鈴木聡脚本・演出、稲垣吾郎主演のオリジナル、ミュージカル・コメディ『恋のすべて』が、６月９日（木）より京都劇場での公演が始まった。京都劇場で開幕前に行われたゲネプロからAstege撮影の写真と共にレポートする。
本作は稲垣吾郎×鈴木聡のタッグで贈る７本目となる作品。音楽監督に青柳誠を迎えて、稲垣吾郎が4年ぶりに京都に帰ってきた。高まる期待に見事に応える最高におしゃれで楽しい大人のミュージカル・コメディとなっていた。
本作観劇の際には、ぜひ早めに着席を。
青柳誠と「恋と音楽」シリーズから続くバンドメンバーが、開演時間前から心躍る素敵な音楽で劇場をいっぱいにしてくれています。
開演と同時に歌とダンスがスタート！
北村岳子 稲垣吾郎 石田ニコル
稲垣吾郎演じる探偵のニック・テイラー 共同経営者のシドを事件でなくし、未亡人に送金しているために常に懐具合は厳しい
そんなニックのもとに気前のいい依頼人クラーク（上右・羽場）が現れた。愛人のザラ（上左 ・石田ニコル）とともに、娘のコニー（下・花乃まりあ）に近づいてきた青年を遠ざけてほしい…という依頼を持って。
クラークはコニーを銀行家の息子に嫁がせたいのだった。
他人の恋路を引き裂く仕事に二の足を踏んだニックだったが、金額に目がくらんで引き受けてしまう。
だが、ことは簡単ではなかった。青年テディ・モーリー（松田凌）の母・カミラ・モーリー（北村岳子）に、クラークは投資を依頼していたからだ。契約が終わるまで、両家の関係にひびをいれず、テディとコニーを別れさせねばならない。
ニックは大人の魅力を発揮してコニーの心を揺さぶり…
ザラはテディに接近する・・・・。
さて、ニックの仕事は成功するのか？幸せをつかむのは誰だ？
トントンと進む物語展開に引き込まれ、歌に音楽にダンスに、そして笑いに心奪われて、気がつけばカーテンコールまで一気に2時間10分！
極上のエンターテインメント・タイムを、ぜひ、京都劇場でお楽しみください！
＜稲垣吾郎コメント＞
家族のような気心知れたカンパニーと共に自分が自分らしくいられる場所で、
（カンパニーの）皆さんも楽しんでくださっているのが嬉しく、
お客様が楽しみにしてくださっていることも伝わってきています。
お客様と京都の地で今日から10日間、初夏のいい思い出をつくれたらいいなと思っています。
ぜひ劇場にお越しください。
【公演名】 ミュージカル・コメディ『恋のすべて』
【出演】 稲垣吾郎 花乃まりあ 石田ニコル 松田凌 北村岳子 羽場裕一
【作・演出】 鈴木聡
【作曲・音楽監督】 青柳誠
【演奏】 青柳誠(pf.) 高橋香織(vln.) バカボン鈴木(b.) 三好’3吉’功郎(g.) 仙波清彦(perc.)
【場所】 京都劇場 〒600-8216 京都市下京区烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内
HP:https://www.kyoto-gekijo.com/
【公演日程】 ２０２２年６月９日（木）～６月１９日（日）
※公演時間２時間１０分予定（休憩なし）
