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9月上演!木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」公演日程と全キャストが発表

【最終】組写真_モノクロ(誌面がモノクロの場合)_撮影:設楽光徳
撮影:設楽光徳

2024年9月に東京芸術劇場にて上演される木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」について、公演日程と全キャストが発表された。

東京芸術祭2024参加演目として、木ノ下歌舞伎が東京芸術劇場プレイハウスに初登場となるのが、木ノ下歌舞伎×杉原邦生のタッグの集大成となる5時間の一大エンターテイメント「三人吉三廓初買」。

昨年上演し、大好評を博した『勧進帳』と同じく、『三人吉三』は、監修・補綴の木ノ下歌舞伎主宰・木ノ下裕一、演出・美術の杉原邦生のタッグによる作品で、2014年にKYOTO EXPERIMENTで初演。翌年、東京芸術劇場が若手演劇団体と提携して公演をおこなう“芸劇eyes公演”としてシアターウエストに初登場し、読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされた木ノ下歌舞伎の代表作の一つ。

9年ぶりの再演となる今回は、作品タイトルを演目の本外題である『三人吉三廓初買』に改め、初演以来約160年ぶりの上演となった「地獄の場」を完全復活。今や幻となった黙阿弥オリジナル版の全貌を見ることができる貴重な公演となる。

物語の中心となるのは同じ「吉三郎」の名をもつ三人の若者。
兄貴分の和尚吉三を演じるのは田中俊介。血気盛んなお坊吉三は、須賀健太。女装の盗賊・お嬢吉三は矢部昌暉。
また、和尚吉三の父親・伝吉は川平慈英。

もう一つのストーリーラインを動かす、お坊吉三の妹・花魁一重に藤野涼子。一重に恋する商人・文里には眞島秀和。文里の女房・おしづに緒川たまき。
「吉三郎」の物語と「廓話」の物語の両方をつなぐキーマン・十三郎は小日向星一。十三郎とめぐりあうおとせをオーディションで抜擢された深沢萌華。
さらに木ノ下歌舞伎や杉原邦生演出作品を支えるおなじみの武谷公雄、高山のえみ、山口航太、武居 卓、田中佑弥、緑川史絵が脇を固める。


東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション
東京芸術劇場Presents木ノ下歌舞伎
「三人吉三廓初買」

2024(令和6)年9月15日(日)~29日(日) 】上演時間:約5時間予定(休憩2回あり)
東京芸術劇場 プレイハウス ほか長野(松本)、三重、兵庫公演あり
作: 河竹黙阿弥 監修・補綴: 木ノ下裕一 演出: 杉原邦生 [KUNIO]
≪出演≫
田中俊介 須賀健太 矢部昌暉 / 藤野涼子 小日向星一 深沢萌華
武谷公雄 高山のえみ 山口航太 武居 卓 田中佑弥 緑川史絵
川平慈英 / 緒川たまき 眞島秀和
スウィング 佐藤俊彦 藤松祥子
【チケット料金】(全席指定・税込)
一般 S席 9,500 円 A席 8,000円 サイドシート 5,500円 吉三割 25,500 円
早割 S席 8,500 円 A席 7,000円(9 月 15 日(日)、9 月 16 日(月・祝)公演限定)
スウィング俳優出演回 S席 8,500円 A席 7,000 円(9月26日(木)公演限定)
65 歳以上(S席)9,000 円 29歳以下(A席)7,500 円 高校生以下 1,000 円 幕見席 2,500円
公演詳細:https://www.geigeki.jp/performance/theater364/
【チケット一般発売開始】 7月20日(土)10:00
【チケット取扱い】
東京芸術劇場ボックスオフィス
<WEB>https://www.geigeki.jp/t/ 
※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)
<電話>0570-010-296(休館日を除く 10:00~19:00)
※国際電話および一部のIP電話・プリペイド方式の携帯電話からはご利用いただけません。
<窓口>営業時間:休館日を除く 10:00~19:00

ほか チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、カンフェティでの取り扱いあり。