ジュリア・ロバーツにとって出世作となった映画『プリティ・ウーマン』のミュージカル版が日本で初めて上演されている。(新国立劇場 オペラハウス公演は終了。9月18日(水)~9月23日(月)TACHIKAWA STAGE GARDEN 立川ステージガーデンにて上演)
このミュージカル版は、2018年に初演。ニューヨーク・ブロードウェイとロンドン・ウエストエンドで上演され、「(Everything I Do) I Do It for You」「Have You Ever Really Loved a Woman?」といった大ヒット曲を生んだシンガーソングライター、ブライアン・アダムスが、長年自曲を共に作ってきたジム・ヴァランスと共同で作詞・作曲を担当。
ミュージカル初演版の演出と振付を、ミュージカル『キンキーブーツ』の演出と振付でも名高いジェリー・ミッチェルが手がけている。
新国立劇場 オペラハウスでの通し稽古を観た。
オープニングの1音からジェリー・ミッチェルを感じる。オープニングからノリの良さとダンスエネルギーがさく裂する。来日公演ならではの声量とハイトーンに圧倒された。これは生で体感するしかない!
敏腕実業家エドワードと娼婦のヴィヴィアンとの出会いから始まる、大人の恋物語だからこそ、ロマンチックにあふれた来日公演が楽しい!ヴィヴィアンがレディへと変わっていく様子は、現代版「マイフェアレディ」。大ヒット映画が、舞台の上に、ぎゅっと濃縮されて眼前に広がる感じを味わってほしい。
<STORY>
舞台は1990年代、ロサンゼルス。ニューヨークから出張中の敏腕実業家エドワードは、ひょんなことから娼婦のヴィヴィアンとハリウッドの街角で出会い、彼女と一夜を共にする。離婚歴あり、恋人とも別れたばかりのエドワードは金銭が行動原理の主軸にある男。大きな企業買収を前にビジネス・ディナーに同伴する女性が必要となり、ヴィヴィアンと一週間の契約を結ぶ。だが、男性に金で買われる生活に自尊心をすり減らしてはいるものの、知性の片鱗と無邪気で屈託のない魅力を見せるヴィヴィアンに、エドワードは次第に心ひかれる。ヴィヴィアンも、紳士的で自分の知らない世界を教えてくれるエドワードに心を寄せていき――。二人の恋の行方は?
立飛グループ創立100周年記念事業PRESENTS
ブロードウェイ・ミュージカル 『プリティ・ウーマン』
<初来日公演>
新国立劇場 オペラパレス:2024年9月11日(水)~9月16日(月)(公演終了)
立川ステージガーデン:2024年9月18日(水)~9月23日(月)TACHIKAWA STAGE GARDEN
公式ホームページ http://prettywomanjapan.jp