2018年3月29日(木)から4月8日(日)まで東京グローブ座を皮切りに、2018年4月13日(金)~15日(日)までウインクあいち、4月17日(火)~22日(日)まで兵庫県立芸術文化センターにてタクフェス春のコメディ祭!「笑う巨塔」を上演する。演劇界で大きな話題を呼んだ作品の、まさにファン待望の再演となる。1月11日(木)にその製作発表が行われた。
この作品は、2003年に劇団・東京セレソンデラックスによるシチュエーションコメディ「HUNGRY」として初演され、2012年には同作を「笑う巨塔」として再演。この作品を以て東京セレソンデラックスが12年の歴史に幕を下ろした。「セレソン最後の作品がまさかのコメディ作品!?」と演劇界では大きな話題を呼んだ作品で、6年の時を経て、満を持しての再演となる。
出演には、作・演出の宅間孝行を筆頭に、本格コメディに挑戦する篠田麻里子、なんと25年ぶりの舞台出演という片岡鶴太郎のほか、ヒーローもので人気を博し、映像・舞台などで人気急上昇中の松本享恭、昨今、女優としての活躍めざましい鳥居みゆき、実力派の俳優の石井愃一、梅垣義明、かとうかず子など、多彩なメンバーが揃った。
梅垣義明 鳥居みゆき かとうかず子 石井愃一
篠田麻里子 宅間孝行 片岡鶴太郎 松本享恭
◆宅間孝行
「笑う巨塔」は、6年前に上演した作品の再演なのですが、今回もとても濃くて、アクの強いメンバーに揃っていただいたので・・・稽古が心配です(笑)。今回(片岡)鶴太郎さんに演じていただく役は、「男女七人夏物語」で鶴太郎さんが演じていた”貞九郎”をイメージしていて、2003年の初演の時も鳶の親方役の俳優さんに「鶴太郎さんの貞九郎みたいな感じで」とお願いしました。今回その“本物”の鶴太郎さんに演じてもらえて嬉しいです。
◆篠田麻里子
私は、昨年の「ひみつ」で初めて宅間さんの作品を観た新参者なのですが、とても感情が揺れ動いて観ているお客様も一緒に舞台を創っているような感覚になれるところがすごいなと思いました。こんなに豪華な皆さんとご一緒できるので皆さんに転がしていただきたいです(笑)。本格的なコメディ作品に挑戦するのは初めてなので、一生懸命演じて笑っていただけるように頑張ります。
◆松本享恭
宅間さんの舞台を生で観たのは「ひみつ」が初めてだったのですが、お客様が「笑いながら泣いている」ことに驚きました。ベテランの皆さんとご一緒するのはとても緊張しますが、23歳という若さを武器に、全力でこの状況を楽しみたいと思います。コメディは初なので、宅間さんに引き出してもらいたいと思っています。
◆石井愃一
2012年の再演に引き続き、代議士の浜村という役で出演いたします。役者が変われば作品の印象もガラッと変わるので、新たな気持ちで望みたいと思います。宅間さんの作品の魅力は、笑いに徹する作品と、胸キュンの2通りの作品があるところだと思います。「笑う巨塔」は胸キュンもあるけど笑いの多い作品です。コメディは、一生懸命演じて笑ってもらうのが一番いいので、みんなと一生懸命やりたいと思います。
◆梅垣義明
宅間さんには、うち(ワハハ本舗)の柴田理恵が何度もお世話になっていて、稽古場が厳しいという話はよく聞いています(笑)。仕事柄いろいろな作品を観に行きますが、中にはつまらない作品もある。だけど、宅間さんの作品は心をつかまれる作品が多くて、舞台をやる仲間として「うまく客をだましてるな、ちくしょう!」と思ってます(笑)。
◆かとうかず子
私は、劇団EXILEの「歌姫」、宅間さん演出の「歌姫」に続いて宅間さん作品に参加させていただきます。鶴太郎さんとは映像作品でも夫婦役を演じたことがあるのですが、今回は舞台で夫婦役なので楽しみです。稽古場での宅間さんは怖いというイメージがあると思いますが、実際はそんなことないんですよ(笑) 今回のカーテンコールのダンスにもドキドキしているのですが、また宅間さんにしごかれながら、一生懸命頑張りたいと思います。
◆鳥居みゆき
看護師長の役で出演するのですが、前回は松本明子さんがやってらしたテンションの高い役なので、自分にできるかどうか・・・普段はテンションが低いもので・・・(笑)。宅間さんの作品は、「ひみつ」で初めて観た時に思ったことに、客層が「笑点」くらい高かったのですが、笑いはそこに合わせにいっていないのがすごいな、と思いました。(宅間さんが鳥居さんのテンションの高さに、稽古大丈夫かな?とおっしゃったことを受けて) 私、大人なので大丈夫です!
◆片岡鶴太郎
絵を描き始めてから、舞台に出ることがなくなっていたのですが、気づいたら25年も空いてしまってました。飲み友達の宅間さんからまさか声をかけてもらえるとは・・・と思いましたが、そろそろやりたいな~と思っていたところだったので、乗るしかないなとお受けしました。宅間さんの作品は10年位前から観ていますが、ノスタルジックな下町のイメージ、言葉づかいは悪くても登場人物はとても魅力的で、下町で寅さんを観て育った宅間さんのバックボーンをすごく感じますし、自分も同じなのでよく分かります。ファンなので、同じ舞台の上で一緒に表現できるのがとても嬉しいです。
タクフェス 春のコメディ祭り! 「笑う巨塔」
作・演出 宅間孝行
出演 宅間孝行 篠田麻里子 松本享恭 / 石井愃一 梅垣義明 /
佐藤祐基 越村友一 布川隼汰 堀川絵美 椰野里佳子 想乃 豊泉志織 渡辺碧斗 /
かとうかず子 鳥居みゆき / 片岡鶴太郎
公式HP http://takufes.jp/kyotou/
公式Twitter @TAKU_FES_JAPAN
公式Facebook @takufes
東京公演
公演日程 2018年3月29日(木)~4月8日(日)
会場 東京グローブ座
料金 S席 8,000円 / A席 6,000円 / B席 5,000円(全席指定・税込)
チケット一般発売 2018年1月13日(土) 午前10時
お問合せ サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00~18:00)
愛知公演
公演日程 2018年4月13日(金)~4月15日(日)
会場 ウインクあいち 大ホール
料金 8,000円(全席指定・税込)
チケット一般発売 2018年1月13日(土) 午前10時
お問合せ 東海テレビ放送 事業部 052-954-1107(平日10:00~18:00)
兵庫公演
公演日程 2018年4月17日(火)~4月22日(日)
会場 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
料金 8,000円(全席指定・税込)
チケット一般発売 2018年1月13日(土) 午前10時
お問合せ 芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00~17:00 月曜休み ※祝日の場合翌日)
愛媛公演
公演日程 2018年4月24日(火)
会場 ひめぎんホール サブホール
料金 S席 7,800円(1F) / A席 5,800円(2F)(全席指定・税込)
チケット一般発売 2018年1月13日(土)
お問合せ テレビ愛媛 事業部 089-933-0322(平日9:30~17:00)