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舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears 開幕

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舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tearsが、8/31(土)に東京・シアターHにて開幕した。舞台写真と会見レポート、ゲネプロレポ―トが届いた。
本作は、2024年8月から上演する新シリーズの第4弾公演で、2012年から12年続いてきた「ペダステ」シリーズの最終公演となる。
9月7日(土)の2公演は、 DMM TV にてライブ配信される。本公演の Blu-ray/DVD 2月19日(水)発売決定!

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左より、待宮栄吉役 元木聖也 御堂筋翔役新井將 真波山岳役中島拓人
小野田坂道役島村龍乃介 今泉俊輔役砂川脩弥 鳴子章吉役北乃颯希 演出鯨井康介

舞台『弱虫ペダル』(通称:ペダステ)は、舞台化不可能と言われていた自転車競技を「ハンドルと役者のマイム」で再現させた革命的手法と、レースシーンでの演技の先を行く「本気の走り」で多くの方から称賛を得てきた。

シリーズ10周年を迎えた2022年に、これまでのシリーズで手嶋純太を演じていた鯨井康介氏を演出に迎えて、原作のはじめから、舞台『弱虫ペダル』The Cadence!(2022年)、インターハイ1日目を描いた、舞台『弱虫ペダル』THE DAY 1(2023年)、インターハイ2日目を描いた、舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2(2024年)と上演。

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小野田坂道役:島村龍乃介
僕の中で最も体を動かしてきた作品が「ペダステ」です。正直大変だったりするときもありましたが、走り切ったときの達成感はこの作品でしか味わえないものでした。素晴らしい景色を
「ペダステ」で見せていただきました!今作ではようやく真波と一緒に走ることができるので、ふたりの勝負にぜひご注目ください。このインターハイ3日目は、1日目と2日目に力を温存
していたメンバーも全力で走りますし、みんなの走り全てが見どころです。ゴールを目指して走る熱い姿を生で見ていただきたいです。ぜひ劇場で熱量を感じてください!

今泉俊輔役:砂川脩弥
ここまで気持ちが熱くなる舞台は「ペダステ」でしかないもの。この気持ちを知ることができて良かったですし、カンパニーの皆さんや「ペダステ」ファンの皆さんと出会えたことも嬉しかったです。4作品通して同じ役を演じられるのは貴重なことなので、とても思い入れがあります。自分の命をすり減らしてでも今泉俊輔として走りたいと思います。見どころとしては、レースの中で仲間に託して、預けられて、守られて……という事が表現されているシーン。このインターハイ3日目まで走れるのはファンの皆さんのおかげです。その応援に応えられるように精一杯頑張ります。

鳴子章吉役:北乃颯希
「ペダステ」は“熱量”ナシには語れない作品です。それを教えてくださったのは、これまでシリーズを支えてくださったスタッフさんや、鯨井康介さんや河原田巧也さんを始めとする先輩キャストの方々。その熱量を引き継いで最終作に立てていることが、僕にとっての宝物です。
今回は鳴子が田所の背中をしっかりと見届け、チームのために“鳴子劇場”を完走します!兼ね役もたくさん演じていますので、ひとつも見逃さないでいただきたい。皆様と一緒に涙と汗の向こう側を見られたらと思います。頑張って二階席まで汗飛ばしますので、我々の汗を存分に浴びに来てください!

真波山岳役:中島拓人
「ペダステ」に出て良かったと思うことはたくさんあるのですが、特に思うのは強制的に痩せられることです(笑)。そして今回、真波山岳として初めてがっつり走ることで、舞台袖からの応援が本当に力になるのだと知りました。応援してもらうって、こんなにも力をもらえることなのだと学べたことも大きいです。小野田坂道役のりゅう(島村龍乃介)とは、新シリーズの始まりとなった「The Cadence!」のときから「一緒に最後を走ろうね!」と約束していたので、やっと叶う今作を楽しみにしてきました。シリーズ最終作ですが意識し過ぎてプレッシャーや重荷に感じないように、ただただ自由に走りたいと思います。ぜひ劇場で本物の人間たちの汗と呼吸を感じてください。

御堂筋翔役:新井將
今までで一番、没入できる役と出会えました。この役に出会えたことが僕の財産ですし、鯨井康介さんとみんなで一緒に作ってきた役ですので、最後まで大切に演じていきたいと思います。
個人的には可愛いサプライズもありますので、お楽しみに。僕を含めてキャスト全員2時間45分、集大成の走りをしています。全力の走りでバトンを繋ぎ、それが連なってひとつの作品に仕上がっています。「ペダステ」は12年間にわたって作り上げられてきた伝説。その強大な伝説を越えようと、僕たちは一丸となって走ってきました。この「Over the sweat and tears」なら全てを踏襲した上でその先へ行けると確信しています。泣いても笑っても今作が最後。悔いのないように潜れるところまで潜って、好きなように好きなだけ笑って泣いて、泳ぎ切りたいと思います。

