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本日開幕!佐藤隆太が観客と作る一人芝居「エブリ・ブリリアント・シング」ゲネプロ動画

佐藤隆太による一人芝居、「エブリ・ブリリアント・シング」が、本日8月11日(金・祝)に初日を迎える。昨日行われたゲネプロの模様を動画でお伝えする。(囲み取材の動画も追加しました。8/12)東京公演は8月27日(日)まで。その後、全国10都市で上演される。

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日本初演の『エブリ・ブリリアント・シング〜ありとあらゆるステキなこと〜』(以下、『エブリ・ブリリアント・シング』)は、2020 年初冬、ユニークなイマーシブ・シアター(観客参加型)で上演され、他にない高揚感、そして観劇後の至福感に、全国各地で熱狂的に受け入れられた作品。
2020 年 2 月、国内ツアーの途中、勢いを増したコロナ禍により、上演が叶わぬ都市もあった本作。東京芸術劇場での初演以来、全国各地から再演を望む声に応えて、東京芸術劇場シアターイーストを皮切りに全国 10 都市の国内ツアーを実施する。

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劇場に入ると、四角いステージを取り囲むように客席が設えられ、佐藤隆太が「ようこそ!」と迎えてくれた。
ステージは客席の目の前。とても近い。

開演前に佐藤は観客にカードを配り、上演中に自分が番号を呼んだら、その番号のカードを持っている方は、カードに書かれたことばを大きな声で言ってほしいと頼んでいた。
カードを受け取るも、遠慮するも、観客の心次第。
カードが欲しいと挙手する人もいれば、カードを受け取らない人もいる。観客は、佐藤と他の観客とのやり取りも楽し気に眺めている。公演への期待がふくらんでいく。

そして、開演の時間に。
僕(佐藤)が幼い頃のことを語り始め、物語が始まった。子供だった僕は、この世界にある「ありとあらゆるステキなこと」を書き連ねたリストを作っていた。それもかなり熱心に。
僕が番号を叫ぶと、その番号のカードを持つ観客が、カードに書かれて言葉を読み上げて、話は進んでいく。

佐藤は、時に客席に座り、客席の間を歩き、走り、観客と対話する。
佐藤と観客が作り出す演劇がはじまった。心に驚きと感動が重なっていく演劇が。

【ゲネプロ】

 

【初日前囲み取材】

「エブリ・ブリリアント・シング〜ありとあらゆるステキなこと〜」
 EVERY BRILLIANT THING
【 作 】ダンカン・マクミラン + ジョニー・ドナヒュー
【翻訳・演出】上田一豪
【出 演】  佐藤隆太
2023 年 8 月 11 日(金・祝)― 8 月 27 日(日)
東京芸術劇場 シアターイースト
https://www.geigeki.jp/performance/theater342/
『全国ツアー』
豊橋・富山・水戸・いわき・北九州
熊本・高知・大阪・名古屋・松本