツ瑛士、木南晴夏のイメージビジュアルとコメントが到着した。チケット最速先行は11月19日(金)よりスタート。正反対の環境で育った双子の数奇な運命を描く。演出は吉田鋼太郎。
左から)ウエンツ瑛士、木南晴夏、柿澤勇人
1983年ロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛されているミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。
甘美で躍動的な音楽が描くこのスリリングな作品はローレンス・オリヴィエ賞作品賞に輝いたことでも知られている。日本でも1991年以来、繰り返し上演されてきた名作だ。
二卵性双生児として生まれた二人の男の子。一人は裕福な家庭に引き取られ、もう一人は実の母親と貧しさの中で暮らしていた。正反対の環境で育った二人はお互いが双子であることを知らないまま、人生を通して固い友情を育んでゆく。
演出を手掛けるのは本作の日本初演のプロダクションにも参加していた吉田鋼太郎。数奇な運命をたどる双子の兄弟・ミッキーとエディを演じるのは、演出を担う吉田とがっぷり四つに組んだ舞台『スルース』で持ち前の危うさと醸し出す狂気で評価を受けた柿澤勇人と、英国留学後も映像分野を初めとした多彩な活躍で一層注目を集めるウエンツ瑛士。そして、テレビドラマと映画を中心に活躍し、柿澤と共演した『シティ・オブ・エンジェルズ』以来のミュージカル出演となる木南晴夏が加わる。
■柿澤勇人(ミッキー役)コメント
この作品を初めて観た際、 面白すぎて自分でも驚きなのですが、 6回ほどチケットを買い足しました。
それ以来、 この作品のミッキーという役をやりたいと言い続けて10年ほど。 念願が叶いました。
そして念願がもう一つ。 それはウエンツ瑛士さんとの共演です。 彼がロンドンに留学中、 僕と木南晴夏さんが出演していた『海辺のカフカ』のパリ公演を観に来てくれました。 パリの街で面白い作品をいつかやりたいねと語っていたのを記憶しています。 彼が覚えているかは分かりませんが。
演出の吉田鋼太郎さんとは今年頭の二人芝居『スルース』以来。 信頼しかありません。
先日も「絶対面白い作品にしてやろう」と話しました。 ですが喜んでいたのも束の間「かっきーの歌で泣かせなきゃダメだから」と釘を刺されました。 僕はいつも鋼太郎さんの手のひらの上でで転がされてる気がします。
素晴らしいキャストとスタッフの皆様が集結しました。
自身としては二年ぶりのミュージカル。 暴れ回りたいと思います。
■ウエンツ瑛士(エディ役)コメント
何度も再演を重ねて世界中で愛されている作品に出演できることを楽しみにしております。
役を演じていて共演者の方々と舞台上で目が合うときが何よりも楽しみな瞬間なのですが、 本読みの段階から化学反応がいっぱい起きそうな予感がしております!
僕らがステージ上で起こす化学変化をぜひ劇場で見届けてください!
■木南晴夏(リンダ役)コメント
柿澤さんとウエンツさんが演じる双子の幼馴染の役。 おふたりとは同世代なので、 とても楽しく演じられる気がしています。
鋼太郎さんの演出は初めてなので、 稽古場がどんな感じで進むのかまだ分からないので少し緊張していますが、 一生懸命稽古をして、 皆様に良い作品をお届けしたいと思っています。 劇場でお待ちしております。
ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』
<東京公演>
期間:2022年3月21日(月)~4月3日(日)
会場:東京国際フォーラム ホールC
企画制作:ホリプロ
※ツアー公演あり
<キャスト>
ミッキー:柿澤勇人
エドワード:ウエンツ瑛士
リンダ:木南晴夏
ライオンズ氏:鈴木壮麻
サミー:内田朝陽
ナレーター:伊礼彼方
ライオンズ夫人:一路真輝
ジョンストン夫人:堀内敬子
家塚敦子、 奥山 寛、 河合篤子、 俵 和也、 安福 毅
<スタッフ>
脚本・作詞・作曲:ウィリー・ラッセル
演出:吉田鋼太郎
翻訳・訳詞:伊藤美代子
音楽監督:前嶋康明
美術:中越 司
照明:原田 保
音響:角張正雄、 高橋秀雄
衣裳:西原梨恵
ヘアメイク:宮内宏明
振付:木下菜津子
歌唱指導:長谷川 開
演出助手:井上尊晶、 陶山浩乃
舞台監督:北條 孝、 本田和男
公式HP= https://horipro-stage.jp/stage/bb2022