名作「時をかける少女」(筒井康隆 著)の続編「続・時をかける少女」の初舞台化が、2月7日(水)に開幕。
主演・上白石萌歌と戸塚純貴、健太郎、新内眞衣(乃木坂48)が囲み取材に登壇、ゲネプロを公開した。
【囲み会見】
上田 誠 新内眞衣(乃木坂48) 戸塚純貴 上白石萌歌 健太郎 MEGUMI
原作は幾度もテレビドラマ化・映像化され、世代を超えて愛されてきた青春SF小説『時をかける少女』(筒井康隆 著)の続編を筒井氏公認のもと、脚本家・石山透氏が創作したもの。今回は、上田 誠(ヨーロッパ企画)が脚本・演出を手掛けた。
主演は第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリでデビューを果たし、2017年ミュージカル「魔女の宅急便」で主演を務めた上白石萌歌(和子役)。戸塚純貴がタイムトラベラーのケン・ソゴル役を、健太郎が和子の幼馴染・吾郎役を演じる。
多くの役で変身するのは、新内眞衣(乃木坂48)とMEGUMI。
新内から「通し稽古をやると、4~5ページもダメだしを書いて細かく詰めてくださった」と言われた上田の演出。上白石は「まず即興劇(エチュード)から作る作業をして新鮮でした。セリフ通りでは無い自分の言葉で出すことで納得して稽古ができた」 MEGUMIは「コメディだが『ひとこと言うために、この本を1冊読んでください』と上田さんから。深みを求めていらした」
この作品が初舞台となる健太郎と新内。「舞台用語が分からなくて・・・(笑)。でも1から丁寧に教えて頂き助かりました」と健太郎。
新内は「乃木坂メンバーも優しくて暖かい環境にいたけれど、皆さんも優しくて、これから外に行くのが不安で不安でしょうがない」といい環境で稽古できたようだ。
最後に上白石が「お客様1人1人がタイムトラベラーになれるような作品になっているので、みんなさんと一緒に時をかけられたら良いなと思っています」
【ゲネプロ】
『時かけ』といえば理科準備室! 芳山和子(白石)と未来人ケン・ソゴル(戸塚)の別れのから物語は始まる・・・
幼馴染の吾郎(健太郎)は和子をさりげなく気遣う。
平穏な暮らしを送る和子に、ソゴルたちが行方不明の仲間の捜索をむりやり依頼する。
捜索のため、和子は1996年、1990年、そしてその先へとタイムスリップ。その時代ならではの景色に出会う
たとえば、シノラー(新内)や
コギャル(MEGUMI)やカラーギャング
おやじギャル(新内)など 時代を表す演出がふんだんに登場。
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健太郎の見事なボールさばきも見どころのひとつ?!
さて、和子は行方不明のタイムトラベラーを全員、連れ帰ることができるのか。
舞台の上で繰り返されるタイムスリップ、その時代時代を楽しんで欲しい。公演は2月14日(水)まで。
舞台「続・時をかける少女」作品概要
■公演名 オールナイトニッポン50周年記念公演 「続・時をかける少女」
■開催日時 2018年2月7日(水)〜2月14日(水) 計10公演予定
■会 場 東京グローブ座 東京都新宿区百人町3-1-2
■脚本・演出 上田 誠(ヨーロッパ企画)
■原 作 「続・時をかける少女」 [復刊ドットコム 著者:石山 透]
■出 演 上白石萌歌 戸塚純貴 健太郎 新内眞衣(乃木坂48)/MEGUMI ほか
■主 催 2018「続・時をかける少女」製作委員会(ニッポン放送/ぴあ/イープラス)