待宮栄吉役:元木聖也
「ペダステ」初参加として、新しい風を吹き込めたらと思っています。相棒である井尾谷諒役の熊沢学と一緒に、たくさん盛り上げていますので楽しみにしてください。「ペダステ」の話は昔から耳にしていましたが、噂通り本当にキツイ(笑)!でも熱いスポ根が魅力だなと思います。座組は男子校の部活のような雰囲気で、演出の鯨井康介くんが顧問の先生みたい。自分の高校生活を思い出したので、皆さんにも学生時代を思い出していただき、温かい気持ちになってもらえたらと思います。こんなに面白くて熱い舞台があるのかと、僕自身もビックリしています。たくさんの方に見ていただきたい!熱く燃えている男たちがお互いに励まし合いながら、本物の汗を流して息を切らして、魂を懸けている舞台です。呼吸を感じられるのも舞台の醍醐味ですので、ぜひシアターHで感じていただきたいです。
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演出:鯨井康介
役者一人ひとりが、サブタイトル通りの熱い走りを稽古場から続けてきました。フィジカルや本物の涙、汗。そして涙と汗の向こう側を皆様に見ていただきたいなと思います。「ペダス
テ」の集大成……と言うとおこがましいかもしれませんが、レース演出協力の河原田巧也と共に考え、様々な演出要素を取り込ませていただきました。これまでのファンの方々もお楽しみ
いただけるのではないかと思っています。「ペダステ」は座組全体が作品を愛していて、僕が新シリーズの演出を任せていただいたことにも作り手の“愛”のようなものを感じています。西
田シャトナーさんが作り上げたものを継承して、新たな気持ちで作っていこうと前向きな気持ちでやってきました。この作品に出会えたことで素晴らしい経験をさせていただき、演出家と
して素晴らしい人たちに出会えました。この4年間、この1ヶ月の全てが宝物で、全てのものに感謝しております。僕が前シリーズで演じていた手嶋純太の大好きなセリフに、「頑張らな
いと期待なんかされない」という言葉があります。この座組全員、頑張りに頑張っています。ぜひご期待ください。劇場でお待ちしております。

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【ゲネプロレポート】
ハンドル一本でロードレースを舞台上に描き出す、その表現技法が驚きをもって迎えられ、大きな感動で受け入れられた「ペダステ」。観客の応援を力に12年間駆けてきたシリーズの最終公演だ。
怒涛の走り出しで、劇場は瞬く間にインターハイ3日目の熱気に包まれる。総北高校、箱根学園、京都伏見高校。三つ巴かと思われたレースに、新たな刺客として待宮栄吉率いる広島呉南工業高校が登場。待宮は後方集団を操り、チームの垣根を越えて隊列を組む「協調」によって先頭を狙う。「集団」の迫力や「協調」の強みなど、「ペダステ」ならではの表現が続々。本役と兼ね役を往復しながら登場し続けるキャストもおり、総力戦の覚悟がみなぎる。
しかし総合優勝を狙う最終日は、一枚のジャージを誰よりも早くゴールに届ける戦い。レースが進むにつれて一人、また一人と力を使い果たしたメンバーがチームから離脱していく。己の全てを込めて走り切った選手からこぼれ出る本音と、それを受け止める仲間たち。それぞれの想いが全身から伝わってくる。鳴子章吉の意地、今泉俊輔の成長、御堂筋翔の矜持。真波山岳が魅せる羽ばたきと、全てを託されてひたむきに走る小野田坂道。
楽曲が選手を鼓舞し、照明が道を照らす。パズルライダーたちがスロープを巧みに動かし、レース展開を作る。走りや演出、見せ方全てに積み重ねてきた歴史が感じられる。土台を大切に磨き上げ、更に重ねる努力を欠かさなかった座組の力だ。そしてたやすく乗りこなせるものではないその土台に、今作のキャストたちはしっかりと立っている。実感を込めてセリフを発し、全力を振り絞って走っている。この生身の熱量こそ「ペダステ」最大の魅力。涙と汗の向こう側を目指してひた走る、彼らの輝きを劇場で感じてほしい。

©渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会
◆タイトル:舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears
◆原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
◆脚本・レース演出メソッド創作/監修:西田シャトナー
◆演出:鯨井康介
◆音楽:manzo
◆劇中歌「恋のヒメヒメ☆ぺったんこ」
作詞:渡辺航 作詞補佐・作曲・歌:桃井はるこ
◆レース演出協力:河原田巧也
◆公演日程:2024年8月31日(土)~9月8日(日) シアターH
◆キャスト:
総北高校
小野田坂道 役:島村龍乃介 今泉俊輔 役:砂川脩弥 鳴子章吉 役:北乃颯希
巻島裕介 役:山本涼介 金城真護 役:川﨑優作 田所迅 役:滝川広大

箱根学園
福富寿一 役:髙﨑俊吾 荒北靖友 役:相澤莉多 東堂尽八 役:フクシノブキ
新開隼人 役:百成瑛、村上渉※ 泉田塔一郎 役:青柳塁斗 真波山岳 役:中島拓人
※全公演、2名で1役を演じます
京都伏見高校
石垣光太郎役:鐘ヶ江洸 御堂筋翔役:新井將
広島呉南工業高校
待宮栄吉 役:元木聖也 井尾谷諒 役:熊沢学
パズルライダー
パズルライダー監督:伊藤玄紀 パズルライダー:山口拳生、若林佑太/一瀬悠 河野智平
■チケット価格
・プレミアムチケット(限定グッズ付き)1階席:¥12,000(税込/全席指定)
・プレミアムチケット(限定グッズ付き)2階センターブロック前方席:¥12,000(税込/全席指
定)
・一般:¥9,800(税込/全席指定)
※プレミアムチケット購入者特典として、劇場にて、キャスト17名のキャラクタービジュアルを使用した
【封入台紙付き2Lブロマイド(全1種/1枚)※非売品】をプレゼントいたします。
※プレミアムチケットの座席は公式HPをご確認ください。
・ローソンチケット:https://l-tike.com/pedal-s/