Open Close

「作りたかった世界を、キャストとスタッフがどんどん広げてくれている」『ワールドトリガー the Stage』ゲネプロ・取材会

『ワールドトリガー the Stage』ゲネプロ・囲み取材が11月19日(金)の初日を控えて、18日(木)に行われた。公演は11月28日(日) まで品川プリンスホテル ステラボール。大阪公演が12月 2 日(木)~12月 5 日(日) サンケイホールブリーゼにて。ライブ配信やアーカイブ配信もあり。

【WEB】★★_WT00955

原作は、近界民(ネイバー)と呼ばれる異世界からの侵略者と戦う組織(ボーダー)を描いたSFアクション漫画作品。漫画からアニメ化もされ、3rdシーズンが2021年10月から放送中の人気作品の初の舞台化となった。

脚本・演出を手掛けるのは、中屋敷法仁。音楽にはGIRA MUNDO、振付には梅棒、泰智(KoRocK)を迎え、新たな演劇表現“フィジカライブ”(Physical×Live performance)を掲げて、『ワールドトリガー』の世界を体現する。

【WEB】★★_WT03091

キャストは空閑遊真 役の植田圭輔と三雲 修 役の溝口琢矢がW主演を務めるほか、実力派の若手俳優がずらり。
ゲネプロでは、オープニングから光と音楽が、観客を現実から『ワールドトリガー』の世界に誘い、一気に物語に引き込んでくれた。
原作やアニメを知っていればもちろんだが、知らなくともその世界観を難解だと感じることはなく入り込める。
個性あふれる登場人物たちに目を奪われていると、侵略者との戦いが勃発。ハラハラ・ドキドキが続き、やがてそれが深い人間同士の物語へと発展していく。
光や映像と音楽、ダンスパフォーマンスが加わって、舞台でしか体感できない空間が生まれていた。

【WEB】★★_WT21272

【WEB】★★_WT03186

【WEB】★_WT10433

【WEB】★★_WT20584

五感に働きかける公演は、2幕、休憩20分と挟んで約2時間20分。異世界とつながる『ワールドトリガー the Stage』の世界に没入して欲しい。

初日前日 取材会
登壇者  空閑遊真 役:植田圭輔 三雲 修 役:溝口琢矢/雨取千佳 役:其原有沙 迅 悠一 役:高橋健介/脚本・演出:中屋敷法仁

 

IMG_4055

高橋健介   溝口琢矢   植田圭輔  其原有沙  中屋敷法仁

IMG_4069

 

―まずご挨拶をお願いします。
植田 :『ワールドトリガー the Stage』立ち上げの一発目の公演ということで、すごく気合が入っています。このメンバーでしかできないようなチームワークやステージを作り上げることができました。精一杯頑張りたいと思います。

溝口 :稽古場でみんな試行錯誤して話し合ってきたことが昨日のことのようで、「もう本場なんだ」という気持ちと、「良いものをお届けできるのではないか」という自信がすごくあります。これは、スタッフ・キャストと一緒に一丸となって走ってきたからだと思います。楽しみを胸に、しっかりお届けしていきたいと思います。

其原 :原作、アニメのファンで、この作品をどう舞台にするのか、ワクワクしていたので、稽古場で世界観がくりひろげられる度に、私もワクワクして、こうして素敵なキャストやスタッフの皆さんと一緒に舞台が始められるということがすごく嬉しいです。

高橋 :第1弾公演を成功させて、第2弾、第3弾につなげられるようにしっかりと頑張っていきたいと思います。

中屋敷:『ワールドトリガー』のSFアクションの素晴らしい世界観を、キャストとスタッフみんなと一緒に舞台として立ちあげることができたんじゃないかと自信を持っています。是非観にきてください!

―演じる役のこだわりは?
植田 :実年齢とは17歳差がある15歳の役を演じていますが、心がけているのは、舞台上では年齢設定に関係なく、役に寄り添って自分らしく演じること。それができるかが役に近付く最短ルートで一番大事なことだと思っています。学制服を着ていますが、あまり気にせず、空閑遊真 役に植田圭輔を選んでいただいた意味を日々追求しながら稽古に挑みました。

溝口 :三雲 修が好きなところは馬鹿がつくほど頑固で、「面倒見の鬼」というところです。他人のことを思って動いていく人物で、それが決して人の為にやってあげたではなく、自分の心に従っているという部分が素敵だと思っているのでそこを意識しながら演じていきたいと思っています。

其原 :物静かな千佳ちゃんの可愛さだけでなく、意思や強い気持ちもしっかりと演じたいと思います。頑張ります!

