4月8日(土)~30日(日)まで、新橋演舞場にて上演される、Snow Man が演出を手掛け出演する『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の製作発表会見が、2月8日に行われた。
Snow Manの 岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が登壇。「滝沢歌舞伎」への思いと共に、今回はライブビューイングが実施されることや、公演が一幕のみになることなど、新たな情報が公開された。
最初に松竹㈱専務取締役/演劇本部長 山根成之からの「滝沢さんがお辞めになってから、滝沢歌舞伎をどうしようかという議論を何度も何度も重ねました。やはりメンバーの方の”やっぱりやるべきだ””やろうよ”という熱い気持ちが、すごい大きな力となって、大きな流れとなって、今回実現いたしました。ジャニーズ事務所様と松竹との信頼関係によって、こうして発表できることを心から嬉しく思ってます」「座長となって今年で5年目のSnow Manに初めて演出もお願いします。『滝沢歌舞伎』では初めて、4月19日~30日まで、ライブビューイングをさせていただくことになりました。直接劇場に足を運べないお客様にも、こ『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の素晴らしさを感じて頂こうと思う次第でございます」との言葉に、Snow Manからは「(話が)長すぎる!」「全部しゃべられた」とツッコミが入った。
岩本照:『滝沢歌舞伎』というこの作品は、個人な話になってしまうんですけれども、ジャニーズ事務所に入所させていただいた年に始まった作品。 今年、僕は30歳になる。この節目の年に、こうして『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』というかたちで、自分たちが主演で幕を下ろせる、卒業式を行えるのが本当にありがたいと思ってます。自分たちのグループ名がついたのも、この滝沢歌舞伎でしたし、初めてこのメンバーで主演でやらせてもらえたのも滝沢歌舞伎だったりと、自分たちを語る上で欠かせない1ページの作品を自分たちの手で終止を打てるというのは、本当にありがたいなと思っております。
深澤辰哉:色々喋ろうと思ったんですけど、今大体、照さんが言ってくださってるので、いいことしました。ステージに立たせていただくので、皆さんのお力をお借りしながら盛り上げていきたいなと思います。
ラウール:Snow Manに入ったタイミングが、この滝沢歌舞伎がきっかけだったので、それがファイナルを迎えるということで、より一層気持ちを引き締めたいなという気持ちです。ファイナルっていうこともあるんですけど、9人で1ヶ月間、舞台をできるっていう機会は、これから先、もしかしたら無いかもしれないので、1回1回大切に、観に来てくれる皆さんを純粋に楽しませるんだという気持ちを忘れずに、頑張りたいなと思います。
渡辺翔太:滝沢歌舞伎は最後になると思うんですけど、Snow Manとしても、成長している部分もあるので、新橋演舞場、滝沢歌舞伎を初めて見るお客様も多分いっぱいいらっしゃると思うので、ファイナルっていうことに引っ張られすぎず、初めて来るお客さんにも親切な演目で、誰も置いていかない舞台作りをみんなでしていけたらなと思っております。あと、後ろのは、報道カメラだよね。“タッキー、見てる?!会見してます。がんばります!”勝手に名前を出しちゃいましたけど、そんな感じでがんばりたいと思います!
