佐藤隆太による一人芝居、「エブリ・ブリリアント・シング」のメインビジュアルと佐藤隆太のコメントが届いた。
日本初演の『エブリ・ブリリアント・シング〜ありとあらゆるステキなこと〜』(以下、『エブリ・ブリリアント・シング』)は、2020 年初冬、ユニークなイマーシブ・シアター(観客参加型)で上演され、他にない高揚感、そして観劇後の至福感に、全国各地で熱狂的に受け入れられた作品。
2020 年 2 月、国内ツアーの途中、勢いを増したコロナ禍により、上演が叶わぬ都市もあり、。東京芸術劇場での初演以来、全国各地から再演を望む声が寄せられており、いよいよ 2023 年夏から秋にかけて、東京芸術劇場シアターイーストを皮切りに全国 10 都市の国内ツアーを実施する。
『エブリ・ブリリアント・シング』が、世界中の人々を虜にしてきたのは、観客との距離が近いトークライブのような、ユニークな上演スタイルが挙げられる。
登場人物は一人のみ。開演前から、とある観客に話しかけたり、番号のついた小さなカードを渡したり。観客が全員着席すると、リストを手にした出演者が自分の子ども時代の
話を語り始めます。そのリストとは、この世界にある「ありとあらゆるステキなこと」を書き連ねたリスト。
観客は、出演するひとりの俳優から渡されたカードにある自分の番号が呼ばれたら、そこに書かれている言葉を読み上げたり、出演者によって促されて参加したりしながら舞台
は進行していく。観客と出演者のやりとりは、アドリブのようでいて実は戯曲の段階でかなり計算されつくした演出となっており、やがて観客も主人公を演じる俳優と共に、人生で「ステキなもの、ステキなこと」を探る旅が始まる、という舞台となっている。
撮影:中村彰男
出演:佐藤隆太 コメント
僕自身も待ち望んだ 3 年ぶりの再演です! この舞台は観客の皆さんと一緒に物語を紡いで完成する作品です。「観客参加型舞台なの !?」と一瞬たじろいだ方もいらっしゃるかもしれませんが、物語を語るお手伝いをほんの少しお願いするだけです。その日その場に集まった方だけで共有する時間や空間は、きっと特別なものになると思います。そして「明日も元気に生きて行こう」と前向きな気持ちになっていただけるはずです。一緒に「ブリリアントなこと」「ステキなこと」を探す旅に出かけましょう!
「エブリ・ブリリアント・シング」
EVERY BRILLIANT THING
【 作 】ダンカン・マクミラン + ジョニー・ドナヒュー
【翻訳・演出】上田一豪
【出 演】 佐藤隆太
2023 年 8 月 11 日(金・祝)― 8 月 27 日(日)
東京芸術劇場 シアターイースト
https://www.geigeki.jp/performance/theater342/
★東京以外、全国10都市で公演予定