松崎史也(演出)&小沢道成(脚本)が初タッグを組み、阿部顕嵐がプロデューサーとして参加して生まれる、ダークファンタジーミュージカル『東洋空想世界(オリエンタルファンタジー)「blue egoist」』を2024年11月17日(日)に東京・THEATER MILANO-Zaにて開幕。初日に先立ちゲネプロと取材会が行われた。
出演は阿部顕嵐 七海ひろき 立石俊樹 福澤侑 高橋怜也 後藤大。
12月1日(日)まで東京・THEATER MILANO-Zaにて、12月6日(金)~12月8日(日):大阪・オリックス劇場にて上演。初日17日公演のライブ配信については見逃し配信あり。BLU-ray発売も決定している。
松崎史也 高橋怜也 立石俊樹 阿部顕嵐 七海ひろき 福澤侑 後藤大
事前には内容を一切明かさずに初日を迎えた本作。松崎の取材会での言葉通り、ナマならではのサプライズに満ちた公演となっていた。出演者のエネルギーが爆発するパフォーマンスに圧倒された開幕から、謎解きやサスペンス要素も感じるストーリー展開に物語の進展から目が離せない。ファンタジーでありながら、現実に潜む刃を滑り込ませて、胸に迫る物語となっていた。
【取材会】
松崎:徹底的に内容について語ることを避けてきたので、今現在も多分役者たちは、どこまで話していいのか(と迷っているだろう)。というか、そもそも話すことよりも 上演する、演じるということで伝えるための作品としてここまで来ているので、 言葉で語ることがどうしてもヤボなところはあるんですけれども、それも含めてそもそもの出発点が、「演劇の新しい価値を広げる」「劇場でしか見られないものっていうのはこういうものだと作る」という出発点にあった。華があって、今を旬として生きる6人と、いろんな作品を、ここ数年共に作ってきた、自分たちの感覚としては最先端の技術を持ってるスタッフたちと、今作った演劇がこれですと、はっきりと確信を持って言えるようになりました。なので、とにかく劇場で観てほしい。観たことがないものを見られる場所なんだ、劇場というのは、演劇というのはそういうところなんだと、この作品の魅力として皆さんにお伝えします。
阿部:ついにお客さんに、皆さんに見てもらえる。 今、その気持ちの一心ですね。本読み自体も半年前ぐらいから始まっていたので、 かなり長い準備期間をかけて作ってきたと考えると、もう今日が待ち遠しかったですし、ついにこの時が来てしまったなと今は思ってます。
僕たち7人も携わってくれるたくさんのスタッフさん 全員シ針の穴を通すような繊細な作業が詰まってる作品なんですよ。観終わった後にもう一度時計の針を戻して 見てみたいなと思えるような作品だと思うので、なので、劇場に直接足を運んで見に来てくださっていることが1番嬉しいです。
(プロデューサーとして大切にしたことは?)いつも通りですけれど、僕的には。だけど、このプロデューサーという役割をいただいて何よりも大切にしていたことは、全員とコミュニケーションをいつもよりも多く取るということを意識しつつ、大事なところはぶれないこと。自分がやりたいと思ったこととか、そこを見せたいところはぶれないのを意識しましたね。ぶれると、みんながそこに混乱してしまうので。
七海:皆さんと作り上げてきたこの作品の世界観を早く お客さんに見てほしいと思います。そして、そのお客さんたちがこの作品を見た時に一体どういう感情が生まれてくるのか、どういう感情を抱くのかを楽しみにしたいなと思っています。
ストーリー、演出、そしてこの6人のパフォーマンス、セリフの全てに いろんなメッセージが込められている作品だと思います。そして、1回目に見た時と2回目に見た時と、また気持ちが、感想が変わる作品ではないかと思うので、ぜひ何度でもこの世界に浸りに来てください。
立石:僕も本当に前向きな気持ちでいっぱいなんです。1人1人それぞれが役で挑戦することが多くて、 その1つ1つが稽古を通して本番に向けてブラッシュアップされていってるのを見ていたので、僕自身も ようやくお客さんにこの世界を届けられるという幸せが1番にあります。これから本番の日々が、どういう日々になっていくのか、とても楽しんでいきたいです。
福澤:この6人で、6人しか出せないいろいろパワーを自信持って皆様にお届けできればと思うので、楽しみにしてほしいと思います。
(REXとして振付を担当して)史也さんの演出や小沢さんの脚本が、作る色ややりたいものを自分なりにしっかりと組んで、その上でこの6人でしか見せられない1人の個性を爆発させ、しっかりお届けできるように心がけています。
高橋:この6人っていう、かなり僕としては初めての少ない人数で、ものすごいパワーが出せる人が揃ってると思うので、そのパワーを存分に今日、そしてこれから見に来てくれるお客さんに全てを見つけて、とう楽しみ、どんな感想を持たれるのか、すごい楽しみです。
後藤:本当に芸術性の高い6人が集まって、いろんな挑戦がありましたが、お客様に全てのものを見つけて、お客様それぞれが違った捉え方をしてくれる作品だと思うので、お客様の声が今から本当に楽しみで仕方ありません。
1人1人が本当に演者だけではなく、クリエイターとしてこの作品に携わっていて、中でも今回はパペットを初めて使わせてもらうのですけども、演じることは舞台上で全てのものに命を宿さなければならない仕事なので、 パペットを通してまた新たな自分たちの表現できるように、心がけていきたいと思っています。
松崎:徹底的に内容について語ることを避けてきたので、今現在も多分役者たちは、どこまで話していいのか(と迷っているだろう)。というか、そもそも話すことよりも 上演する、演じるということで伝えるための作品としてここまで来ているので、 言葉で語ることがどうしてもヤボなところはあるんですけれども、それも含めてそもそもの出発点が、「演劇の新しい価値を広げる」「劇場でしか見られないものっていうのはこういうものだと作る」という出発点にあったので、花があって、自我があって、今を旬として生きる6人と、今までいろんな作品を、特にここ数年共に、うん、自分たちの感覚としては最先端で作ってきた演劇の技術を持ってるスタッフたちと、今作った演劇がこれですと、はっきりと確信を持って言えるようになりました。なので、とにかく劇場で見てほしい。見たことないものを見られる場所なんだ、劇場というのは、演劇というのはそういうところなんだと、この作品の魅力として皆さんにお伝えします。
東洋空想世界(オリエンタルファンタジー)「blue egoist」
【公演日程・劇場】
<東京公演>2024年11月17日(日)~12月1日(日) THEATER MILANO-Za
<大阪公演>2024年12月6日(金)~12月8日(日) オリックス劇場
【演出】松崎史也
【脚本】小沢道成
【音楽】和田俊輔
【振付】 REX
【プロデューサー】阿部顕嵐
【主題歌】「blue egoist」
作詞:YU-G
作曲:SHIBU、YU-G
編曲:SHIBU
【出演】阿部顕嵐 七海ひろき 立石俊樹 福澤侑 高橋怜也 後藤大
■SPECIAL CURTAIN CALL
動画や写真撮影、SNSの投稿もOK!該当回ごとに内容が異なる特別なカーテンコールを実施。
■blue egoist -CREATERACTIVE
公演終了後、豪華クリエイター陣と出演キャストによる作品のクリエイティブに迫った制作裏話をお
届け。
■FC会員限定公演
出演者のファンクラブ会員のみを対象とした限定公演を開催。限定公演だけのカーテンコールの実施
や公演ビジュアルを使用したポストカードをプレゼント
公式HP:https://blueegoist.com/
©︎「blue egoist」製作委員会