昭和歌謡音楽劇とライブの二部構成で綴る、明治座「中村雅俊芸能生活50周年記念公演」 が、中村雅俊に加え、コロッケ、久本雅美、林 翔太、土生瑞穂、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子という豪華出演者を迎えて、6月2日(火)に開幕した。開幕前に行われた取材会の模様を動画で、初日公演の模様を写真でお伝えする。
土生瑞穂 松田悟志 小川菜摘 林翔太
玉野和紀 久本雅美 中村雅俊 コロッケ 田中美佐子
第一部の音楽劇は、昭和歌謡を挟み、笑いをふんだんに振りまきながら綴るハートフルな物語。第二部は中村雅俊の名曲・ヒット曲で贈るライブ。出演者が中村とのこれまでのエピソードや出会いを明かしたり、思いがけない楽曲も披露され、最後は客席もスタンディング。感動と、爽やかな笑顔あふれる開幕初日の明治座となっていた。
【初日前取材】稽古場での様子もたっぷりトーク。素顔の中村雅俊が伺えるエピソードや、コロッケの芸達者ぶりもご覧ください。
【第一幕】昭和歌謡音楽劇『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス』
物語の舞台は、宮城県のとある田舎町にある「スターリバー・カフェ」。マスターの星川誠(中村雅俊)は、50年前に両親が開いたこのカフェ&バーを継ぎ、2004年に淑子(田中美佐子)と結婚。ふたりで仲良く暮らしていた。
そして、時は流れ、東日本大震災で店は流されてしまい、その後には、ジュークボックスだけが残っていた。誠は10年前に店を再建。この壊れてしまったジュークボックスを再建した店にも置くことにした。
そして、今は2024年。壊れたはずの、あのジュークボックスは、今も「スターリバー・カフェ」にある。時々音楽を流す不思議なジュークボックスになっていた。
「スターリバー・カフェ」はいつも賑やか。それは
店の看板娘、田中小百合(久本雅美)が居て
古くからの常連、徳川竜馬(コロッケ)
添島裕太(林翔太)や
中央)裕太の恋人 三埼麻衣(土生瑞穂)
左)スーパーの店長 一之瀬健司(松田悟志)など常連客がいるから。
そんなある日、店に竜馬を追いかけて元恋人の松村七海(小川菜摘)がやって来た!一波乱、ふた波乱起こるのか?
幕が開いた瞬間から笑いが連続。コロッケや久本雅美はもちろん、田中美佐子のコメディアンヌぶりもお見事!
時折、挿入される昭和歌謡にウキウキ、ワクワクさせられながら、中村雅俊が生み出す深い悲哀に揺さぶられる感動作となっていた。
『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』
〈第1部〉 どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~
2024年6月2日(日)~18日(火) 明治座
【上演台本・演出・振付】 玉野和紀
【脚本】 堤 泰之
【出 演】 中村雅俊 コロッケ 久本雅美
林 翔太 土生瑞穂/小川菜摘/松田悟志/玉野和紀/田中美佐子(特別出演)
小林美江 我 膳導 兵頭有紀 松島 蘭 千葉さなえ 神谷玲花 小山侑紀 西田雄紀 千葉のぶひろ
〈第2部〉 MASATOSHI NAKAMURA LIVE -look back with smile , look ahead with pride.-
【料金(税込)】 S席13,000円 A席7,000円
【公演サイト】 https://www.meijiza.co.jp/info/2024/2024_06/