11月3日(日・祝)の新橋演舞場を皮切りに、京都・南座、名古屋・御園座にて、森見登美彦の人気作「有頂天家族」が上演される。
描かれるのは、下鴨神社の境内に暮らす、誇り高き狸一家をめぐり、狸・天狗・人間が、京都の地で繰り広げるてんやわんやの大騒動。
主人公となる、狸の一家・下鴨家の、好奇心旺盛で家族思いな三男・矢三郎を演じるのは、中村鷹之資、濱田龍臣(Wキャスト)。さらに渡部秀、若月佑美、池田成志、相島一之、壇れいが出演する。脚本・演出はG2。
中村鷹之資 コメント
この度、舞台『有頂天家族』で下鴨矢三郎のお役を勤めさせていただきます中村鷹之資です。初めて歌舞伎以外のお芝居に出演させていただくことになり、身の引き締まる思いです。私自身、なんだか「たぬき」には縁が深いような気がしますが、たぬきといえば鷹之資と思っていただけるように、Wキャストの濱田龍臣さんと手を取り合って精一杯このお役に向き合っていきたいと思っております。劇場でお待ちしております!
濱田龍臣 コメント
この度、舞台『有頂天家族』にて、矢三郎役を演じさせていただきます。 濱田龍臣です。 小説原作から、アニメにもなっている作品を舞台化するということで、今からとても楽しみです!自分自身、矢三郎のように「面白きことは良きことなり!」を身上に、原作の世界観や矢三郎のキャラクター性をしっかりと作り上げ、Wキャストの中村鷹之資さんと共に主演として作品を作り上げていければと思っております。是非、劇場へ足をお運びいただければ幸いです。
G2 コメント
森見登美彦作品の飄々としてるのに饒舌なるボキャブラリーの奔流に巻き込まれていくあの独特の快感は小説ならでは。あれだけは小説でしか……「いやいや、そんなことはないはず!」と言いたくて手をあげました。『有頂天家族』に充ち満ちた不可思議なエネルギーを掬い取って劇場空間に放つ、それだけで面白い舞台になるはず。いやいや、その「それだけ」が超ムズいのでありますが、演劇人魂に賭けて、そこそこ頑張ってみます。
舞台『有頂天家族』
◆スタッフ
原作 :森見 登美彦(幻冬舎「有頂天家族」より)
脚本・演出:G2
◆配役
下鴨矢三郎:中村 鷹之資 /濱田 龍臣 (Wキャスト)
下鴨矢一郎:渡部 秀
弁天 :若月 佑美
下鴨総一郎/夷川早雲:池田 成志
赤玉先生 :相島 一之
下鴨桃仙 :檀 れい
2024年11月3日(日・祝)~11月11日(月)新橋演舞場
2024年11月16日(土)~11月23日(土・祝)南座
2024年11月30日(土)~12月1日(日)御園座 (中村 鷹之資の出演はありません)