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音楽劇『ライムライト』本日初日!ゲネプロ【動画&舞台写真】

音楽劇『ライムライト』が、本日8月3日(土)に日比谷のシアタークリエで初日を迎える。前日にゲネプロが公開された。

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2015年の初演、2019年の再演に引き続き、チャップリンが演じた老芸人・カルヴェロ役を石丸幹二が演じ、3度目の上演に挑む。新たにバレリーナ・テリー役に朝月希和、作曲家・ネヴィル役に太田基裕を迎える。

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老芸人・カルヴェロ(石丸幹二)は、人生を悲観し自殺を図った若いバレリーナ・テリー(朝月希和)を助ける。

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かつては一世を風靡したカリヴェロだったが、今やお呼びがかからなくなって久しい。しかも彼の心臓は医者に見放されていた。

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だが、テリーを励まし、支えるカリヴェロ。そのセリフは、名セリフばかり。

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やがて、再び舞台に立てるようになり、スターへと上り詰めていくテリー。彼女は、ネヴィルを愛し始めていた。朝月のバレエシーンは、大きな見どころのひとつ。動画でもご覧ください。

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カリヴェロとの結婚を望むテリーの前に、かつて心ときめかせた作曲家・ネヴィル(太田基裕)が現れる。

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老芸人は思いを歌う。アカデミー作曲賞を受賞した名曲「テリーのテーマ」にのせて。

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カリヴェロとテリーの周りには、個性あふれる人々が登場する。

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芸達者なキャストたちが、何役も演じて歌い、踊る。荻野清子の音楽が、また楽しい。

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「ライムライト」とは、電灯が普及する以前に舞台照明として使われた照明器具。1878年に白熱電灯が実用化されて、次第に廃れ、使われなくなったらしい。エンターテイメントの世界から、時代の流れとして消えていった「ライムライト」。その光に輝かしい若さと希望を、陰に人生とエンターテイメントの厳しさとを重ねた原作の深さを改めて知った。そして、眼前で繰り広げられる舞台だからこそ受け取れる感動があった。

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<初日開幕に向けた意気込みコメント>
●石丸幹二
「ライムライト」に寄せて
60代のチャップリンが演じた老芸人カルヴェロ。ちょび髭をつけず、山高帽もかぶらず、素顔のまま。
今、私の頭は彼の言葉であふれ、心は彼の精神に満たされています。
「ライムライトの魔力、その光の中にスターは誕生する。その光からスターは去って行く」。
このセリフに接するたび、瞳を射る強烈な光や、穏やかに包み込む光を感じ、時には熱く高らかに、時には深く染み入るように語っている自分に出会います。
皆さんには、どんな言葉が響くでしょう。劇場で感じてください。

●朝月希和
今、胸がドキドキし高鳴ります。命の意味、生きる勇気、自分の価値を、カルヴェロによって見い出すバレリーナ役をいよいよご披露します。思いやり、支え合い、そして自立。人生のどん底でも消せなかった舞台への思いを、心に残る台詞、お芝居、歌、そしてバレエを通して演じます。この舞台に携われる感謝を込めてお届けします。

●太田基裕
『ライムライト』には喜劇や悲劇、様々なエッセンスが絶妙なニュアンス、バランスで描かれているような気がします。
ネヴィルという役を通して、生きる活力、瑞々しさ、苦さも含め、噛み締めながら演じられたら幸せに思います。
観劇される皆様の心に、あたたかい何かが寄り添い届く事を願います。
千穐楽までよろしくお願いいたします。

音楽劇『ライムライト』
原作・音楽:チャールズ・チャップリン
上演台本:大野裕之
音楽・編曲:荻野清子
演出:荻田浩一

出演者:
石丸幹二
朝月希和 太田基裕
植本純米 吉野圭吾 保坂知寿
中川 賢 舞城のどか

ヴァイオリン:岸 倫仔
リード:坂川 諄
アコーディオン:佐藤史朗
ピアノ:荻野清子

東京公演:2024年8月3日(土)~8月18日(日)シアタークリエ
大阪公演:2024年8月23日(金)~8月25日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
大分公演:2024年8月31日(土)~9月1日(日)別府国際コンベンションセンター(B-Con Plaza)
公式サイト: https://www.tohostage.com/limelight/