8月21日から東京・大阪で上演する日米合作 ブロードウェイミュージカル『RENT』。出演する山本耕史、クリスタル ケイのコメント映像が公開された。海外キャストも来日し、ドリームキャストによる稽古が始まった。
NYイースト・ヴィレッジに生きる若者たちの姿をビビッドに描き、ピュリツァー賞やトニー賞などに輝いた、ロック・ミュージカルの金字塔でもある『RENT』。ブロードウェイでは2008年9月まで、12年にわたってロングラン上演を行い、計5124公演を記録。2006年に映画化もされた同作。日本では1998年に初めて日本語上演版(主演:山本耕史)が行われて以降、来日公演も幾度となく開催。そして、この夏、初の日米合同のキャストで上演される『RENT』が誕生する。
「まだ想像がついていない。今回は日本語ではないし・・・」(山本)
6月の下旬、稽古が始まる前に行われた今回のインタビュー。
稽古前の気持ちを聞かれ「まだ想像がついていない、今回は日本語ではないし・・・」と英語での現場に不安を見せつつも、26年前にも同役を演じた経験を活かしていきたいと話し、クリスタル ケイは、見どころのシーンとして「みんなの思いを代弁してモーリーンがパフォーマンスをするシーン。どれだけメッセージを伝えられるか、自分も楽しみにしています」とコメント。
海外からのキャストも来日。いよいよ稽古が始まった日米合作『RENT』カンパニー。
初めの1週間は歌稽古から始まり、演出家:トレイ・エレット、音楽監督:キャサリン・A・ウォーカーの指導のもと、1曲1曲丁寧に作り上げられていきます。2023年にケネディ・センターで上演された『RENT』のワールド・シンフォニック・プレミアに出演したロジャー役のアレックス・ボニエロや20周年記念ナショナル・ツアーでトム・コリンズを演じたアーロン・アーネル・ハリントン、そして近年、ブロードウェイでの活躍が目覚ましいエンジェル役のジョーダン・ドブソンなど、実力派が揃い、もちろんすべて英語で進む稽古を見ていると、まるでニューヨークにいるような感覚に。
稽古場の外ではアメリカから到着した大量の衣装がズラリと並び、連日、各キャストのフィッティングも実施。ここから約1ヶ月半の時間をかけて、日米合作『RENT』が作り上げられる。
8月21日、東京・東急シアターオーブでの開幕をご期待ください!!
歌稽古からスタートしたRENTカンパニー。
日本に来ることを楽しみにしていたキャストたち。
アメリカから届いた衣装がズラリと並びます。
日米合作 ブロードウェイミュージカル『RENT』
脚本・作曲・作詞:ジョナサン・ラーソン
演出:トレイ・エレット 初演版演出:マイケル・グライフ
振付:ミリ・パーク 初演版振付:マーリス・ヤービィ
音楽監督:キャサリン・A・ウォーカー
出演:山本耕史、Alex Boniello、Crystal Kay、Chabely Ponce、Jordan Dobson、Aaron A. Harrington、Nasia Thomas、Aaron James McKenzie ほか
※全編英語上演(日本語字幕あり)
東京公演:2024年8月21日(水)~9月8日(日)東急シアターオーブ
大阪公演:2024年9月11日(水)~9月15日(日)SkyシアターMBS
【チケット料金(税込・全席指定)】
S席16,500円、A席12,500円、B席9,500円、エンジェルシート8,000円
*注意事項は公式HPをご確認ください。
公式HP: https://rent2024.jp
【主催】キョードー東京(東京・大阪)、梅田芸術劇場(大阪)
【後援】J-WAVE(東京)
【企画制作・招聘】キョードー東京