2⽉6⽇よりTHEATER MILANO-Zaにて、舞台『どうせ、恋してしまうんだ。』が幕を開けた。初日に先立ち、ゲネプロ取材会が行われた。
本作は、満井春⾹による同名⼤⼈気⻘春漫画を原作に「AmBitious」のメンバーとして活躍する永岡蓮王(⽻沢輝⽉役)・浦陸⽃(柏⽊深役)・⼤内リオン(和泉藍役)・吉川太郎(星川周吾役)の4⼈が幼馴染役として主演し、ヒロイン・⻄野⽔帆役には、井頭愛海を迎える。感染症に苦しむ時世を背景に、ヒロインをめぐる恋愛物語が描かれる。観客参加型の演出や、原作者の手による歌詞での楽曲でのダンスシーンなど、楽しい演出も詰め込んで、東京公演は2月16日までTHEATER MILANO-Zaにて、2⽉19⽇から25日にはCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、上演される。
【ゲネプロ】
【取材会】
永岡:僕自身初めてこういう舞台に挑戦させていただきます。キャストの方が18人いるということで、心強い味方がいるなという気持ちで、お兄ちゃんお姉ちゃんたちには見守ってもらいながら千秋楽まで駆け抜けたいと思います。
浦:役で髪の毛を染めました。髪の色と同じ、まっさらな気持ちで真摯に向き合って居たいと思います。
大内:稽古やとゲネプロを通して、演技がすごく大好きだなと感じています。楽しんでいたので、藍もあいしていますし、このまま藍を奮い立たせて、千秋楽まで突き進んでいきたいと思います。
吉川:ここまで4人で真剣に話し合って、切磋琢磨して徹底的にやるのは、僕的にはちょっと初めてだったので、次から本番ですけれど、みなさん、楽しみにしておいてください。頑張ってます。
井頭:今まで1ヶ月間みんなで稽古をしてきて、それぞれすごく悩んで、キャラクターと1人ずつが向き合って突き詰めた作品になっていると思います。みんなでキャラクターをどうしようかとたくさん話し合って、今すごくいい作品になっているんじゃないかなと思うので、皆さんに見ていただけるのが楽しみです。
―座長的存在は誰ですか?
永岡:AmBitiousでいる時も、僕的には浦くんがしっかりしている側なので、僕たちをまとめたりしてくれていたのは浦かなという感じです。
大内:役にもぴったりだし。
永岡:生徒会長役だし
浦:引っ張れているように見えたなら幸いでございます。
永岡:では浦くんでいい?!
浦:そう言っていただけたのなら、やっぱり自分たちで作り上げていくものですから、27公演、しっかり引っ張って、一緒に頑張っていけたらなと思います。
―4人一緒で心強いものですか?
永岡:うん。
浦:特に舞台が初めてだとね。
永岡:舞台初めてで、もしこれ僕1人でやってたらって考えると、結構危ないです。
浦:危ない?!
永岡:緊張で溶け込むのが…。やっぱりみんながいたから、キャストのみなさんに溶け込むのが早かったんだなと。
吉川:危なかったなあ。みんなで渡れば怖くない。
大内:すごく熱心に僕たちと演出チームが向き合ってくださって、アドバイスとかも周りのキャストさんたちがくれたのでね。これからの27公演は、僕たち主演4人と、全員18人で、千秋楽までいい作品にできるように頑張っていきたいと思います。
―井頭さんは5人幼馴染でヒロイン役ですが、注目していただきたいポイントは?
井頭:素敵な幼馴染、ただの幼馴染じゃなくて、みんなそれぞれ内に秘めてる感情や、幼馴染みの関係性がどうなっていくのか、楽しいシーンもあるのですがみんなでいる時の空気も、どうなっちゃうんだろうとドキドキしながらご覧いただけたらなと思っています。
―満井春香先生が書き下ろしてくださったオリジナル曲を使ってのダンスシーンがありますが、注目ポイントは?
浦:正直全部なんですけど、なんか歌詞の情景が、この舞台の世界観がマッチしすぎていて、踊っていて海が見えますよ。本当に目に浮かぶように想像しやすい曲だと思うので、そこにみなさんも感情を乗せて、楽しく聞いていただけたらと思います。
吉川:オレは空が見える。(笑)
―役柄と自分との共通点は?
吉川:眼鏡をかけているところ。一回自前の眼鏡で出たら
永岡:目が悪いから、自前の眼鏡をかけたら目が点みたいになるほど度が強すぎて
吉川:牛乳瓶の底みたいな眼鏡(レンズ)で。 あとは癖毛。
永岡:「いろんな人と恋愛するんだ」(という台詞)は?
吉川:それは一番違う。(笑)でも、普通に話したり、何かやったりすると「周吾ぽいな」と言われるのは何?
浦:雰囲気は確かに周吾に似ていて、何するにもドンと構えて(両手をひろげて)こうする感じが普段から出てる分、やっぱ周吾ぽいかもしれない。僕は生徒会長(役)で、そういう優等生みたいなところは似ているかなと。
永岡:ホントに頭いい。
浦:初めて金髪にして、朝起きたらびっくりする。まだ慣れない。
大内:僕も髪の毛を染めたのですけど、「これ、誰だろう」と思って。「あ、俺、染めてたんだ」と。
永岡:僕はグループの中でも、一番の後輩、弟だったので、その末っ子っぽい感じは似てるのかなと思っています。(似てる、似てるの声あり)
大内:僕は高身長とモデルタイプというところ(が似ている)。181cmあるので。
永岡:そのインフルエンサーみたいな感じが(藍)ぽい。
大内:この役がすごく気に入っています。
井頭:私も抜けているところがあるので、ポンコツぽい感じと、勉強も嫌いなので、そこは共感できるポイントだと思います。ダンス練習では、ポンコツな踊りをしてくださいと言われてやっていたんですが、演出の三木さんに「それはやりすぎ」と言われて。浦くんが笑いをこらえるのが大変そうでした。
浦:目の端にチラチラ映ってるのがツボで、結構我慢していました。
井頭:笑わそうとする自分もいて、それはダメだと思いながらも。
永岡:浦君は笑ってしまっているシーンがいくつかあるよね。
浦:確かに、通し稽古でも何回があった。
―最後にこの公演を楽しみにしている方へメッセージを。
永岡:この舞台の1つの大きい題材のひとつに感染症が入っていて、僕たちも少なからず感染症に苦しめられ、制限されてしまったことがあったんですけど、この舞台を見て、こんな時もあったなとか、これからほんと頑張ろうと思っていただけたら、この舞台をやってる意味があるのかなと思います。ぜひキュンキュンもしていただきたいんですけど、やっぱ前向きな気持ちになって帰っていただけたら幸いでございです。
よろしくお願いします。
舞台『どうせ、恋してしまうんだ。』
東京:THEATER MILANO-Za 2025年2月6日(木)~16日(日)
大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール 2025年2月19日(水)~25日(火)原作:満井春香「どうせ、恋してしまうんだ。」(講談社「なかよし」連載)
演出:三木康一郎
脚本:保木本佳子
キャスト:
永岡蓮王(AmBitious) 浦陸斗(AmBitious) 大内リオン(AmBitious) 吉川太郎(AmBitious)
井頭愛海
石河侑悟
井上望 狩野朝友海 川瀬莉子 小松育海 白河ななみ 長山琴架 丸山真矢
青地洋 森下ひさえ
瀬戸利樹
公式サイト:https://www.ktv.jp/event/koishima/