5回目の上演となるミュージカル『アルジャーノンに花束を』が4月27日(木)に日本青年館ホールで開幕。ゲネプロと囲み取材が行われた。ゲネプロの模様を動画でお伝えする。(囲み取材の動画を4/29に追加しました。)
今回は初演の2006年と2回目の上演の2014年に主演した浦井健治が、9年ぶりに主人公チャーリー役を演じ、演出・振付を上島雪夫が担当。新たに北翔海莉、東山義久を迎えての上演となった。
原作は、作家ダニエル・キイスが1959 年に発表した同名小説。日本でも発行部数300万部を超える名作であり、小説を元に、アメリカ・カナダ・フランスで映画化され、日本でも2002年、2015年にテレビドラマ化された名作。
ミュージカルとしては、2006年2月、日本初演を果たし、その演技に対し「第31回菊田一夫演劇賞」を主演の浦井健治が受賞。さらに浦井は2014年の上演の際にも「第22回読売演劇大賞最優秀男優賞」を受賞。2017年、2020年の上演時にも大きな話題となった傑作ミュージカルが帰ってきた。
30歳を過ぎても読み書きも満足にできないチャーリー(浦井健治)は、賢くなりたいという思いを抱いて、アリス先生(北翔海莉)の下で勉強を始めた。そして賢くなれるという手術があると耳にする。
その手術を受けたネズミのアルジャーノンはとても賢くなっていた。
チャーリーは自ら望んでその手術を受ける。
望み通り頭脳明晰となったチャーリーは、猛勉強に励み、新たな知識を続々と獲得。その成長は周囲の予想をはるかに超えるもので、チャーリーに新たな葛藤をもたらしたのだった…。
写真撮影:岩田えり
(C)ミュージカル『アルジャーノンに花束を』実行委員会
公演は一幕80分、休憩20分、二幕65分の2時間45分。感動の名作の世界へ、是非いらしてください。
ミュージカル『アルジャーノンに花束を』
原作:ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」(ハヤカワ文庫)
脚本・作詞・オリジナル演出:荻田浩一
演出・振付:上島雪夫
音楽:斉藤恒芳
出演:浦井健治
大山真志、長澤風海、若松渓太
大月さゆ、藤田奈那、渡来美友
東山義久
北翔海莉
<東京公演>
日程:2023年4月27日(木)~5月7日(日)
※4月30日(日)17:00&5月5日(金)17:00アフタートークショー開催!
場所:日本青年館ホール
<大阪公演>
日程:2023年5月13日(土)・14日(日)
場所:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
チケット:※全席指定/税込/未就学児入場不可
<東京公演>S席13,000円 A席11,000円 <大阪公演>13,500円
公式サイト:https://algernon-musical.com/