向井康二:僕にとって滝沢歌舞伎っていう舞台は、上京するきっかけでもあり、Snow Manに加入するきっかけでもある、すごい大切な舞台でありますし、出る度に初心を思い出させてくれる本当に大好きな舞台です。ファイナルということで、悲しんでしまう人もたくさんいると思うんですけども、明るい気持ちで、僕たちも頑張りますし、しょっぴーも言ってたように、 全員に楽しんでもらえる、僕たちを初めて見る人と今まで滝沢歌舞伎を応援してくれたすべての人も楽しめるに素敵なエンターテインメントを お届けできるように頑張りたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。後ろは報道のカメラですよね。“お母さん、見てる?!”マズいかな、お母さんは?お母さんは、今、タイにいます。(笑)
阿部亮平:先ほど岩本も申し上げていたとおり、Snow Manというグループ名が初めて発表されたのは、この滝沢歌伎という舞台だったんですね。その後も、グループに3人が加入するきっかけともなったり、Snow Manの歴史を語る上では欠かせない公演で、僕たちも大事に思っております。今年もファイナルと名が泣ついたからには、その使命をしっかりと努めさせていただきます。ジャニーズが誇る最高の和のエンターテイメントを、僕たちでできることを本当に誇りに思います。
目黒蓮:Snow Manにとっては、切っても切り離すことのできない作品だと思いますし、ほんとに僕たちの青春が詰まった青春の時間を過ごした滝沢歌舞伎という作品でした。ファイナルということですけど、見てくださる皆さんの心の中には、ずっと滝沢歌舞伎が生き続けるのかなと思いますので、最後のファイナル、より多くの方に目に焼き付けていただけたら嬉しいです。
宮館涼太:今年の4月ということでですね、皆さん、桜って美しいですよね。(メンバーから笑いが起きる) 桜はこの作品を通じて散るのではなく、舞うという言葉をモットーにやってきました。 そして、ファイナルという言葉の意味は、少し強いものと感じると思いますが、Snow Manとして、枝をもっともっと生やし、そして満開に咲いていくという途中なのかなっていう気も僕はしております。 ジャニーズの和のエンターテイメント、そして、和の美しさ、それを前面にSnow Man共々伝えていきたいなと思います。あとは、やっぱり新橋演舞場を任せていただくので、劇場を守るという意味でも、僕らはステージに立ち、お客さんを笑顔に、そして、幸せな気持ちにさせたいと思います。
佐久間大介:滝沢歌舞伎は舞台に立つ心構えと言いますか、そういうものを、本当に学ばせてもらった作品ですので、今年できることが本当に嬉しいです。「今年やってくれるんだ」というファンの方もいっぱいいると思うので、嬉しい気持ちを一言、やりたいと思います。(カメラ目線を確認して)「今年もSnow Manが歌舞かせていただきます!」ワイドショーで使ってください。
初めて担当する演出については、岩本が「僕は以前から振り付けを後輩にやらせてもらえたり、作り手として携わらせてもらっていた部分でもあるので、“出ていたからこそ、作れるもの”というところを、お客様に届けていきたいなと。(それに)やっぱり僕たちが主演でやらせていただく前から携わってくれていたスタッフさん方が僕たちに力を貸してくれて、これから詰めていく作業ができるので、そこに関しては、その“古き良きところ”と、“自分たちがやらせてもらう新しい部分”の融合が、ファイナルでもしっかり届けられる(ように)、初めて観る人も、昔から初演から観ている人も楽しめるような、そんな作品にしたいなっていう思いは、多分、メンバースタッフさんみんな一緒だと思います。演出に関しては、みんなで意見を出し合って、ブラッシュアップして、形にしていくっていう作業になっていくと思います。みんな多分ワクワクしてると思いますね」と述べた。
ここで「筋肉太鼓」「メカ太鼓」はやることが明かされた。深澤が「一幕のショースタイルで自分たちの身体を使って皆さんに熱量を届けていこうと決めた」、岩本が「体力とか精神力を削って見てる人にエネルギーや感動や笑顔を届けるのが多分、滝沢歌舞伎本来の姿だと思う。苦しいところも隠さずに届けられるのは、滝沢歌舞伎ZEROならではだと思う。追い込まれれば強い9人なので、僕は楽しみですね」と語った。
さらに深澤が「それぞれにきっと得意な分野があって、今回はその得意な分野をちゃんと皆さんに伝えられるように演目に入ればいいなと考えています」と話すと、この1月に『SANEMORI』に出演していた宮舘に見得をリクエスト。宮舘は会場を見渡してカメラを十分に引き付けてから見得を切った。
また、パリコレでランウェイを歩いたラウールは「新橋演舞場にはきれいな花道があるので、めちゃめちゃランウェイしちゃいます!」と宣言。直後に「今のところ、その予定はございません」と否定されるも、メンバーからは「僕らもランウェイを学んだ方がいい」「だから9人集まるとおもしろい」と大いに盛り上がった。
チケットは3月21日(火・祝)10:00よりチケットホン松竹 tel:0570-02-3311 または各種プレイガイドにて発売開始。
『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』
2023年4月8日(土)~4月30日(日)新橋演舞場
Eternal Producer ジャニ―喜多川
ooi川
演出 Snow Man
出演 Snow Man
岩本照 深澤辰哉 ラウール 渡辺翔太 向井康二
阿部亮平 目黒蓮 宮舘涼太 佐久間大介
SpeciaL
林 蓮音 松尾 龍 和田優希 中村浩大
少年忍者
ヴァサイェガ渉 内村颯太 豊田陸人 長瀬結星
★『滝沢歌舞伎ZERO FINAL 映画館生中継』
開催期間:4月19日(水)~4月30日(日)千穐楽(15公演)