映画『君の名前で僕を呼んで』の日本公開 5 周年記念イベントが、2023年1月27日(金)に恵比寿ザ・ガーデンホールで開幕。初日を控えてゲネプロが行われ、醍醐⻁汰朗、阿部顕嵐がこの映画を原作にした朗読劇を上演し、夏の空や風まで想像させてくれる恋の物語を見せてくれた。公演は、明日29日まで。
映画『君の名前で僕を呼んで』は、17歳のエリオ(醍醐虎汰朗)一家が休暇を過ごす北イタリアの別荘に、24歳の大学院生のオリヴァー(阿部顕嵐)がインターン生としてやって来たことから始まる恋の痛みと喜びを描いて、日本でも大ヒット。今なお愛されている映画だ。
エリオ役の醍醐虎汰朗は、すでに映画『天気の子』で主人公・森嶋帆高を演じ、第十四回「声優アワード」新人男優賞を受賞。昨年は舞台「千と千尋の神隠し」ハク役で、連続テレビ小説「舞いあがれ」にも出演。
阿部顕嵐は、7人組アーティスト7ORDERのボーカルとしての音楽活動と共に、俳優として映像・舞台にも多数出演。
活躍目覚ましい二人だが、朗読劇へは初挑戦。
だが俳優として確かなキャリアを築いてきただけに、その演技はファンタジックな舞台セットと生演奏の音楽とあいまって、夏の光や空気まで感じさせてくれるような空間を生み出した。クライマックスでは、ふたりの感情の渦に客席も巻き込まれてしまった。
朗読劇を終えた後には、映画ライターのよしひろまさみちを司会に、3人での「映画スペシャルトーク」が行われた。
登壇した阿部顕嵐は、ゲネプロを終えての感想を「稽古を見ていない皆さんの前でやるのは、(稽古とは)自分としては変えてはいないのですが、一段回ステージが上がるというか、お客様あっての舞台・作品なんだなと感じています」と話した。
醍醐⻁汰朗は「声のみで見ていたただくのは、きっと『天気の子』以来だと思うので、新開(誠)さんから十代の頃に教わったことが多少は活きているのかなと思います」と語るも「まだひきずっちゃててキツイです」と終えたばかりの芝居から気持ちを引きはがすことがなかなかできない様子だった。
脚本・演出の岡本貴也、醍醐虎汰朗、阿部顕嵐と演奏の土屋雄作、永田ジョージ、眞鍋香我の直筆サイン入りの本公演のパンフレットを3名にプレゼントする抽選会もあるので、楽しみに会場に足を運んでほしい。
映画『君の名前で僕を呼んで』は、2月10日より一週間限定で新宿ピカデリー他でのスペシャル上演も決定している。
君の名前で僕を呼んで ~5th anniversary~
原作:君の名前で僕を呼んで
脚本・演出:岡本貴也
音楽監督:土屋雄作
出演:醍醐虎汰朗、阿部顕嵐
演奏:土屋雄作、永田ジョージ、眞鍋香我
公演日時:2023 年 1 月 27 日(金)~1 月 29(日)
・1 月 27 日(金)18 時 15 分開場 19 時開演
・1 月 28 日(土)11 時 15 分開場 12 時開演/15 時 45 分開場 16 時 30 分開演
・1 月 29 日(日)11 時 15 分開場 12 時開演/15 時 45 分開場 16 時 30 分開演
会場:恵比寿ザ・ガーデンホール
内容: 第 1 部:朗読劇「君の名前で僕を呼んで」
第 2 部:映画スペシャルトーク 醍醐虎汰朗、阿部顕嵐 司会:よしひろまさみち(映画ライター)
チケット: 当日全席指定 10,000 円(税込)
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お問合せ:contact@808.baby
主催・企画・製作:カルチュア・エンタテインメント株式会社
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【公式サイト】 https://culture-pub.jp/cmbyn-5th/