高橋 :今までは役としても個人としても支えてもらう立場が多かったので、稽古に入る前は背中を見せて頑張らなくてはと思っていたのですが、実際は稽古でみんなに支えられることで、みんなを支える迅 悠一を作り上げてきました。みんなのおかげで迅 悠一として立っていられるので、それをしっかり観ていただきたいです。

―“フィジカライブ”(Physical×Live performance)とは?
中屋敷:原作の素晴らしい世界観に対抗するために今回、“フィジカライブ”(Physical×Live performance)と銘打ちました。まず、視覚的に楽しむ表現として、梅棒さん、泰智(KoRocK)さんに入っていただきまして、俳優たちがダンスサブルな躍動感あふれるパフォーマンスを行っています。音楽はGIRA MUDOさんに入っていただき、刺激的な音楽が耳で楽しめます。五感で楽しむ作品になっております。

―演出のこだわりは?
中屋敷:2.5次元舞台をたくさんやらせていただいていて、いつもは涙をながしながら、大笑いしながら、興奮しながら作っているのですが、稽古が2週間過ぎてから、興奮が限界を超えてしまって、ぼーっと見ている時間が増えてしまいました。格好良い舞台を作ろうとした結果、キャスト、スタッフがものすごいものを出してくれて、僕の想像の限界を超えてしまっています。僕が作りたかった『ワールドトリガー』の世界を、みんながどんどん広げていっているのではないかと思います。ご期待ください。

―最後にお客様にメッセージを。
高橋:カンパニー一丸となって頑張っています。観た後にこの世界に入って良かったな、また入りたいなと思えるはずです。観劇を迷っている方がこの記事を見てちょっとでも「観たいな」と思った方は、是非劇場に足を運んでください!気持ちが明るくなると思います!

其原:劇場に足を運んでくださる方、配信でご覧いただく方に、『ワールドトリガー』の世界はこういうものなんだぞ!と見ごたえのあるお芝居やダンスパフォーマンスをお届けします。お客さまには、ボーダーの一員になったような気持ちで楽しんでもらいたいです。最後までよろしくお願いします。

溝口:どのキャラクターも粒だっていて、それを各々が自覚しながら稽古に臨みました。その結果、ステージ上でもみんなが輝いています。原作を知っている方はもちろん、この役者はどんなふうに演じるのかと思っているそこのあなた!ぜひ観に来てください!お待ちしております。

植田:全員が主役の舞台だなと感じながら稽古をしてきました。キャラクター一人一人が濃くて、それぞれが主人公で守りたいものがあって、成りたい自分があって闘っている。SF要素だけでなく、人間模様や成長を観ている人に与えることができて、それが皆様の活力になるのではないかと感じています。皆様の素敵な未来に添える作品になれたらと思います。ぜひ見に来てください。

中屋敷:『ワールドトリガー the Stage』に出会ったすべてのお客様の心に素敵な門(ゲート)が開きますことを!

みなさんの仲の良さと、作品への愛がビシビシ伝わる取材会でした。

【WEB】★★_WT02256

【WEB】★★_WT03753

『ワールドトリガー the Stage』
日程:
【東京公演】11月19日(金)~11月28日(日) 品川プリンスホテル ステラボール
【大阪公演】12月 2 日(木)~12月 5 日(日) サンケイホールブリーゼ
原作:『ワールドトリガー』葦原大介(集英社「ジャンプSQ.」連載/ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出:中屋敷法仁
音楽:GIRA MUNDO 振付:梅棒・泰智(KoRocK)
<キャスト>
空閑遊真 役:植田圭輔
三雲 修 役:溝口琢矢

雨取千佳 役:其原有沙
迅 悠一 役:高橋健介
宇佐美 栞 役:茜屋日海夏
太刀川 慶 役:近藤頌利
出水公平 役:飯山裕太
風間蒼也 役:廣野凌大
嵐山 准 役:小南光司
木虎 藍 役:河内美里
三輪秀次 役:櫻井圭登
林藤 匠 役:鯨井康介

当真 勇 役:吉川大貴
歌川 遼 役:奥野 翼
菊地原士郎 役:宮尾 颯
時枝 充 役:勝木湧也
佐鳥 賢 役:山内涼平
米屋陽介 役:鐘ヶ江 洸
奈良坂 透 役:結城伽寿也
古寺章平 役:佐藤志有
城戸正宗 役:早乙女じょうじ

<配信公演>
≪東京公演≫
2021年11月20日(土) 12:00公演(全景映像)
2021年11月20日(土) 17:00公演(スイッチング映像)
≪大阪公演≫
2021年12月5日(日) 12:00公演(全景映像)
2021年12月5日(日) 17:00公演(スイッチング映像)

詳細は『ワールドトリガー the Stage』公式HP
https://www.marv.jp/special/s-wt/