「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」が開幕　ゲネプロ＆取材会

9 月 21 日(水)に大人気ファンタジー小説「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を原作とした冒険コメディミュージカル「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」が開幕。初日を前にゲネプロと取材会が行われた。岡本圭人が憧れだったというパーシー・ジャクソンを演じ、ミュージカル初出演。ゲネプロ終了後には、小南満佑子 水田航生 宮原浩暢(LE VELVETS) 壮一帆とと共に取材会に登壇した。
東京公演は10 月 5 日(水) まで有楽町よみうりホールにて。その後、10 月 9 日(日)～10 月 10 日(月・祝) 京都劇場にて上演。来場者にはARでキャストからのスペシャルメッセージが見られる特製うちわをプレゼント。さらにオリジナルの応援ソングを披露する「スーパーミニライブ」が終演後に開催される公演もあり！

原作は大人気小説「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズの第1作で、オリンポスの神々やギリシャ神話に出てくる怪獣たちが次々と現れるファンタジー。映画化もされた人気作だ。

岡本圭人が演じるのは、なぜか退学を繰り返してしまう少年パーシー・ジャクソン。

そんなパーシーを母（壮一帆）は優しく包んでくれていた。やがて自分が半神半人だと知ったパーシーは勧められて同じ若者が集まるキャンプに参加。仲間と知り合い、冒険の旅に出るという物語。

自分が半神半人だと知りキャンプに参加しても、まだ自分は誰の子供だか知らなかったパーシー（岡本圭人）

仲間には

知恵と戦争の女神アテナの娘・アナベス（小南満佑子）

盗みや旅人の神ヘルメスの子・ルーク（水田航生）

普通の暮らしをしていたときからの友達だったグローバー（右 木内健人）は半身がヤギ。パーシーのボディガードを頼まれていたのだった。

ブラナー先生はケンタウロス

個性的なキャラクターが続々登場

やがて自分がポセイドンの息子だとわかったパーシーはだったが、神話界で最も大きな力を持つビッグスリーと呼ばれる神（全知全能の神・ゼウス、海の神・ポセイドン、冥界の神・ハデスのゼウス）は人間との間に子供を持ってはならなかったのだ。ゼウスに雷撃（ライトニングボルト）を盗んだのがパーシーだと思われたため、パーシーは雷撃を取り戻すためにアナベス、グローバーと共に旅にでた。

【取材会】

岡本圭人：子供の頃から本当に大好きだったパーシージャクソンで、今回はこのパーシージャクソン役 をやらせてもらうと聞いた時に、やっぱりすごい不安だったり、プレッシャーっていうものがあったんですけれども、 素晴らしいスタッフの皆さんとキャストの皆さんと一緒にどんどん稽古をしていくと、この パーシージャクソンの持っている勇気や強さっていうのが自分の中に湧いてきました。この後、初日なんですけれども、この自分がこのパーシージャクソンで感じている勇気っていうものをたくさんのお客様に届けられたらいいなっていう風に思っています。

今回は初めてのミュージカルでもあったので、稽古に入るまではすごく不安だったんですけれども、稽古に入ってたくさんの方が本当に支えてくださった。舞台に上に立っている時は、もう本当にもう自分が音楽の力、 そしてキャストの皆さんの力、そして、スタッフさんの力で、途中から自分がもう本当にパーシー・ジャクソンになったような気がして、 自覚だったり、ヒーローの持つ 英雄の力っていうのがどんどん湧いてきます。

ミュージカルっていうのが僕にとって1つの夢でもあったので、その夢をこれから叶えられると思って、 一生懸命頑張らないとと思っています。

小南満佑子：いよいよ初日がということで、すごくワクワクしているんです。アナベスはすごく力強く、正義感のある役なんですけども、 その心の中に秘めたもろさや弱さが、冒険を重ねていく中で、 だんだんと強くなっていくというのが、1つの見どころでもあるなっていう風に思うので、 しっかり丁寧に築き上げていきたいです。岡本さんをはじめ、本当に素晴らしいキャストの皆さんとともに、この作品を毎日公演できることがすごく楽しみです。 精一杯頑張りたいと思います、よろしくお願いします

僕の役は顔にも心にも傷がある男なんです。半神半人なんですけども、1番人間らしい人間っぽいところがある男なんじゃないかなと個人的には思っています。その人間臭さみたいなものをぶつけて公演を重ねていきたいなと思います。『盗まれた雷撃』なのでお客様の心を盗んでいきたいなと思っています。

パーシーの親友でもありボディガード。僕は半神人ではないんですけども、パーシーのやり遂げたいことに対して、自分もなんとか応えたい。ボディガードとしても1人前になりたいっていう臆病者です。

圭人くんが日々いろんなことを表現してくれるのでそこに引っ張られて、みんながどんどんどん新しい可能性が出てくる舞台と なっております。初日迎えてからもずっと多分成長していくと思いますので、本当に楽しい舞台なんじゃないかなと思います。
えー、そしてですね、僕自身の役は12人いる中で、唯一子供でない役なんですが、大人だからといってしっかりしているわけではなく、茶目っ気を残しながらかわいいなと思ってもらえる先生でありポセイドンでありたいなと思っております。

初日が開いてお客様の反応でまたそのキャストを演じる舞台場とのやり取りで、どんどん物語は変わっていくんだろうなと思って、それも楽しみに しています。どうぞ皆さん、コロナ禍でマスクはされていますけれども、大いに笑ってこの物語に参加していただければいいなと思っています。演じるのは 完璧な人間ではなく、本当にいつも迷いながら必死に息子を愛して愛を貫いていく役。私自身にはないキャラクターなので、圭人くんと一緒にどういう風に作っていくかっていうのを、もっと深めていけたらいいなと思っています。母親役として我慢している分、他の役でしっかりと発散していきたいと思っておりますので、他の役をしている壮一帆にも注目してみていただければと思います。

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小南が「今までは結構おしとやかな籠の中の鳥のよう役をさせて頂いていた」と聞いたときに、岡本が驚いたような表情を見せたのも印象的だった。

東京公演は10 月 5 日(水) まで有楽町よみうりホールにて。その後、10 月 9 日(日)～10 月 10 日(月・祝) 京都劇場にて上演。

ミュージカル「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」
原作：Rick Riordan
楽曲：Rob Rokicki 脚本：Joe Tracz
翻訳・訳詞・演出：荻田浩一
出演： 岡本圭人 小南満佑子 水田航生
木内健人 菜々香 小野妃香里 村井成仁 Ema 横山賀三 小原和彦
宮原浩暢(LE VELVETS) 壮一帆
【東京公演】2022 年 9 月 21 日(水)～10 月 5 日(水) 有楽町よみうりホール
【京都公演】10 月 9 日(日)～10 月 10 日(月・祝) 京都劇場
企画・製作：シーエイティプロデュース
公式サイト： https://www.percy-jackson.jp/