ミュージカル『モーツァルト！』が、8月19日（月）より帝国劇場にて開幕する。今回主演のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役をつとめるのは、2018年から3回目となる古川雄大と、今回が帝劇初主演となる京本大我。
演出を小池修一郎が務め、キャストに真彩希帆、大塚千弘、涼風真世・香寿たつき（Wキャスト）、山口祐一郎、市村正親といった実力派が顔をそろえる。
8月18日（日）には古川雄大主演でのゲネプロが公開された。本公演は9月29日（日）まで帝国劇場にて、その後、大阪、福岡にて上演。
モーツァルトの姉・ナンネール（大塚千弘） ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト（古川雄大）
本作は、ミヒャエル・クンツェ （脚本・歌詞）、シルヴェスター・リーヴァイ（音楽・編曲）のゴールデンコンビにより、“人間モーツァルト”35年の生涯に迫る、大ヒットミュージカル。2002年の日本初演以来、数々の名場面と名曲が日本のミュージカ ルファンを魅了し、再演を重ねてきた。今回の再演は3年ぶり、帝劇クロージングラインナップとしての上演となる。
幼き姉弟は宮廷楽士の父・レオポルト（右 市村正親）の薫陶を受け、ヴォルフガングは5歳にして音楽の才能が花開。
“奇跡の子”と呼ばれ,ヨーロッパ中でもてはやされるほどだった。
だが月日は流れ、故郷・ザルツブルクで音楽活動をつづけるヴォルフガング。彼のそばには、幼き頃の姿のままの“才能の化身・アマデ”（星駿成）が寄り添っていた。
だが成長したヴォルフガングは
領主のコロレド大司教（右 山口祐一郎）と衝突。父ともぶつかって、故郷を出て行く。
ヴォルフガングの波乱の人生の幕が開いた。
ヴォルフガングの音楽の才能を見抜くヴァルトシュテッテン男爵夫人（中央 涼風真世 Wキャスト）
ヴォルフガングの人生に大きく関わるウェーバー一家
後にヴォルフガングの妻となる・コンスタンツェ（左 真彩希帆）
豪華なステージ、感動の物語、そして名曲の数々。エンターテイメントの粋を集めた大ヒットミュージカルが、さらに洗練されて帰ってきた。
物語が進むにつれて、年齢を重ねていくヴォルフガングを自然に演じる古川雄大と、実力者揃いの俳優陣が怒涛のモーツァルトの人生へと観客を引っさらって行ってくれる。
★古川大コメント
「楽しみ」と「不安」を行ったり来たりしていますが、今は楽しみな方が強いです。3回目にして理解出来た部分や新しい発見があります。指古場では、これまでの中で一番失敗したり恥ずかしい思いをしてきました。 それくらい色々な事に挑戦してこられた稽古でしたし、曲に対するアプローチも結構変わってきていて、今 回のヴォルフガングから変化を感じ取っていただけるのではないかと思います。
この作品はある意味ファンタジーですが、リアルにやりたい。これまで自分の中でカチッと形を決めていた事、自分の中の決まり事をあえて取っ払って、舞台の上で自然に存在してみようと考えて臨んでいます。
(モーツァルトの享年である)35 歳を越えたヴォルフガングは僕が初めてですが(笑)、フレッシュにいながら、彼の成長をいかに体現出来るかを大切にしたいです。“才能が宿るのは魂なのか、肉体なのか”という 深いテーマの作品なのですが、このテーマをどれだけ感じ取っていただけるか。作品の本質をちゃんとお伝え出来るように取り組んでいきたいと思います。
ミュージカル『モーツァルト！』
＜東京公演＞2024年8月19日（月）～9月29日（日） 帝国劇場
＜大阪公演＞2024年10月8日（火）～27日（日） 梅田芸術劇場メインホール
＜福岡公演＞2024年11月4日（月）～30日（土） 博多座
【キャスト】
ヴォルフガング・モーツァルト／古川雄大・京本大我（Wキャスト）
コンスタンツェ（モーツァルトの妻）／真彩希帆
ナンネール（モーツァルトの姉／）大塚千弘
ヴァルトシュテッテン男爵夫人／涼風真世・香寿たつき（Wキャスト）
コロレド大司教／山口祐一郎
レオポルト（モーツァルトの父）／市村正親
セシリア・ウェーバー（コンスタンツェの⺟）未来優希
エマヌエル・シカネーダー（劇場⽀配⼈）遠⼭裕介
アントン・メスマー（医師）松井 ⼯
アルコ伯爵（コロレドの部下）中⻄勝之
アンサンブル
朝隈濯朗 安部誠司 荒木啓佑 奥山 寛 後藤晋彦 木暮真一郎 田中秀哉 西尾郁海 福永悠二 港 幸樹 山名孝幸 脇 卓史
彩花まり 池谷祐子 伊宮理恵 樺島麻美 久信田敦子 鈴木サアヤ 原 広実 松田未莉亜 安岡千夏 柳本奈都子
【CREATIVE】
脚本/歌詞：ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲：シルヴェスター・リーヴァイ
オリジナル・プロダクション：ウィーン劇場協会
演出/訳詞：小池修一郎（宝塚歌劇団）
平日 S席17,500円 A席11,000円 B席6,000円
土日祝・千穐楽 S席18,500円 A席12,000円 B席7,000円
（全席指定・税込）
後援：オーストリア大使館／オーストリア文化フォーラム東京
製作：東宝
