劇団Patch『JOURNEY-浪花忍法帖-』稽古場から熱いコメントをお届け!　松井勇歩　納谷健

in Report(STAGE/MUSICAL), STAGE/MUSICAL · 2017/09/23

Tags: ■『JOURNEY-浪花忍法帖-』, 劇団Patch, 松井勇歩, 納谷健

この秋念願の東京初進出を果たす関西随一の集客力を誇る劇団Patch。
その東京進出第一作は、劇団史上、圧倒的殺陣量でお送りする、忍ジャーニーエンターテインメント『JOURNEY-浪花忍法帖-』！！
忍びたちが舞台狭しと縦横無人に駆け回る旅物語を、「霧ver.」と「虹ver.」、二つのキャストパターンで役替わり上演する。

今は稽古、真っ最中。その稽古場から、今回ご登場願うのは、東京でもさまざまな公演に出演。活躍めざましい劇団Patch団員の松井勇歩と納谷健。

2人の熱い意気込みをお届けする。

　松井勇歩

――Q1. 「JOURNEY-浪花忍法帖-」の見どころを教えてください。
納谷「作品として、２つのバージョンが楽しめるところ、ですね。「霧ver.」と、「虹ver.」。ストーリーは同じでも全体の印象として全く違う色になりそうな予感があり、稽古の中でもそれを良さとしてより違う方向へ持って行けたらと思っています。あとは殺陣。一言でいうと、みんな大暴れしています。できることを余すことなく、表現に昇華させてぶつけている感じが切磋琢磨してるなぁ…って、焦りを覚えるほどです」
松井「そうですね、笑いあり涙あり殺陣ありダンスありそしてWキャストありと盛りだくさんなので、全てがみどころと言いたいところですが……、一つあげるとしたら“笑い”ですね」

――Q2. 本作は劇団Patch初のダブルキャストということですが、難しさなどはありますか。
松井「単純に覚えることが２倍というのももちろんなんですけど、健とはまず体格が違いすぎるので僕ら二人もそうですが僕らと殺陣で関わる周りのメンバーも大変やと思います。でもだからこそ、「霧ver.」と「虹ver.」全然違っておもろいもんになるんだと思います」
納谷「ダブルキャストという面では特に難しさは感じませんが、逆に自分にしかできないお芝居を追求できるなと感じました。２つの役を演じるという面ではシンプルに覚える量には苦戦していると思います。ストーリーは１つなので覚えてしまえば筋はなぞれますが、２つの人生を歩むので先に心情や動機を辿って覚えるようにしていますが、1日の時間が足りない。(笑) 時間と集中力が無限に欲しいです！」

――Q3. 劇団Patchとして初めての脚本・演出(我孫子令氏)ということですが、稽古をしてみて感じることを教えてください。
松井「とても陽気なおっさんです。(笑) メンバーみんな懐いてますね。稽古ではすごく真摯にぼくたちの話を聞いてくれはるんです。同じ目線に立って一緒に作品を作り上げてくださる。
「JOURNEY」は令さんじゃないと作れなかったし、令さんとだからこそまだまだ「JOURNEY」をおもろくできると思います。すごく信頼しています」
納谷「稽古に入って少し会話して演出を受けた時点で、信頼して付いて行こうと思えました。脚本もシンプルな印象だけど複雑でドラマ性があり登場人物が魅力的。この世界観、令さんと手を取ってもっと拡げて行けたらと思います」

納谷健

――Q4 最後に意気込みメッセージを！
納谷「僕たち劇団Patchが東京進出、そしてPatchの新しいスタートとして踏み出したvol.11。この公演がまだスタートに過ぎず、勢いに乗ってより長く遠い旅をできるように、たくさんの挑戦も込めた作品です。そんな僕らの門出の『JOURNEY』を観ていただき、まだ先の旅のワクワクを共に持っていただけたらと思います！」
松井「今回はWキャスト、そして初の東京公演。劇団Patch史上最高公演数と、僕たち自身、経験したことのないものに挑戦しています。でも僕たちがこうして一つ一つ新しい事に挑戦させて頂けるのは、いつも応援し支えてくださる皆様のおかげです。全てを背負わせて頂きます。「JOURNEY」を、劇団Patchの名を、全国に轟かせてやります。劇場でお待ちしております!」
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