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升毅、戸塚祥太2人芝居 舞台『SLEUTH/スルース』開幕!だからこその緊張感とスリル。ゲネプロ&取材会

升毅、戸塚祥太出演の舞台『SLEUTH/スルース』が、昨日7月18日によみうり大手舞ホールにて開幕。初日に先立ちゲネプロが公開され、取材会が行われた。東京公演は、7月28日(日)まで。その後、京都劇場にて 8月3日(土)-8月4日(日)に上演される。

本作はトニー賞最優秀作品賞を受賞したミステリーの最高峰と言われる二人芝居。
著名なミステリー作家とその妻の愛人である若い俳優という2人の男が、罠を仕掛け合う、スリリングな心理ゲーム。俳優ふたりが、その技量の限りを尽くして挑むミステリーだ。

今回は、内藤裕子による演出で、升毅、戸塚祥太(A.B.C-Z)の出演で上演される。
本来は、昨年も音楽劇「ブンとフン」で共演した升毅と橋本良亮の出演を予定していたが、橋本良亮が体調不良のため療養に専念することとなり、同じA.B.C-Zメンバーの戸塚祥太が出演することとなった。

休憩20分を挟み、一幕65分、二幕65分。この緊張感とスリルは、演劇だからこそ。最後まで観た人だけが知る真実に、驚かされてほしい。

【ゲネプロ】

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ミステリー作家アンドリュー(升毅)に呼び出され、マイロ(戸塚祥太)が訪ねてくる。

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アンドリューの妻と恋仲のマイロは、アンドリューに責められるものだと思っていたが、意外にもアンドリューは妻への不満たらたら。自分にも愛人がいると、マイロと妻の仲を認め、さらには金遣いの荒い妻とマイロの、その後の金の心配までしてくれる。

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そして、アンドリューは自分の宝石を盗むようにマイロに持ち掛ける。宝石の換金方法も指南するし、自分は保険が入るからウィンウィンだと。欲が出たマイロは

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アンドリューの綿密な作戦に聞き入る。

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その先に待っていたのは‥‥

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【囲み取材】

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戸塚祥太 升毅

升毅:(初日を迎え)意気込みはすごくあります。公開稽古が終わった後、生きているかどうか、わからないので不安ではありますが、これまで積み重ねてきたことを信じて、とっつー(戸塚)の足をちょっと引っ張りながら、(戸塚:「逆じゃないですか!」)二人で力をあわせた初日にしたいと思っています。
単純にふたりしかいない、イコール、セリフを半分ずつ担当する。セリフ量が膨大でその負荷は大きいです。(戸塚:「こんなに静かだっけってなる瞬間がある」)未知の世界でプレッシャーになっています。1970年前後のお話なので、人名・地名、時代背景などがなかなかしみ込んでこない。そのあたりも含めて、かなり想像を絶する作品です。
(戸塚の印象は)男気を感じます。稽古にもちゃんと本読んで準備ができて来てくれたことも嬉しくて、それがこっちにはプレッシャーになって(笑)。 僕にも今朝はっしー(橋本)から連絡がきました。やるのは僕ら二人ですけど、なんだかはっしーもいて、関わってくれてるなという感じがします。

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(舞台後方の人形がはっしーとでも言うように、笑う二人)

升毅:最初の顔合わせで食事に行って、仲良くなってよかったけれど、稽古中は食事に行く余裕が微塵もない。(戸塚:「格闘でしたね」)この私が酒をやめましたから。これから先、余裕が出てきたら行きたいですね。
見どころは、稽古しているときから、「一幕と二幕は、まったく別の作品じゃないの」という気持ちになる。2本立てじゃないかと思う、そんな意外さ楽しさを感じてほしいと思っています。

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戸塚祥太:稽古で積み重ねてきたものを見ていただくだけなんですけれど、半ばやけになってて。ステージにふたりしかいないので、この先輩の胸を借りるつもりで(升毅:「貸す胸ない!」)飛び込んでいこうかなと。舞台の構造もゲームか試合のような構造になっているので、そういった感じで舞台の上で火花を散らしていければいいなと思っています。
(橋本からアドバイスは?)しっかり休んでいただきたいので、僕がサポートするという意味でもステージに立たせていただきたいと思っています。今日も「初日、おめでとうございます」とメールをいただきました。大変な状況だと思いますが「がんばります。連絡くれてありがとう」と返事をしました。

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戸塚祥太:昨日急に(緊張が)きました。昨日は緊張したけれど、今朝、橋本君からメールをいただいたので、少しほぐれてきて、彼も一緒に闘ってくれる。彼も自分の現状と今、戦ってますから、僕もしっかり闘って、まっさん(升)の胸を借りて飛び込んでいこうと思い直しました。

舞台『SLEUTH/スルース』
作:アンソニー・シェファー
演出:内藤裕子
出演:
アンドリュー・・・・・升毅
マイロ・・・・・・・・戸塚祥太

<東京公演>よみうり大手町ホール 7月18日(木)-7月28日(日)
<京都公演>京都劇場 8月3日(土)-8月4日(日)
公式HP:https://sleuth2024.jp/
料金 東京:¥9,500(全席指定)
京都:A席¥9,500/B席¥7,500