7月7日(日)の博多座より上演が始まる 2024 年劇団☆新感線 44 周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』について、5月13日に製作発表が行われ、作の中島かずき、演出の いのうえひでのり、出演する 生田斗真 中村倫也/西野七瀬 粟根まこと/りょう/古田新太が登壇した。生田斗真が演じるのは、美しさを武器に天下を狙う男・ヒュウガ。中村倫也は幕府の密偵を足抜けし、ヒュウガの軍師となるカイリ。ふたりが狙うゴノミカドを古田新太、その守護役・戦女のアキノを西野七瀬が演じる。
りょう 西野七瀬 粟根まこと
いのうえひでのり 古田新太 生田斗真 中村倫也 中島かずき
中島かずき:以前から斗真くんには“顔がいいだけで世界を征服する”という話をやりたいとなんとなく話していました。悪いけど、思いっきりやらせてもらおうかと思っています。
いのうえひでのり:ピカレスクロマンでありながら、ショーアップしたもの、楽しいものになるのではないか。今回は客席もバンバン使います。
生田斗真:劇団新感線で悪役をいつかやってみたいと思っていました。5度目の新感線への参加で、新感線での古田さんとは初共演。(古田の魅力は)ひとりで舞台上に立っているだけで、ワクワクさせてもらえるところです。
(↑ビジュアル手前が生田。この撮影は)こだわって時間をかけて頑張りました。半日がかりで撮影しました。本番もそれに近いビジュアルになるかと思います。(日本舞踊を習っていることについて)指の先まで意識するようになったかと思いますし、こういう美しさ、日本独特の踊りの美しさを効果的に使えるのではないかと思っています。
(俳優としての自分の武器は?との質問に)ほんとに僕も武器といったことはないんですけど、強いて言うなら美しさ(笑)…ぐらいでしょうか。(と、↓の決め顔で)
中村倫也:主演ではない舞台は久しぶり。なので、主演の横にいる人間としてできることを楽しみにしていたのですが、昨日、本読みをしたら主演より出番が多い。やることも多いので気を引き締めて挑まなきゃと思いました。
僕は『ロッキーホラーズショウ』というミュージカルで、古田さんと80何公演ご一緒させて頂いたことがあって、毎日飲みにも連れて行って頂き、芝居のこともアドバイスを頂きました。それから10何年か経つので、当時の古田さんの年齢に僕も近づいてきちゃいまして、そういう意味も込めて一緒に今、やることが嬉しく思います。
圧倒的に美しいものをみたくないですか?(生田について)それになりますから!
(俳優としての自分の武器は?との質問に)早く帰るに越したことはないと思っている。その分、まじめにセリフを覚えて準備してやるところかもしれないです。
西野七瀬:前回は『月影花之丞大逆転』(2021)で、今回、一緒にまたできるという時点で、すごく嬉しかったです。「前回、ダメじゃなかったんだな」というか、また一緒になにかできるのが初めてのときよりも嬉しさが大きい。前回はコロナ禍であり10人ぐらいのキャストだったのが、昨日の本読みでは人がめちゃくちゃ多くて緊張して汗だらだらでした。規模も公演回数も多いので、最後まで立っていられるか心配はありますが、改めて気が引き締まりました。
本読みの時は、台詞以外は飛ばして読んでいくスタイルでしたが、実際はここですごく大変なアクションがあるんだろうなと想像するしかできず、ちょっと不安な気持ちの方が大きいです。新感線の作品はアクションがかっこいいので、軽々とやりたいと言ってしまい、多めになってしまいました。チャレンジさせてくださる環境にいることが有難く、もったいなく思っておりますので、できるだけやります。(アクションの準備は?の質問に)これからです。(笑)
粟根まこと:幕府の執権、政治の最高権力者ということで、他の出演者たちによって見事に滅ぼされていけばいいかと、できるだけ見事に滅ぼされようと思っております。
(俳優としての自分の武器は?との質問に)私は目つきの悪さです。何年も言われ続けていますけど。
りょう:(アクションの準備は?の質問に)お酒は飲んでいます。(笑)お酒はやめてまではいないですけれど、トレーニングは何年もつづけているので、今回はアクションを考えて、下半身を強化するトレーニングをやります。
自由奔放な人たちの中で、それがすごく人間っぽく 描かれてると思いますので、本当にご期待いただきたいと思っております。ぜひ見にいらしてください。
古田新太:「りょうちゃんとなぁちゃん(西野七瀬)がいるから、本当は下ネタのミュージカルとやりたかったのですが。(笑)インチキくさい関西弁でしゃべる苦手な役です。
(俳優としての自分の武器は?との質問に)NGがない(すべてのリクエストに応えることができる)ことです。「そういう気持ちにはならないです」ということは絶対に言わない。ましてや、そういうことを言う俳優が大嫌い。
非常に賑やかな楽しい作品になると思います。なんとかして、2つぐらいは下ネタを入れたいなと思っています。(笑)
2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演
いのうえ歌舞伎『バサラオ』
作 中島かずき
演出 いのうえひでのり
出演 生田斗真 中村倫也/西野七瀬 粟根まこと/りょう/古田新太
右近健一 河野まさと 逆木圭一郎 村木よし子 インディ高橋
山本カナコ 礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ
村木 仁 川原正嗣 武田浩二
藤家 剛 川島弘之 菊地雄人 あきつ来野良 藤田修平 北川裕貴 寺田遥平 伊藤天馬
米花剛史 藤浦功一 西岡寛修 NaO 大村真佑 清水一光
井上真由子 松本未優 樽谷笑里奈 白瀧真由美 さいとうえりな 高森あゆな 古見時夢
企画・製作 ヴィレッヂ 劇団☆新感線
【福岡公演】 2024年7月7日(日)~8月2日(金)博多座
チケット発売日 5月25日(土) am10:00~
【東京公演】2024年8月12日(月祝)~9月26日(木) 明治座
チケット発売日 6月23日(日) am10:00~
料金 S席15,800円/A席12,800円/B席9,800円/U-25チケット2,500円(全席指定・税込)
【大阪公演】 2024年10月5日(土)~10月17日(木) フェスティバルホール
チケット発売日 9月1日(日) am10:00~
公式サイト http://www.vi-shinkansen.co.jp/basarao/