スペインの伝説的劇作家、フェデリコ・ガルシーア・ロルカによる官能的な名作舞台『血の婚礼』が、本日9月15日(木)Bunkamuraシアターコクーンで初日を迎える。前日14日(水)に行われたプレスコールの模様を動画でお伝えする。
(後ほど質疑応答とフォトコールの模様も動画でお伝えします)舞台写真撮影:宮川舞子 サギサカユウマ
今、最も多忙といわれる演出家のひとり・杉原邦生が演出を手掛け、上演台本は田尻陽一が新たに翻訳。木村達成、須賀健太、早見あかり、安蘭けい が出演する。
描かれるのは、一人の女をめぐり、 男二人が命を懸けて闘う愛と衝動の物語。若い男女が結婚式を迎えようとするとき、花嫁の昔の恋人が現れ、すべてを変えてしまう…という物語。
斬新な舞台セットに驚く。舞台袖がなく、キャストは客席側から舞台に上がり、舞台の床は土。照明セットが客席からも丸見えという舞台で、披露されたのは2つのシーン。
1つ目はブドウ畑に働きに出る息子“花婿”(須賀健太)を母親(安蘭けい)が見送る場面。母親は夫と長男を殺された悲しみから抜け出ることができず、ただ一人の家族となった息子が愛しく、心配でたまらない。やっとブドウ畑1つを手に入れた息子は3年付き合った恋人にプロポーズをしようとしているが、母親は不安を抑えきれない。
2つ目のシーンは、その息子が“花婿”となる婚礼の日。”花嫁”(早見あかり)が花嫁支度をしている早朝、元の恋人レオナルド(木村達成)がやってくる。すでに“花嫁”の従姉と結婚し、子供もいるレオナルド。だが二人は思わず想いがあふれてしまう。
舞台『血の婚礼』
<スタッフ>
原作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ
翻訳:田尻陽一
演出:杉原邦生
音楽:角銅真実、古川麦
<キャスト>
木村達成
須賀健太
早見あかり
南沢奈央
吉見一豊
内田淳子
大西多摩恵
出口稚子
皆藤空良
安蘭けい
<東京公演>
期間:2022年9月15日(木)~10月2日(日)
会場:Bunkamuraシアターコクーン
主催・企画制作:ホリプロ
<大阪公演>
期間:2022年10月15日(土)~16日(日)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
<演奏>
古川麦
HAMA
巌裕美子
公式HP:https://horipro-stage.jp/stage/chinokonrei2022/
公式Twitter:https://twitter.com/chinokonrei #舞台血の婚礼