3 月 8 日(水)より開幕するミュージカル『太平洋序曲』が、初日前の会見を行い、ゲネプロを公開した。会見の模様は動画で、ゲネプロは写真でお伝えする。
本作品は、近代日本の夜明けを題材に、ミュージカルの巨匠とよばれたスティーヴン・ソンドハイムの作詞・作曲、ジョン・ワイドマン脚本により、1976 年のブロードウェイで初演された名作ミュージカルです。この度、英国で活躍する演出家マシュー・ホワイト&屈指のクリエイティブスタッフによる新演出、日本を代表する実力派キャストが集結。西洋のクリエイターによって描かれた「日本」という点で唯一無二の作品を、日本と英国の感性を融合させたアプローチで新たに創り上げる。
初日前会見 登壇者:香山弥左衛門役・海宝直人 ジョン万次郎役・ウエンツ瑛士 香山弥左衛門役・廣瀬友祐 ジョン万次郎役・立石俊樹
ジョン・ワイドマン(脚本)
ジョン・ワイドマン 廣瀬友祐 海宝直人 ウエンツ瑛士 立石俊樹
ゲネプロ
Wキャスト出演者:狂言回し役・山本耕史 香山弥左衛門役・海宝直人 ジョン万次郎役・ウエンツ瑛士
物語は、江戸時代末期、海に浮かぶ島国ニッポン。
物語を進めるのは、狂言回し(山本耕史)
黒船に乗ったペリーがアメリカから来航。
鎖国政策を敷く幕府は慌て、浦賀奉行所の下級武士、香山弥左衛門(海宝直人)を派遣し、ぺりーたちの上陸を阻止しようとする。
米船に対峙しても、すべを知らない香山は、難破しアメリカに渡り、学問を積んで帰国したジョン万次郎(ウエンツ瑛士)を頼んで交渉を始める。
一度は危機を切り抜けるの、それは苦難の始まりに過ぎなかった。
ソンドハイムの音楽が、タイムスリップの旅に誘ってくれる。脚本のジョン・ワイドマンはハーバード大学で東アジア史を専攻、特に日本史を学生時代の4年間をかけて学んだと会見で明かしていたが、その彼の、そしてソンドハイムとマシュー・ホワイトの日本観を感じることができる、日本人にとっては一種不思議な体験でもある。どのミュージカルともまったく違う、『太平洋序曲』の世界を、是非体感してほしい。
公演はWキャストで、松下優也・廣瀬友祐・立石俊樹も出演。3 月29日(水)まで日生劇場にて、その後、4 月8日(土)-4 月 16 日(日)梅田芸術劇場メインホールにて上演。上演時間は休憩なしの1時間50分を予定。
ミュージカル『太平洋序曲』
■作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム
■脚本:ジョン・ワイドマン
■演出:マシュー・ホワイト
■出演:狂言回し 山本耕史・松下優也(W キャスト)
香山弥左衛門 海宝直人・廣瀬友祐(W キャスト)
ジョン万次郎 ウエンツ瑛士・立石俊樹(W キャスト)
将軍/女将 朝海ひかる
ほか
■公演日程:〔東京〕2023 年 3 月 8 日(水)-3 月29日(水) 日生劇場
〔大阪〕2023 年 4 月8日(土)-4 月 16 日(日)梅田芸術劇場メインホール
■お問合せ:梅田芸術劇場(10:00~18:00)〔東京〕0570-077-039 〔大阪〕06-6377-3800
■企画・制作:梅田芸術劇場 主催:梅田芸術劇場/ABCテレビ(大阪のみ) 後援:横須賀市
■HP: https://www.umegei.com/pacific-overtures/