左:ギガ組(宮藤官九郎&安藤玉恵)右:長ス組(三宅弘城&ともさかりえ)
3月4日(金)ザ・スズナリにて『命、ギガ長スW(ダブル)』が開幕した。
スズナリでの公演は、4月3日(日)まで。その後、大阪・北九州・松本へ巡演。
3月16日(水)長ス組:13時の回、ギガ組18時の回はライブ配信される。 撮影:田中亜紀
「東京成人演劇部」は「大人計画」を主宰し、作家、演出家、俳優、映画監督とマルチな才能を発揮する松尾スズキが、2019年に“演劇を始めたころの素朴な悦び”を求め自ら企画・プロデュースし、「部活」として新しく立ち上げ、旗揚げ公演となった『命、ギガ長ス』は、作・演出の松尾スズキと映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍する俳優・安藤玉恵による、“8050問題”をテーマにした二人芝居で、チケットは連日完売の大盛況。正に演劇の原点であり醍醐味を堪能させてくれる作品となった。
そして今回は、タイトルを『命、ギガ長スW(ダブル)』とし、ナイスなダブルキャストで開幕。
出演は、松尾スズキが絶大なる信頼を寄せる宮藤官九郎と初演から続投の圧倒的存在感の安藤玉恵の“ギガ組”と、松尾作品は「悪霊」(2013)以来の三宅弘城とキュートな魅力と実力を兼ね備え、あらゆるジャンルで活躍を続けるともさかりえが“長ス組”。
配信では限定の特典として、宮藤×安藤×三宅×ともさか4名のスペシャル座談会を前後編でお届け。
稽古場ではお互いの稽古は見ず、決して交わることのなかった「ギガ組」と「長ス組」のトークとなる。
●作・演出:松尾スズキ コメント
命ギガ長スW、始まります!
いつもの二倍の演出料、身が引き締まります!
乞うご期待!
●宮藤官九郎 コメント
ギガ組オサムを演じます、宮藤です。
長ス組の稽古を一切見てないのですが、両方見ているスタッフさん曰く、全然違うんだそうです。
なんだかこっちが間違ってるんじゃないか?と不安になりますが、安藤さんが我が道を邁進しているのでついていくしかないです。
スズナリの舞台に立つのは20数年ぶりですが、とてもしっくり来ます。
ギガ長スギガギガ長ス長スギガ…と複雑なスケジュールなので間違えて長ス組の日に劇場に行かないように気をつけます。
●安藤玉恵 コメント
楽しみでしかなかった稽古が終わってしまいました。セリフや動きの、減ったところ、増えたところ、初演との変化にこの2年半を感じていて、終幕の演出が特に好きです。私はちょっとは成長してるんだろうか、だといいな(終わってから松尾さんに聞きたい…恐る恐る)。
宮藤さんとは二度目の共演で、やっぱり、一緒に舞台にいてワクワクします。千秋楽まで楽しみます!
ほんと、この「命、ギガ長ス」という戯曲は、すごいなぁ。
●三宅弘城 コメント
暖かくなってきましたね。松尾さんの演出のもと、春のお天気のような「暖かいんだけどどこか不安定」なお芝居ができました。面白いと思います。そしてこんなともさかさん見たことありません。面白いです。ぜひギガ組長ス組の両方ともご覧になってください。
もっと面白いと思います。
●ともさかりえ コメント
新しい自分と向き合うお稽古でした。松尾さんが与えてくださる課題は難しいけど、でも楽しいです。
2人芝居という、かなり追い詰められた環境ですが、三宅さんという最高のパートナーに恵まれて幸せです。三宅さんで良かった。
この戯曲の素晴らしさを、ちゃんと届けられるように2人で頑張ります。
ギガ組、長ス組、それぞれの「命、ギガ長ス」を楽しんでもらえた嬉しいです。
東京成人演劇部vol.2『命、ギガ長スW(ダブル)』
【作・演出】松尾スズキ
【出 演】ギガ組…宮藤官九郎×安藤玉恵
長ス組…三宅弘城×ともさかりえ
【公演日程】
2022年3月 4日(金)~4月 3日(日) 東京 ザ・スズナリ
2022年4月 7日(木)~4月11日(月) 大阪 近鉄アート館
2022年4月15日(金)~4月17日(日) 北九州 北九州芸術劇場 中劇場
2022年4月23日(土)~4月24日(火) 松本 まつもと市民芸術館 実験劇場
◆東京成人演劇部vol.2「命、ギガ長スW」ライブ配信詳細&配信特典◆
【配信対象公演】 2022年3月16日(水)
【長ス組】13:00の回 開場12:30/開演13:00
【ギガ組】18:00の回 開場17:30/開演18:00
【販売期間】
【長ス組】~3/16(水)13:00まで
【ギガ組】~3/16(水)18:00まで
【配信チケット料金】
3,500円(税込)
【配信特典】
宮藤官九郎×安藤玉恵×三宅弘城×ともさかりえ キャスト4名による座談会!
「稽古どうだった?」「お互いの本番観た?」など、稽古場で交わることがなかった2組のクロストークを前編後編に分けて
配信限定でお届けします!
【長ス組】開演13:00本編終了後に《前編》
【ギガ組】開演18:00 本編終了後に《後編》