2月19日(土)より上演される塚田僚一主演のSound Fantasy朗読劇「月世界旅行」のゲネプロ取材会が開幕前に行われた。
Sound Fantasyと銘打たれているだけに、ワクワクする音楽が全編を彩る、普通の朗読劇を予想してくると嬉しい裏切りを感じる公演となっている。
本公演は2月27日(日)まで東京・よみうり大手町ホールにて、3月5日(土)〜3月6日 (日)まで大阪・ABCホールにて上演。
フランスの小説家、ジュール・ヴェルヌが 19 世紀後半に発表した長編 SF 小説の二部作「地球から月へ」 (1865 年)と「月世界へ行く」(1870 年)の2 つの長編小説を原作に、鈴木勝秀が『月世界旅行』生み出した本作。
キャスト3人の息の合った掛け合いと音楽を担当する大嶋吾郎が作り出す、演奏しているのがたった一人とは思えない多彩で壮大で楽しい音楽が、ファンタジーの世界に誘ってくれる。
【ゲネプロ】
登場した三人のスタイルのかっこいいこと。
朗読劇というよりもコンサートのように、観客と向き合う塚田。そして時間と空間を飛び越えて、ジュール・ヴェルヌの世界へ。
↑田村雄一と↓ 細見大輔の絶妙な掛け合いも楽しい
大嶋吾郎の歌声が、心地よく月への旅を盛り上げてくれる。
【囲み取材】
細見大輔 田村雄一 塚田僚一(A.B.C-Z)鈴木勝秀
「今、面白いと思うことを精一杯やる」という演出の鈴木が「完璧!」とお墨付きをつけたゲネプロを終え、出演した三人が鈴木と並んだ。
塚田が何度も口にしたのは「皆さんに喜んでいただけるように振り切ってやる」ということば。「まさかの音楽で、まさかの音楽として振り切っていく」とも。
「月に行くなら、メンバーの誰と行きたいか?」という質問に「とっつー」と即答。「真面目とおちゃらけ」の両方がある戸塚祥太と合うからだとか。「他のメンバーといくなら?」と聞かれて「墜落する!」と答えて笑いを誘った。
Sound Fantasy 朗読劇『月世界旅行』
原作:ジュール・ヴェルヌ著 「地球から月へ」(1865 年)「月世界へ行く」(1870 年)
上演台本・演出:鈴木勝秀
音楽:大嶋吾郎
出演:塚田僚一(A.B.C-Z) 田村雄一 細見大輔 大嶋吾郎(ギター/ヴォーカル)
<東京公演>
日程:2022 年 2 月 19 日(土)~27 日(日)
会場:よみうり大手町ホール
<大阪公演>
日程:2022 年 3 月 5 日(土)・6 日(日)
会場:ABC ホール
チケット一般発売日(東京・大阪共通):2022 年 1 月 15 日(土)
公式サイト:http://www.zen-a.co.jp/getsusekairyokou/