2025年2月をもって再開発のために、帝国劇場が一時休館するにあたり、東宝は名門劇場である明治座と複数年、並びに複数月に亘る貸館契約を締結した。
不朽の名作 ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』が、2025年3月明治座にて上演される。
出演は2004年からテヴィエ役で主演する市村正親、2009年から市村と夫婦のゴールデ役を演じてきた鳳蘭。二人の娘役に美弥るりか 唯月ふうか 大森未来衣 、娘たちと出会う男に上口耕平 内藤大希 神田恭兵 、さらに今井清隆 ほか が出演する。
ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」は1964年ブロードウェイで初演され、トニー賞ミュージカル部門の最優秀作品賞、脚本賞、作曲賞など7つもの賞を獲得。ブロードウェイでの上演は72年まで8年間続き、3,242回という、当時としては記録的なロングランを達成した名作。
日本では森繁久彌のテヴィエ、越路吹雪のゴールデで1967年に初演され、森繁テヴィエは通算上演900回を達成。1994年の再演からは、エネルギッシュで愛嬌のある西田敏行がテヴィエ役、そして2004年から市村正親がテヴィエ役を務めており、今回が7度目となる。
描かれるのは、帝政ロシアの時代、アナテフカという寒村で酪農業を営み、貧しいながらも幸せな日々を送っているテヴィエの一家が、激変する時代に、どう幸せを求めていくかの物語。今に通じる人の幸せを問う物語が、ふんだんな音楽とダンスを交えて綴られる。
【東京公演】2025年3月 明治座
【全国ツアー公演】:2025年4月~6月
4月
富山 オーバード・ホール 大ホール
愛知 愛知県芸術劇場
静岡 富士市文化会館ロゼシアター
大阪 梅田芸術劇場メインホール
5 月~6月1日(日)
広島 上野学園ホール
福岡 博多座
宮城 名取市文化会館
埼玉 ウェスタ川越 大ホール