2000年11月の初演『Millennium SHOCK』(作・構成・演出ジャニー喜多川)以来、堂本光一が、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』が、5月31日帝国劇場にての昼公演でミュージカル単独主演記録を自ら塗り替える上演1900回を達成した。公演後にはサプライズの記念カーテンコールが行われ、客席では1900本のバラが揺れた。
本公演は、この日の夜公演で千穐楽を迎えた。
記念カーテンコールの司会を務めたのはふぉ~ゆ~の松崎祐介。堂本光一は「夜公演もあるから、5分で」とリクエスト。盛り上げ上手過ぎる松崎について「誰が司会に指名したの?」と堂本。そんな中、フライング用のレールを使って舞台袖から黄金のくす玉が登場。
盛大な音楽が響き、松崎の合図に合わせて堂本がひもを引いてくす玉が割れると、明るくなった客席では観客が手に手にバラを振る。その数は1900本! ステージでは花火もあがった。堂本はキャスト・オーケストラ総勢63名分のバラを前田美波里から受け取り、
客席をバックに記念撮影!
ミュージカル『ナイツテイル』の共演者、井上芳雄、上白石萌音、音月桂と演出のジョン・ケアードからビデオメッセージが届き、笑顔いっぱいの堂本は「こうしてまだつながっているという感覚を持てているのは、すごく嬉しいし、有難いし、心強く思います」
取材陣から「あと100回と迫った上演2000回への気持ちを」と問われると「1800回をつい最近やったような気がするんです。いつも言ってることではあるのですが、この回数は自分だけのものではないと思っているし、自分がやりたくてもできるものでもない。みなさんの思いに応えていくのがすべてだなと思っていて、それがこの数になっていると思います。また本編をお見せしたいとも思いますし、その一つひとつの積み重ねだと思いますので、いつになることやらですががんばります!」
最後は「お客様にもコロナ禍でたくさんのご理解を頂き、そしてたくさんの協力のもと、みなさんのおかげで幕をあけることができていますので、その思いの一つひとつに応えていきたいと思います。なによりも自分も気持ちを引き締めてやって、夜公演につなげたいと思います」と挨拶してスペシャルなカーテンコールを終えた。