2023年8月~9月、東京・ 新橋演舞場、 愛知・御園座、大阪・大阪松竹座にて、福田雄一演出・上演台本、 ジェシー(SixTONES)主演のブロードウェイミュージカル『ビートルジュース』が上演される。
6月1日(木)に、ミュージカル初出演となるジェシーの取材会が行われた。
本作は、ファンタジックなストーリーと独特な色彩美で知られるティム・バートン監督の大ヒット映画を原作に、2019年にブロードウェイで上演。コミカルなストーリーにイリュージョンも取り入れた演出、卓越したセンスの衣裳・メイク・美術、耳に残るキャッチ―な楽曲で、同年のトニー賞には作品賞・脚本賞・音楽賞をはじめ8部門にノミネートされたヒットミュージカル。
描かれるのは、不慮の事故で幽霊となった夫婦(勝地涼・愛加あゆ)が、自分たちの家に引っ越してきた人間一家(吉野圭吾・瀬奈じゅん・清水美依紗)をあらゆる手段で追い出そうとすることから始まる物語。
ジェシーは、幽霊となった夫婦が協力を求める、死後の世界の厄介者・ビートルジュースを演じる。
ビートルジュースと自分との共通点を「僕も髪の色を染めるたりするのが好きなので、そういう面は似ていますね。内面では、ちょっと寂しがり屋の部分も似ている感じです」と紹介したジェシー。
本作の音楽は「熱ですね。台詞を乗せながら歌う部分もありますし、とにかく、ずっと歌っている印象で難しい。でも楽しい。聞いていて、印象的なフレーズやキャッチ―な部分もあるので、観終わった後に口ずさんで帰れると思います」
ビジュアル撮影では「2時間位かけてメイクをし、自分で写真を撮って楽しんだ。その場で『これとこれがいい』と選んだものをメインビジュアルに採用してもらった」とも明かした。
2021年の初主演舞台『スタンディングオベーション』を振り返り「家で何度も『(台詞を)覚えられるわけない!』と言ってました。」「初日は本当に怖かった」「誰にも見せたくないという気持ちがあったけれど、どんどん、もっと見せたいなという気持ちなった」。
その経験を経て、「やればできるんだな…というか、稽古で何回もやることは大切だ」と感じ、「台詞を覚えたら第1ミッション成功。第2ミッションの(台詞を)芝居に乗せるのが、他人よりも数十倍かかるんです。だから頑張るしかない」と、覚悟も決めている様子。
ミュージカルに対しては「(自分とは)全然かけ離れてると思っていました。メンバーの(京本)大我や先輩方が出演されていますけれど、『俺はいいや』という感じでしたが、かっこいいですし、全然違う一面も出ていた」「大我も(ミュージカルを)何本もやっているので、いろいろ聞きながら、アドバイスをもらえたらいいなと思っています」と、思いもすっかり前向きに。
最後に、楽しみにしている方々へ「作品を知らなくても、観に来て楽しめると思います。(映画などを)見たことがある方は、どんな風になっているのだろうと観に来られると思うので、そこも楽しんでいただいて。
ジェシーらしさと、福田監督のスパイスと『ビートルジュース』という作品、この3つがどうブレンドされるかだと考えています。何も考えずに見て笑って、ジェシーはこういう一面も出せるんだ、日本の『ビートルジュース』はこんな感じなんだ、楽しかった、と音楽を口ずさみながら帰っていただければいいなと思います」とメッセージをくれた。
ブロードウェイミュージカル『ビートルジュース』は、8月4日~27日東京・新橋演舞場、9月2日~8日愛知・ 御園座、9月13日~27日大阪・大阪松竹座にて上演される。
ブロードウェイミュージカル『ビートルジュース』
出演 ジェシー(SixTONES) 勝地 涼 愛加あゆ 清水美依紗 吉野圭吾 瀬奈じゅん
可知寛子 小山侑紀 高橋卓士 横山達夫
坂元宏旬 竹内真里 常住富大 伯鞘麗名 福永悠二 堀江慎也
作詞・作曲:エディ・パーフェクト
脚本:スコット・ブラウン&アンソニー・キング
演出・上演台本:福田雄一
翻訳・訳詞:福田響志
東京公演
会場:新橋演舞場 (東京都中央区銀座 6‐18‐2)
日程:2023 年 8 月 4 日(金)~27 日(日)
愛知公演
会場:御園座 (愛知県名古屋市中区栄 1‐6‐14)
日程:2023 年 9 月 2 日(土)~8 日(金)
大阪公演
会場:大阪松竹座 (大阪府大阪市中央区道頓堀 1‐9‐19)
日程:2023 年 9 月 13 日(水)~27 日(水)
チケット一般発売日:6 月 25 日(日)10 時より一般発売開始
※未就学児童入場不可
公式サイト https://www.musical-beetlejuice2023.jp/