Open Close

加藤シゲアキ主演舞台 パルコ・プロデュース2025「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」開幕!

IMG_0057s2

4月7日(月)に、加藤シゲアキ主演舞台 パルコ・プロデュース2025「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」が東京・PARCO劇場にて開幕した。初日を控えて、プレスコールと開幕前会見が行われた。
本公演は、30日(水)まで東京・PARCO劇場にて、その後大阪・福岡・愛知にて上演される。

IMG_0394s2

瀧七海 安蘭けい 加藤シゲアキ 村田雄浩 マキノノゾミ

本作は、世界でもっとも上演されている戯曲と言われる『シラノ・ド・ベルジュラック』の誕生秘話を、映画監督としても活躍するフランスの若手劇作家・演出家アレクシス・ミシャリクがドタバタ幕内コメディとして描き、2016年にパリで上演した舞台。日本では2023年に新国立劇場にて、マキノノゾミ演出、加藤シゲアキ主演で初演されたの続き、今回が2回目の上演。

加藤シゲアキが演じるのは、“書けない”劇作家エドモン・ロスタン。初演に続き演出をマキノノゾミが演出を担い、新たなキャストとして、村田雄浩、瀧七海、阿岐之将一、堀部圭亮の4名を迎え、細田善彦、福田転球、三上市朗、土屋佑壱、枝元萌、佐藤みゆき、安蘭けいが初演から続投する。

IMG_0151s2

2年も書けないエドモン。だが必死になって、彼は偉大な喜劇王コクランに、新作劇・しかも英雄的なコメディ詩劇を書くことを約束してしまう・・・・。ところが、まったく書けない・・・。

さらにエドモンには次々難題が降りかかる。

IMG_0157s2

大女優の気まぐれ、スポンサーの要求、妻の嫉妬、親友の恋愛・・・。

IMG_0281

彼の周りのすべてを巻き込んで、エドモンは一世一代の新作劇に取り組むが・・・

IMG_0342s2今のところ、決まっているのは、鼻の大きい詩人のコメディということと、タイトルだけ。
タイトルは・・・・・ そう「シラノ・ド・ベルジュラック」!!!

IMG_0249s2

IMG_0232s2

次々と降りかかる無理難題を乗り越えて、無事に公演ができるのか⁈
総勢12人のキャップで約50役を演じ分ける。そのスピード感、役者の演じ分けも見どころとなる。

IMG_0226s2

IMG_0335s2

IMG_0199s2

【取材会】

 

IMG_0525s2

加藤:2年前に1度やっておりまして、その時も本当に内容さながらのバタバタだったので、ドタバタをまたやろうかという楽しさと不安が同時に押し寄せてます。昨日ゲネプロでしたけど、やっぱりドタバタで、このドタバタの勢いが逆に面白くお客さんに伝わるんじゃないかと楽しみになってきてます。
基本的には、前回と7割くらい同じキャストのチームなので、久しぶりという同窓会の空気から始まり、そこに新しい転校生を暖かく「地獄へようこそ」と迎える感じの空気が最初からあったので、稽古期間を最初から割と仲良くなりました。七海さんは初めての舞台なので、最初はサポートするつもりでいましたが、すごく成長していく姿にみんなが引っ張られていくこともたくさんあったので、いいカンパニーですね。年齢差はありますが、割と仲良くご飯に行ったりして。稽古場休みの前日になると、集まって慰め合うという時間がありました。
(作品を書くことについて)僕は書けないことはないので。(天才だったのですねと言われて)そういいたいのですけど、僕は自分のペースで書いているから(書けないことがない)ですけど。ただ1個、締め切りが近いものもあって、稽古しながら書いています。書けないというよりも、ホントに時間が無いと思う。稽古場でマキノさんが、次の作品の準備をされているのを見てると、すごく気持ちが分かります。3人ともエドモン状態になっている。どう乗り越えるか。やるしかないですよね。

IMG_0531s2

村田:私は今回が初参加で、最初の顔合わせのときに、演出のノゾミさんはじめ、加藤君みんなに「地獄へ、ようこそ」と言われました。確かにすごい台本だと思ったので。最初に見たときには、映画の台本じゃないかと思うぐらいテンポが速いし、シーンが短くてポンポン進んでいくので、どうやってやるのかと思って映像を見たら、ステージでちゃんとできていた。本当に面白いだろうなという感じはしていました。でも地獄です。(笑)

IMG_0477

瀧:私も初舞台ということもあって、稽古前はやっぱお芝居や転換もちゃんと動けるかなと、不安でいっぱいだったんですけど、向き合ってきた稽古期間という時間があるので、自信に繋がってます。本番は共演者の皆さんと思いっきり楽しみたいです。

IMG_0521s2

安蘭:2年ぶりに稽古して、初めは覚えているかなと取り組んだのですが、意外と覚えていて。細胞に入っていたのか、動いてみると「そうだった」みたいなことがあったりして、それも不思議だなと。加藤くんはセリフとか、すごくよく覚えていました。

IMG_0452s2

マキノ:出演者の地獄は、お客様の天国。エドモンがひどい目に合えば合うほど面白いという仕掛けの芝居なので。あとは、手作り感というか、アナログの魅力だと思うんです。だから映画のシナリオのような台本なんですけど、映画と違うのは、2時間生で、しかも「そんな転換無理だろう」というようなのを人間の力でやる。そういう魅力に詰まった、珍しいタイプのコメディーですので、体力勝負ではありますが、ぜひ観に来ていただきたいと思います。

パルコ・プロデュース2025 「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」
作:アレクシス・ミシャリク
上演台本・演出 :マキノノゾミ
出演 :
加藤シゲアキ
村田雄浩 瀧七海 細田善彦
福田転球 三上市朗 土屋佑壱 枝元萌 佐藤みゆき 阿岐之将一
堀部圭亮 安蘭けい
公式サイト https://stage.parco.jp/program/edmond2025/

東京公演 :2025 年4月7日(月)~30日(水) PARCO劇場
大阪公演:2025 年5月9日(金) 15:00 | 10日(土) 12:00/17:00 東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
福岡公演:2025 年5月17日(土) 13:00/18:00 | 18日(日) 13:00  福岡市民ホール 大ホール
愛知公演:2025 年5月24日(土) 12:00/17:00 豊田市民文化会館 大ホール